喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

三崎中学校へゲストティーチャー

2010-03-09 | 喜久家の情報
 「ワー」
教室に入ったとたん、生徒のざわめきがおこりました。

 8日(月)、喜久家国際ワークキャンプメンバーが、三崎中学校へゲストティーチャーとして訪問。
1年生社会科地理「共に生きる世界をめざして ~ハイチ地震をとおして学ぶ~」
21世紀は、「共生の時代」と言われています。
世界さまざまな出身国のワークキャンプメンバーが授業参加することで、
共に生きていこうというきっかけの1つになればと考えました。

 マザーテレサは、「愛の反対は憎しみではなく無関心です」
という名言を残しました。


 私の尊敬するNGO ANT-Hiroshima代表の渡部朋子さんは、
PHP2月号に次のようなことを言われています。
 
 「私たちは、世界中の人々があらゆる面でつながっている時代を生きています。
しかしながら、毎日の暮らしの中で、この事実に気がつきにくい社会に生きているのもまた事実なのです。
 コンビニにならぶ商品は、生産者の苦労や汗や涙を伝えてはくれません。
パソコンやテレビに映る世界からは、においや肌ざわり、表情のかげに隠れた怒り・
悲しみ・喜びは感じとれません。
テレビ・パソコン・携帯・コンビニの世界は、肌で感じる現実を伝えてはくれないのです。
 これほどまでに世界がつながりあっている時代に、
私たち1人1人は孤立し、関わりあうことが希薄で、無関心をよそおって生きています。」

 最後に
「想う力を育てていこうよ。ほんのちょっと誰かを想うことから、その1歩が始まると思います」
としめくくっています。

 中学生にとっても、ワークキャンプメンバーにとっても
お互いを感じ合う・想い合う、すばらしい時間になりました。

 このようすは、取材に来ていた愛媛朝日テレビで放送されました。

                          岬人 おさむ            
        
                       
 

若者の情熱 (喜久家国際ワークキャンプ交流会)

2010-03-09 | ブログ
 その夜、平礒集会所は、熱気であふれていました!

 国内外の喜久家国際ワークキャンプのメンバーと地元の若者が交流。
三崎地区のさきがけ橘塾、八幡浜のYGP、松山あいきゃんの大藤君、田村菓子舗の3代目、
愛媛朝日テレビと南海放送のお2人、長生肉屋店長、ダイトーグリーン代表など。
総勢25名の交流会。

 さまざまなちがいをもちながら、共通しているのは、
「地域を盛り上げていこう」という心。
ちがいがあるからこそ、新しい発見・発想・感動がわきおこります。

 「ちがい」を「豊かさ」に変えていく歩み。
これからもオンリーワンの地域づくりをめざしていきます。

 飲むほどに・酔うほどに・語るほどに話は盛りあがり、
夜12時を回ったところで、お開きにしました。
きっとあのままなら、朝まで続いていたことでしょう。

 本当にすばらしい、若者の情熱です。

                   岬人 おさむ