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新型コロナ緊急事態宣言は本当に必要か

2021-07-20 10:21:08 | 時事
このところ新型コロナ感染者数が首都圏で増加しています。

当然東京をはじめとして、緊急事態宣言が発令されていますが、本当にこれが必要なのでしょうか。

もう何か月もまん延防止や宣言が出ていますので、その差もよくわかりませんし宣言慣れしてしまって効果が出るとは考えにくいような気がします。

政府の分科会の尾身会長も何度も談話を発表していますが、毎回ほぼ同じ内容であり、「感染拡大のスピードを少しでも抑えないといけない」としか言っていない気もします。

感染症の専門家は、ゼロコロナという完全に抑え込まないといけないという意見と、ウイズコロナというある程度の流行はやむを得ず、経済を優先させるべきという2つの意見があります。この点で政府の分科会などがゼロコロナのメンバーだけとなっていることが問題なのかもしれません。

東京オリンピックは色々な状況から、開催しなければいけない状況になっているものと思われます。そうであれば成功させ、盛り上げるためにも観客を入れてやるべきだと思っています。やはり観客の応援があってこそ、選手も実力以上のものが発揮できるのではないでしょうか。

まあどんなオリンピックになるのかも楽しみですが、無観客でどこまで盛り上がるのかがやや心配です。観客を入れれば人流が発生しある程度感染者が増える可能性はありますが、それは覚悟すべきことだと思っています。

まん延防止や宣言で具体的に規制しているのは、飲食店と酒の提供だけのような気がします。これが感染防止に本当に効果があるのかも疑問です。専門家から酒を伴う飲食により、感染のリスクが5倍上がるなどという報告があり、これを科学的根拠としているようです。

しかし宣言や措置が出ていない都市では、飲食店などは通常営業をしています(時短になっているところもあるでしょうが)。当然酒も提供されますし、それほど厳しい規制などないようです。そういった都市に感染者が増加しているという話は聞いたことがありません。

それなのになぜ酒提供の飲食店を諸悪の根源のように目の敵にするのでしょうか。

私は人流の増加が拡大要因ではないかと思っています。これを減らす具体的な方策はなく、宣言慣れしている人にとって人流抑制など人ごとになっているのではないでしょうか。

これを抑える唯一の方策が、感染者数の大幅な増加だと思っています。例えば東京都で2000人以上の感染者が出れば、これはまずいということで、外出を控えたりするのではないでしょうか。

そうすれば感染者数が減少し、ワクチン接種が広まるまで何とか乗り切れると思われます。つまり非常事態宣言は何の意味もないといえそうです。


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