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人は幼い日に魂の自由を謳歌した。みずみずしい、かぐわしい自由の心に、
世間という、たてまえという、しがらみという枠組みがはめられて…、やがて
ぎくしゃくと、可逆性のないものに変容してしまった果てがオトナの心なのだ。
老いは、長い人生を生きて人間性の本質を吟味し続けて到達する、人生の
最終段階であるのだが、そこで幼い日の魂の自由への回帰、再生を体験する
意義は計り知れないものがあろう。「老いは心のルネサンス」が、私の『老いの
人間学』研究の道標であった。
…老いの人間学より…
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村田忠良氏は精神科医で数々の著作を出版しており、この『老いの人間学』も
その一冊。2008年9月に亡くなられたが、直前には私と同じ介護福祉専門学校で
精神衛生学を教えておられた。かなり以前に講演会でお話を伺ったことがあり、
カウンセリング体験談から学ぶところが多々あった。
この『老いの人間学』は、とかく暗くなりがちな「老い」を積極的に捉え、精神が
最も自由を得、人間性の本質に迫るという意味で「老い」の意義を説いている。
間違いなく初老期を迎えたkimitsukuとしては、遅蒔きながら「心のルネサンス」
研究にトライしてみようかと思い至った次第であります。