昨日のジョコビッチーワウリンカ戦の決勝で、全仏オーオプンが終了しました。ジョコビッチの悲願である、全仏オープン優勝での「生涯グランドスラム」はまたもお預けになってしまいました。
ジョコビッチは本当に厳しいドローでした。このトップハーフを「死のドロー」と評した記事があったほどです。ジョコビッチは4回戦まで順当に勝ち上がりましたが、準々決勝に待ち受けていたのはナダルです。このカードは昨年の決勝と同じで、このときはナダルが勝ち9回目の優勝という偉業を達成しました。ただ今年はナダルの調子が完全ではなく、ジョコビッチやや有利という予想で試合が始まりました。いつものようにナダルはやや深く守り、ジョコビッチはエンドライン付近で攻めるといういつものパターンでしたが、今回はジョコビッチの攻めが勝ったという感じで、3-0でジョコビッチが勝ち上がりました。ここでジョコビッチの優勝の可能性が高まったと感じました。
準決勝は予想通りマレー戦となりました。やはりジョコビッチは1枚上手ですんなり2セットを取ったのですが、3セット目の途中で雷雨と日没でサスペンデットとなり翌日に持ち越されたのです。次の日女子の決勝の前に、この試合が再開されましたが、マレーが驚くほどよくなり、2セット連取しファイナルセットまで行ってしまいました。前の錦織もそうだったのですが、こういった中断後大きく変わるということは時々出るようです。流れから行くとマレーが勝つのでは、という感じだったのですが、ジョコビッチが底力をだし、4時間を超える試合を制し、決勝進出を決めました。
ボトムハーフからの勝ち上がりは、帝王フェデラーを破り、錦織を破ったツォンガに勝ったワウリンカとなりました。ジョコビッチ有利の予想で決勝戦が始まりましたが、ワウリンカが非常に素晴らしいのです。どちらが攻めてどちらが守るというのではなく、ラリーの中で攻守がすぐに変わり、どちらがセットを取るか全くわからない良い試合となりました。ワウリンカは30歳ですがもともとむらの多い選手で、昨年も全豪優勝を果たした次の試合は初戦敗退という良い時と悪い時が極端な選手で、今回は最も良い時のようです。1セットはジョコビッチがわずかなスキを突き取りましたが、2セット目は逆にワウリンカがスーパーショットで取りました。ストロークが得意なジョコビッチに対して、30本を超えるラリーの末ポイントを取るというのは素晴らしいことです。特に2-1となった4セット目はすごく、いわばこれがテニスだという攻め合いでした。これを制したワウリンカをほめるべきでしょう。
実はこの結果はやや残念でした。ジョコビッチが勝てば、錦織のランキング4位が決定したのですが、これでワウリンカが4位になってしまいました。今月末にはウインブルドンが始まりますので、また錦織の活躍を期待したいです。
ジョコビッチは本当に厳しいドローでした。このトップハーフを「死のドロー」と評した記事があったほどです。ジョコビッチは4回戦まで順当に勝ち上がりましたが、準々決勝に待ち受けていたのはナダルです。このカードは昨年の決勝と同じで、このときはナダルが勝ち9回目の優勝という偉業を達成しました。ただ今年はナダルの調子が完全ではなく、ジョコビッチやや有利という予想で試合が始まりました。いつものようにナダルはやや深く守り、ジョコビッチはエンドライン付近で攻めるといういつものパターンでしたが、今回はジョコビッチの攻めが勝ったという感じで、3-0でジョコビッチが勝ち上がりました。ここでジョコビッチの優勝の可能性が高まったと感じました。
準決勝は予想通りマレー戦となりました。やはりジョコビッチは1枚上手ですんなり2セットを取ったのですが、3セット目の途中で雷雨と日没でサスペンデットとなり翌日に持ち越されたのです。次の日女子の決勝の前に、この試合が再開されましたが、マレーが驚くほどよくなり、2セット連取しファイナルセットまで行ってしまいました。前の錦織もそうだったのですが、こういった中断後大きく変わるということは時々出るようです。流れから行くとマレーが勝つのでは、という感じだったのですが、ジョコビッチが底力をだし、4時間を超える試合を制し、決勝進出を決めました。
ボトムハーフからの勝ち上がりは、帝王フェデラーを破り、錦織を破ったツォンガに勝ったワウリンカとなりました。ジョコビッチ有利の予想で決勝戦が始まりましたが、ワウリンカが非常に素晴らしいのです。どちらが攻めてどちらが守るというのではなく、ラリーの中で攻守がすぐに変わり、どちらがセットを取るか全くわからない良い試合となりました。ワウリンカは30歳ですがもともとむらの多い選手で、昨年も全豪優勝を果たした次の試合は初戦敗退という良い時と悪い時が極端な選手で、今回は最も良い時のようです。1セットはジョコビッチがわずかなスキを突き取りましたが、2セット目は逆にワウリンカがスーパーショットで取りました。ストロークが得意なジョコビッチに対して、30本を超えるラリーの末ポイントを取るというのは素晴らしいことです。特に2-1となった4セット目はすごく、いわばこれがテニスだという攻め合いでした。これを制したワウリンカをほめるべきでしょう。
実はこの結果はやや残念でした。ジョコビッチが勝てば、錦織のランキング4位が決定したのですが、これでワウリンカが4位になってしまいました。今月末にはウインブルドンが始まりますので、また錦織の活躍を期待したいです。
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