喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

新メンバー☆ 喜久家国際ワークキャンプ

2010-03-07 | ブログ
 待ってました!

 8人目のメンバー。
 藤安将こと、ショウです。(写真右)
その細身の体からは想像できない、パワーを持っています。
初めての海外旅行であった半年前の夏休み、カナダモントリオールのワークキャンプに参加。
世界各国の若者たちと、遊歩道づくりのワークをしたようです。
自分の英語力は、まだまだである感じ、レベルアップをはかっています。

 とは言うものの、私からしてみればすごいレベルに思えます。
 ショウは、ICU(国際基督教大学)の1回生。
かなり特徴ある大学です。

 そこで、ICUの紹介を。
 米国型リベラルアーツ・カレッジ。
少人数教育による、人としての教養を身につける全人教育。専門分野はその後に。
多くのエリートを育てています。ハーバード大学の前身もこれです。
 
 1949年、御殿場にあるYMCA東山荘で催された日米のキリスト教指導者による会議において、国際基督教大学の創設が正式に決定。
高松宮宣仁親王が設立準備委員会の名誉総裁に就任し、
当時の日本銀行総裁である一万田尚登も設立のための募金運動に奔走。
またGHQ最高司令官のダグラス・マッカーサーも、成立過程に積極的に加わっていました。1953年、初代学長に湯浅八郎をむかえて開学。

 現在、夏期には日本語教育のサマーコースも開講されており、毎年海外から100名以上の学生の参加がある。
また大学の講義全体の約3分の1が英語で開講されており、英語圏のみに限らず世界各地から教授・講師が集められている。
 留学制度が充実していることでも知られている。
交換留学は、現在21ヶ国60大学と協定が結ばれており、1学年約600名のうち100名近くがこの交換留学制度を利用して留学。
 ショウによると、バイリンガル(帰国子女)も1割ほどいるとのこと。

 少人数教育で学生満足度は全国1位 
ICUでは少人数で双方向的な授業が中心。
学生の評価も高く「全国大学満足度調査で過去4回連続総合満足度1位。

 場所は、東京都三鷹市にあり、広大なキャンパス。
三鷹といえば、ジブリ美術館しか思いうかびませんでしたが。

 おおざっぱに言うと、すばらしい環境のもとで、高度な英語力を身につけ、世界に通用する人づくりがされているということでしょうか。

 まー、いろんな仲間が喜久家には集まるものです。
こんなさまざまな色を取りこみながら、
古くて新しいカラフルな郷づくりをすすめていきます。

                   岬人 おさむ

おにぎり作り  喜久家国際ワークキャンプ 

2010-03-07 | ブログ
 あったかごはんから湯気が立っています。

 昨夜、8日(月)に三崎中学校社会科授業に参加してもらうためのミーティングに喜久家を訪ねました。
ハイチ地震についての授業をしますが、ものすごく盛り上がりました。

 その後、今夜7日(日)の交流会のためにみんなでおにぎり作り。
ゆうこちゃん(加藤侑子)のてきぱきとした指導のもと、
初めてのおにぎり作りに挑戦するメンバーも。
こんなのって、本当いいですね。
みんなで作業し、みんなで生活するワークキャンプ。

 NPOナイスのフォーラムに参加したとき、80歳になるおばあちゃんからすてきな話を聞きました。
「今の私があるのは、太平洋戦争の頃、集団疎開した体験があるからです。
見知らぬ土地で、はじめて会う仲間と寝食を共にしながら、昼はみんなで農作業をしました。
あの体験が私を成長させてくれたと思っています。」

 これって、まさにワークキャンプなのです。
ワークキャンプって新しい取組かと思っていましたが、
お年寄りにも受け入れられる、古くて新しい取組なのです。

 昨夜は、NPOナイススタッフの井口さんこと、「ヤス」もワークキャンプの様子を見に来てくれていました。(手前左)

 わいわい楽しそうにおにぎり作りをしている彼らを見ていると、
「私もここで一緒に生活したいな」
という気持ちになりましたが、
それをおさえながら、喜久家をあとにしました。

 外は、霧雨が降っていました。

                    岬人 おさむ