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新型コロナ「第10波」の特徴

2024-02-27 10:37:57 | 健康・医療
現在は新型コロナの感染者も増え、第10波になっているようです。インフルエンザもまた増加しているようで、やはり感染対策ができていないと言えそうです。

私も今月初めについに新型コロナに感染してしまいました。ほとんど風邪らしい症状はなかったのですが、明け方ベッドから落ち身体が全く動かなくなってしまいました。

救急車で市内の大きな病院に入院しましたが、間質性肺炎や細菌性肝炎となっており、かなり重篤な状況だったようです。医師に聞いたところでは、血中酸素飽和度が下がってしまうと、脳も酸素不足となり痛みや苦しみを感じなくなるようです。

かみさんは医師から人工呼吸器の装着の可能性もあると言われ、非常に焦っていたようです。幸いコロナ薬の点滴や酸素吸入によって、比較的早く酸素飽和度も回復しましたので、10日間の入院でほぼ正常に戻ることができました。

今回のコロナ第10波は、何度も感染する人が多く2度目や3度目という患者も多いようです。年に2度感染した患者や、2,3か月ごとに再感染する患者もおり、ワクチン接種やコロナに罹患することで増強される感染・発症予防効果は短時間しか持たないようです。

第10波の典型的な症状は、熱やのどの痛み、せき、鼻水でこれまでと変わりませんが、全く無症状のケースも多いとしています。

JAMDAS(日本臨床実態調査)の新型コロナ感染者の推計によると、第10波は昨年12月から始まり、2月3日ごろにピークとなりました。

JAMDASのコロナ感染者数は、定点医療機関で新型コロナと診断されて患者の数を基にして全国の患者数を推定した推計値ですが、過去の例から実態をほぼ正確に表すことが判明しています。

今回の第10波の特徴のひとつが、重症化率の少なさです。私は重症化してしまいましたが、退院前医師から昔のコロナだったら回復はできなかっただろうと言われました。2021年夏の流行では、40、50代が重症化して死亡する例が続出しました。

現在は高齢者でも予防的観点から入院させているケースが多いとしています。コロナが流行しているからマスクをするとか、ちょっと具合が悪いから外に行かないなど、個人が臨機応変に判断して行動を変えることができれば問題はないようです。

私も退院して2週間が過ぎましたが、まだ何となく人込みには出たくない気がしています。当分マスクは手放せないのかもしれません。


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