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喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

日本の未来は明るい!

2010-03-21 | ブログ
 鈴木恭平君、6ヶ月間のキセキ ★

 昨年10月から6ヶ月間、喜久家の顔として取り組んでくれました。
写真は、地元二名津の秋祭りに参加したときのものです。
(左:恭平、右:台湾出身のシュウ)
地元の若衆に飛びこみ唐獅子も踊りました。

 彼は、埼玉県出身の国士舘大学生。
1年間の休学をとり、国内ボランティア活動に励んでいました。
喜久家には、農水省「田舎で働き隊事業」の1人としてやってきました。
とにかく、「体で感じるタイプ」
考えるよりもまず行動。
農作業では、草刈り機やチェンソーまで使いこなすようになり、
耕作放棄地の再生にも取り組んでくれました。

 とても社交的で、喜久家にくる国内外のメンバーともすぐにうちとけ、
3月の国際ワークキャンプでは、リーダーをつとめました。
笑顔で仲間を盛り上げながら、小さな気配りでお互いをつなぎました。
 学校訪問では、子どもたちの人気者。
彼の周りには、いつも子どもたちが集まりました。

 この6ヶ月間の大きな収穫として、
「相手の心を感じて、想いを受け止めることができるようになった」
と言っていました。
本当、すごいです。
これは、人と人とをつないでいく最も大切なところです。

 彼のような若者がいるかぎり、
日本の未来は、まちがいなく明るいと思います。

 昨年お会いしたノンフィクション作家の佐野眞一さんが、
多くの聞き取りや調査をしていく中で、共通点をあげられていました。
「今まで社会を大きく動かしてきた人たちの共通点は、年齢が30歳前後の若者★」
とのこと。

 今夜は、お楽しみの「龍馬伝」
幕末の若き志士たちの情熱が、時代を動かします。

 昨日、鈴木恭平君は新たな夢に向かって旅立ちました。

                               岬人

春の風物詩

2010-03-21 | ブログ
 佐田岬の春の風物詩はさまざまあります。

 写真のような選果風景もその一つ。
屋外作業ができないときや夜、両親はていねいに品をより分けていきます。
大きい・小さい・傷あり・傷なしなどさまざまですが、
すべてまごころをこめて作ってきたのです。

 他の風物詩として「黄砂」があります。
今日、うぐいすの鳴き声で目を覚まし、やわらかな朝日が照りつける窓を開けました。
するとそこには黄色がかった風景が広がっていました。
最近では、もっともすごい黄砂の気がします。

 黄砂は、日本の西にある中国の黄土高原(佐田岬から約2000㎞)・ゴビ砂漠・
タクラマカン砂漠(約4500㎞)などの乾燥地域で、
風によって数千メートルの高度にまで巻き上げられた土などが
偏西風に乗って日本に飛んできたものです。
時には、北米まで飛んでくようです。

 いや~、すごいドキュメント。
まさに世界はつながっているのです。

 One ocean, One people, One sky ですね。

 2月からこの喜久家プロジェクトのブログを引きついで書いていますが、
たくさんの方たちに読んでいただいているようです。
1週間ごとの閲覧数のようすは、
 2/ 7~13     35
 2/14~20    313
 2/21~27    688
 2/28~3/6  1292
 3/ 7~13   1539
 3/14~20   1669

 「インプットは、アウトプットのためにある」と考えています。
 伝える大切さ。
喜久家プロジェクト・まちづくり・田舎・ふるさと・自然・社会・教育(共育)・人権
などいろいろな内容を書いていきたいと考えています。

 携帯サイトからも見ることができますので、
これからもどうぞお立ち寄りください。
そしてできたら書きこみしていただいて、言葉のキャッチボールをしていきませんか。    
                        岬人