ごっとさんのブログ

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長年の友人であるE君を偲んで

2021-01-08 10:19:38 | 日記
私の友人であるE君が1月1日に逝去されました。

彼とは中学で同じクラスになった時から気が合い、Y君と3人でいろいろ遊ぶようになってからの付き合いですので、もう60年もの間良き友人でした。

数日前そのY君から電話があり、E君が肺ガンのため亡くなったという訃報でした。Y君もあまり詳しいことが分からないようでしたので、すぐE君の家に電話したところ、次男がでて状況を聴くことができました。

肺ガンが見つかったのは昨年6月で、いろいろ持病もあり手術が困難ということで化学療法と放射線治療を受けていたようです。この時短期的に入院することはあっても、ほとんどが自宅療養で比較的元気に暮らしていたようです。

E君たちの仲間とは通常年に2,3回は合って飲んだり麻雀をしたりしていたのですが、昨年はコロナのため1度も合うことができなかったのは本当に残念です。

12月31日は帰省していた子供家族と一緒に、普通に食べたり飲んだりしていたようです。その後E君は先に2階の寝室に行ったのですが、何か音がしたので見に行ったところ、喀血しており既に意識はなかったとのことでした。

すぐに救急車で病院に搬送しましたが、そのまま帰らぬ人になってしまいました。E君とは高校も同じでしたが、大学は違ったものの高校時代の仲間にY君も入れて8人のグループを作っていました。

E君を一口で言えば自分勝手でわがままですが、それを入れても良い男でした。そのわがままぶりを示す大学時代のエピソードは、その後何年たっても話題になっています。

E君は東京の隣のC大学に行っていたのですが、大学祭があるから来ないかと誘われ、都内の大学に行っていた私とF君、K君の3人で行くことにしました。大学の近くのE君のアパートに行ったところ、何とE君がいないのです。

そのアパートには同じ大学に行っているS君がいることを知っていましたので、彼を呼び出したところ、E君は突然彼女が来て一緒に出て行ってしまったというのです。

そこでS君に麻雀の準備をさせ(牌を探すのにかなり苦労をしました)、麻雀をしながらE君の帰りを待っていました。どのくらいやっていたのかは覚えていませんが、結局E君は帰らず我々は麻雀だけして帰ってきました。

せっかく大学祭をやっているC大学の近くまで行ったのに、大学にはいかず麻雀を選択したところにも面白さはあるようです。その後E君からは「わりいわりい」で終わったような気がします。

独身時代にはこの8人でドライブに行ったり、結婚して家族ができてからはバーべキューをやったりと現在までその付き合いは続いています。

本日1月8日にE君の葬儀が行われますが、このコロナの時ですので少人数で行いたいとの遺族の意向もあり、仲間からはY君が代表で参列し、我々はその時間にE君の冥福を祈って献杯をすることにしています。


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