ごっとさんのブログ

病気を治すのは薬ではなく自分自身
  
   薬と猫と時々時事

オレオレ詐欺の顛末 続々

2017-08-21 10:41:22 | その他
現金の帯封の件でばれたかと思いつつも、警察に電話したところ、普通に電話が終わったのであれば大丈夫ということで、ニセ息子本人が行けなくなったから代理が行くという電話があるはずだから、すぐ電話してほしいとのことでした。

これが1:05ぐらいです。すると1:30に先ほどの横浜駅前派出所から電話がかかり、財布が出てきたということと私の住所を確認してきたのです。犯人は名簿か何かで電話しているとすると住所は古い番地になり、住居表示変更後の番地を聞いてきたようです。

そして2:00に待っていた代理が行くという電話が入りました。ところが予想外だったのが、その代理のM銀行のUさんという人がもうすぐそばまで来ているようなのです。それでもさいわい自宅ではなく少し出たところで分かりやすいところに出てきてほしいということでした。

切ってすぐ慌てて警察に電話しもう受け取り手が近くまで来ていることを告げました。すぐこちらに向かうとのことでしたが、この電話中に犯人からの電話がかかってきたのです。この携帯をつなげたまま犯人からの電話に出ました。

左手が警察との携帯で、右手で犯人と会話するというドラマのような設定となりました。犯人からは受け渡し場所の指定で、自宅から2.3分のところでしたが、警察にも伝わるよう必要以上に復唱しながら聞いていました。警察はなるべく長くといってきましたので、家着を着ているので、着替えないといけないというと犯人が何を着てくるかを聞いてきました。適当に答えるつもりがその時来ている格好を伝えてしまいました。

この電話が終わり警察も向っているということで、私のやることは終わったと思っていました。ところが2:15分もう受取人は指定の場所にいるのに私が来ないという催促の電話がかかってきました。この時は私は出ていることになっているのでかみさんが出て対応しましたが、なかなかうまくやっていました。

この後すぐかみさんがその場所を見てくるというのです、まあ女性が自転車で通り過ぎる分には問題ないだろうと、行ってみることにしました。すぐに帰ってきましたが、白いシャツの若い男が携帯で話しながらうろうろしているというのです。

2:30に警察から変化はないかかかって来ましたので、かみさんと変わり受取人らしい男の印象を伝えていました。2:39また犯人からの催促の電話で、私が探しているのだろうから5分待ってとか言っていました。後から聞いたのですが、この時警察は4組8人で囲んだといっていましたので、それなりの対応はとっていたようです。2:50ごろ私も現場を見に行ったのですが、誰もおらず終わったようでした。

その後刑事が事情聴取に来たり、かみさんと一緒に警察署まで行き犯人の面通しをしたり、長い調書の作製に付き合い、家に帰ったのは9時を過ぎていました。捕まったのはトカゲのしっぽかもしれませんが、少しは役に立って疲れた長い一日が終わりました。


オレオレ詐欺の顛末 続

2017-08-20 11:04:15 | その他
前回ついに6回目の電話で、400万円という具体的な金額が出てきました。

今後も騙さているふりを続けるためには、このお金を準備するということにしなくてはいけませんが、これだけの大金を簡単にOKするのはおかしいかと色々工夫しました。

まずこれだけの大金を下すには近くの銀行では無理で、隣の市の銀行にいかないといけないと伝えました。すると駅前のM銀行かという返事が返ってきましたので、この辺りに詳しい犯人の様でした。まあこんなやりとりを繰り返しながら、大変だけどお金を準備するという流れに持っていきました。

するとこういう情勢だから銀行から降ろすときにいろいろ事情を聞かれるので、その対応策をいろいろ言ってきました。有力なのは身内が死んだので葬儀費用の準備というのがあるようです。この辺りは自分から怪しいことしているのを認めているようなものですが、ボケかかった年寄りには必要なのかもしれません。

しかしこのお金の準備にはかなり時間がかかるので、次は1時以後にしてくれということで電話を終わらせました。これで約2時間余裕ができたので、11:10市の警察に電話しました。

最初に出てきた警官は、オレオレ詐欺の電話に騙された振りをしていると伝えても、もうその電話には出ないようにというのです。そこでいろいろ文句を言うとやっと刑事課知能犯係という部署に回され、そこの刑事さんに事情を話しました。

さすが専門家で、家の電話を使っていたのですが、そこには犯人からかかる可能性があるので、携帯からかけなおしてほしいとのことでかけなおすと、現金引き渡しの具体的な話が出たら連絡してほしいとのことでした。

この後11:45に非通知から電話がかかり、私は出ていることになっているのでかみさんが出ましたが、すぐに切れたようです。この時期に偶然非通知(一連の電話はすべて非通知設定になっていました)の電話が重なるとは思えませんので、たぶんニセ息子の確認電話だろうと思っています。

次が12:50に8回目の電話があり、金が準備できたかの確認でしたが、そのとき予想外の難問が出てきました。100万ずつの束になっているはずで、その帯封に何と書いてあるか聞いてきたのです。

手元にないからちょっと待てとして、考えましたが何しろ100万円の現金など扱ったことがありませんので、帯封など見たこともありません。とにかく適当にごまかすことにして、銀行のロゴマークと赤い印鑑のようなものがあると答えました。すると日付が入っているかを聞いてきました。これはないだろうと判断してそんなものはないと答えました。

するともう少ししたら自分で自宅まで取りに行くということで電話が終わりました。これでだまされた振りをしていることがばれてしまったのでしょうか。続きます。

ウエスタン&サザンオープンテニス 杉田活躍

2017-08-19 10:29:43 | テニス
現在アメリカシンシナティで、マスターズであるウエスタン&サザンオープン(ATP1000)が開催されています。

残念ながら錦織は、練習中右手首の痛みが出たということで欠場になってしまいました。しかし46位で出場した杉田が非常に頑張っています。

1回戦は13シードのアメリカのジャックソックと当りました。この選手は良く動きバシバシたたいてくるタイプでしたが、杉田は何とか対応していました。しかしやはりシード選手ですので、ソック有利で進んでいきました。

ところが1セット中盤このソック選手がメディカルタイムアウトを取り、医者とトレーナーと何か話をしていました。解説によると(NHK-BSの中継です)胃が痛いと訴えていたようです。再開しましたがやはりソックの動きが悪くなってきました。これをうまくついて1セットは7-5で杉田が取りました。

2セットになり薬が効いてきたのかソックの動きもよくなりましたが、それでも杉田が中盤リードし、このリードを保ったまま6-4で勝利しました。この初戦でシード選手を破ったのはかなり大きな意味を持ちます。他の選手の結果にもよりますが、通常2回戦、3回戦があまり上位と当らくなる可能性が高いのです。

実際杉田の2回戦は54位とほぼ同じクラスのポルトガルのソウザとの対戦になりました。この選手はフォアが得意の様で、バックで取るようなボールも無理に回り込んでフォアで取る癖があるようです。しかしフォアの威力はなかなかのもので、杉田も押される形になってしまい、3-6で1セットを取られてしまいました。

それでもブレーク合戦のような形で、両者ともサービスキープがなかなかできていませんでしたので、チャンスはあると思っていました。ところが2セットになると、杉田もいいサーブが入るのですが、ソウザもそれ以上にサーブが良くなってきました。結局6-6でタイブレークに入りましたが、杉田が相手のちょっとしたミスをうまくつき7-5で取ることができました。

ファイナルセットは慣れてきた杉田が、回り込んでできる相手のオープンスペースをうまくつくようになりました。こうなるとソウザにもミスが出始め、杉田の一方的な展開となり6-1でみごと勝利しました。こういったマスターズという大きな大会でベスト16というのはたいしたものです。

インタビューで錦織の代わりに日本代表のつもりで頑張るといっていましたが、これなら期待できるのかもしれません。

今日はオレオレ詐欺の続きを書くつもりでしたが、一休みでテニスの話題にしましたので、明日その続きを書くことにします。

オレオレ詐欺の顛末

2017-08-18 11:05:20 | その他
先日私のところにオレオレ詐欺(別な名前もあるようですが)の電話がかかってきました。

これはすぐ息子ではないことに気が付いたのですが、だまされた振りをして捕まえられないかとそれなりに苦労しました。その顛末を書きます。時刻や内容をメモしましたのでやや詳しく書いてみます。

まず最初が8:40で「俺だけど」とは言わずに話に入りましたが、声が息子とかなり似ていたため、私の方から○○かと言ってしまいました。内容はケータイ入りのバッグをなくして、手続きをして連絡先を私の家の電話にしたから、かかってきたらメモして置いてほしいというものでした。

この段階でおかしいと思いました。息子の家には固定電話もあり、家には嫁さんや子供がいるのに私の家を連絡先にするはずがありません。そのまま続けましたがよく聴くと声も息子とは違っていました。それでも話を合わせ、次がかかってくるのを待ちました。

次に9:10にまだ連絡はないかという電話でしたが、その時そのバッグには携帯以外に財布や会社の書類が入っていたので心配しているとのことでした。3回目が9:50でまだ連絡はないかと、そのバッグの会社の書類の中に銀行の手形も入っており、さっき職場の人と会いいろいろ相談しているということでした。

どうもこのように徐々にお金の話に持っていくようです。これが終わった後警察の電話番号を調べて、いつでも電話できるようにしました。やはり具体的な金額が出てからの方が良いと判断しました。

その次が10:30に横浜駅前派出所と名乗る電話がかかりました。これは本格的なオレオレ詐欺で、私にばれていることに向こうは気づいていないようです。この電話は探している物件が見つかりましたが、ケータイとバッグだけで財布や書類はないとのことでした。

この自称警官はあまり慣れていないのか、ややたどたどしく話を合わせるのも簡単でした。この時連絡先として045からの電話番号を伝えてきました。この連絡先に電話してみようかとも思いましたが、どうせでたらめなのだろうと止めておきました。

するとすぐ5回目の電話が10:40にあり、この横浜駅前派出所の電話番号とかばんとケータイが見つかったことを伝えました。当然良かったすぐ電話してみるということで終わりました。

これからどういう展開になるのか待っていると、10:55に電話があり、ついにお金の話が出てきました。この出てこなかった書類の中の銀行手形は、すぐ銀行のほうに行き手続きをしたが、再発行は月曜日になってしまうということでした(この日は木曜日でした)。

顧客には今日中にこの手形の800万を届けなければいけないが、会社の同僚と自分で準備できる金が400万しか無理で、残りの400万を月曜日まで貸してほしいということでした。ついに金額が出てきました。次に続きます。

忘れていた車の車検

2017-08-17 11:36:53 | 
先日車の車検を取るために、いつも出している中古車ディーラーに出してきました。

ここは今の車を買ったディーラーで、家から少し離れているのですが正規ディーラーよりかなり安いのでずっと利用しています。しかし実は危なく車検切れとなるところでした。

毎回1か月ほど前にこのディーラーから連絡が来るので、それを待って対応していたのですが、何と今年はその連絡が来なかったのです。それが何かの折に車検という言葉を見て今年だったかと気になり、車検証を見たところちょうど1週間で切れることになっていました。

慌ててディーラーに電話し、次の日に出すことになりました。このディーラーは今の車を買ったときからの付き合いですが、今まで割と良い対応でしたので、連絡が来ないことを文句を言いましたが、コンピュータ処理のデータ書き換えミスの様だと謝っていました。

ここは若干ベンツやアウディなどもありますが、日本車のやや高級車だけを集めた面白い販売店です。今の車はかみさんがシアトルに旅行した時非常に多く走っており、赤い色も含めて強く希望したものです。

私もたまにはそういった老人向けも良いかと、中古車をネットで検索したところ、2年物で価格も手ごろなものが見つかりました。しかもそのディーラーが当時勤務していた研究所から5分ほどのところということで、かみさんも連れていき簡単に決定したわけです。

車検の間車が無いのは不便だからということで代車を出してもらいましたが、三菱の軽自動車でした。ここにはいつもは比較的良い車があるのですが、今回は急だったためこれしかないと謝っていました。どこかに出かける予定もないので、これに乗って帰ってきました。

ちょうどその日の夜小雨の中出る用事があり、駐車場に留めようとしました。当然この車にはバックモニターなどついていませんが、ミラーを見て入れることが多いので問題ないと思っていました。

ところが私の車のドアミラーにはヒーターが入っており、水滴が付くことがないのですが当然そんな機能はありません。またバックギアに入れるとミラーが少し下を写すなどということもありませんので、水滴が邪魔をしてぼんやりしか見えないのです。特に左から入れる形でしたので、首を回してみたりいろいろやりましたが、ほぼ感覚だけで下がり、早めに切り返して何とか駐車できました。

やはりこういうことをやってみると、人は楽なものにすぐに慣れそれに頼ってしまうということがよく分かりました。