ごっとさんのブログ

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新型コロナのPCR検査が保険適用に

2020-03-07 10:23:02 | 健康・医療
現在の新型コロナウイルスの感染状況は、拡大しているのかある程度は抑えられているのかが判断できないような気がします。

ひとつには検査人員が日本はかなり少なく、状況が把握できにくいといえるのかもしれません。

3月6日からこのPCR検査が保険適用となりましたが、何が変わるのかがよく分かりません。今までは行政検査という公的なプロセスを経て行われるものであり、医療機関から保健所に問い合わせを行い、検査の適応があると保健所が判断した場合には検査が行われていました。

これがどう変わるのかはよくわかりませんが、私はこの検査を絶対に受診するつもりはありません。厚生労働省が出している相談・受診の目安として、風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続く、強いだるさや息苦しさがあるとしています。

もしこの症状が出たとして、PCR検査で陽性の結果が出れば、特定の病院に入院させられ、有効な治療法がないまま2〜3週間も隔離されてしまうのです。私はこんな苦行に耐える自信がありませんので、家で風邪薬を飲んでゆっくり休むことにします。

80%以上は重症化しないので、これで十分のような気がします。

さてこのPCR検査がどういうものかという情報は、いろいろ調べてみてもなかなか具体的なところはわかりませんでした。

こういった検査には「感度」と「特異度」という指標があります。感度とはその疾患を持つ人が検査を行った場合に陽性となる頻度であり、特異度とはその疾患を持たない人が検査を行った場合に陰性となる頻度と定義されています。

今回のPCR検査での値は出ていませんが、通常の検査と同等とすると、感度は70%程度と思われます。つまり偽陰性が30%程度出る、言い方を変えると30%の人は陽性と判断されないということです。

特異度は一般にかなり高いはずですので、95%程度とすると受診した5%の人は感染していないのに陽性と出てしまうという事です。つまりこの5%の人は無症状感染者となるわけです。

色々な報道ではこういったPCR検査の精度は触れられることはありませんが(無視せざるを得ないのでしょう)、検査件数を増やせばこういった問題が出てきてしまうでしょう。特に陽性と出た場合は再検査などの確認をするはずですので、偽陽性は少なくなるのでしょう。

やはり検査人数を増やすという事が、この事態解決には必要なのかもしれません。私の関連でもテニススクールはやっているものの、音楽教室は休校になり仲間の集まりも止めています。4月から小中高校が無事新学期を迎えられるような施策があるといいのですが。


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