kimitsuku独り言

日々の暮らしから感じたあれこれを
ひとりブツブツ独り言

十勝の子供たち partⅡ

2010年10月24日 | 日記
        
            十勝の児童詩誌『サイロ』より
 
                ー体をそるー
     シロツメクサを よく見ると 小さな子どもの 集合体
     ひとりひとり 体をそって みんなで仲良く 花になる
     雨に当たりながら 風に吹かれながら 羊に踏まれながら
     体をそって がんばっている
                    
                -お月さんー
          月は 満月の時は 食べ過ぎです
          三日月の時は ダイエット中です
          ときどき雲のコートを着て きれいに見せます
          お月見の時は ススキが似合います
                   
              ー精いっぱい生きるー
    精いっぱい生きる ばく大なエネルギーをついやして 人々は生きる 
    猟師は山の中に 百姓は田や畑に 職工は工場で 
    そしてあらゆる職場で 人々はぶつかってゆく 
    黒い運命に向かって 精いっぱい生きる
    真っ赤な死をおそれず 漁民は漁へ 救助船は暗い冬の海へ
    科学者は宇宙へ そして未開な土地へ 人々はぶつかってゆく
    たえず自然に向かって 精いっぱい生きる 
    知恵をふりしぼって 人々は生きる
    学生は学問を 科学者は小さな自然を 人々は生活を 
    常に進歩させるために 人々はたえず進む 
    青い平和に向かって             
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする