山登りとバイクの旅

山の写真、山行、バイクツーリング

夏山第二弾(槍ヶ岳~鷲羽岳~水晶岳)3日目

2012-08-13 09:52:38 | 北アルプス
8月10日(金) 北アルプス 槍ヶ岳~鷲羽岳~水晶岳 3泊4日 テント泊 
 3日目 三俣山荘(テン場)~鷲羽岳~水晶岳~岩苔乗越~三俣山荘~黒部巻き道~双六小屋(テン場)
  行動時間 6時間5分時間+3時間10分 天気 晴のち曇り

3日目、この日もまずまずの天気で、3時半に目が覚めパンと水を口にし
4時に鷲羽岳を目指しました。
(黒部源流を巻いて行くか悩んだけど)

5時頃が日の出なので、ちょうど頂上で日の出が見れるかなと思い!



私と同じ時間に来る人は居なかった。(30分後くらいに2人いた)
三俣山荘からは槍ヶ岳が雲で隠れていたが稜線に出たら槍が見えてきました。
鷲羽池も良かったです。山の上にこないと見れない(隠れ池です)



3日間、朝はいつも雲がなくなり安定した天気に恵まれて
御来光を拝ましてもらい本当に心に残る夏山です。



4時55分山頂到着
鷲羽岳からの日の出は私が一人占め。
山頂は風が強く、すぐにカッパを着て水晶を目指しました。
下界からは考えられない寒さです。



鷲羽岳から尾根道を通るとワリモ岳も越えないといけないので
水晶岳へ行くには黒部源流の沢道を巻いて岩苔乗越で行くのが
最速だが朝は尾根道がおすすめですね。



岩苔乗越の分岐に2時間くらいで到着
荷軽なので尾根道でも苦にならない、なかなかのペースです。



今回も黒部五郎は遠かったけど、眺めるには最高です。
黒部5(ゴ)、6(ロー)ポ-ズ



来た道を振り返ると楽園へつづくような道
何人か水晶小屋からの登山者とすれ違ったが、私を追う人は居ない。
水晶も一人占めか?!と向かう。



三俣山荘から3時間15分で水晶岳到着
水晶小屋辺りでは5人くらい山頂に立っていたが、到着したくらいには
誰も居なくなっていて360°の大パノラマを人目を気にせず見たい放題



黒部湖方面も



立山も



まだ未踏の薬師岳も



雲ノ平、黒部五郎岳も
そして、笠ヶ岳、槍ヶ岳や穂高も見える大パノラマ
朝飯を食べずに来たので、山頂で行動食を食べしばし写真を撮りながら
山頂の眺めに浸ります。

帰ろうかという時に、三俣山荘からきた人が到着
昨日テン場で話した人だったので、お互い自分の写真を撮りあいながら
今日は双六まで移動するという事でまた後で会いましょうと山頂を後にします。



行きは素通りした水晶小屋に寄り
カッパを脱いで小休憩
ちっちゃくてかわいい小屋でここも一度泊まって見たい所です。
(体力に自信がなくなり小屋泊まり登山になったら泊まりたい)



三俣山荘へ帰りは、尾根道でなく黒部源流の沢を下り巻いて
テン場へ戻る。
水が豊富な登山道は、歩いていて気持ち良く楽しみながら
戻ってきました。

テント撤収しながら、遅い朝ご飯を食べて三俣山荘を11時半に出て
双六へ向かいます。



あまり早く双六に付くと、新穂高に下山したくなるので
今回行くのを諦めた、黒部五郎への巻き道で双六へ歩く。



遠廻りだけど黒部五郎を見ながら、歩けたので良かったです。



三俣蓮華岳への登り返しがあり、最後失敗したかなと思ったけど
まだ時間はたっぷりあるので大丈夫



行きはカール状の巻き道で三俣へ行ったので
帰りは稜線をと思ったが、午後にガスが出てきて稜線は視界が
悪くなったので途中から中道からダイレクトに双六へ



2時半くらいにテン場へ到着し最後の山泊を楽しむ。
双六に到着した頃は、一面ガスで明日の天気が心配
3日間続いた好天もここまでか?

明日から大型連休の人も多いと思うが一足早く来て今年は
本当にラッキーでした。

高天ヶ原温泉と黒部五郎へ今回行けなかったのは心残りでしたが
また来年以降に来る楽しみが出来たのでそれはそれで良かったかなと・・・

山へ来るとまた次の楽しみが出来て、尽きる事がなく次の目標にもなり
それがまた力になり毎日の生活も楽しく過ごせ、また我慢もできます。

これで今年の夏山は終わりかな寂しくなりますが、
充実した山行で思い出に残りました。

4日目は下山だけで新穂高まで4時間5分で下りたので割愛
(デジカメのバッテリーもなくなった。)

最後の林道で高校生の山岳部?みたいな生徒と会い、あんな思い荷物を持って
早歩き(スパルタ)な事としているんだと思いびっくり。
あれで山が嫌いにならないか心配だったが、生徒は苦しい事をイヤな顔をせず
引率先生の事を素直に聞いていたので大丈夫なのか。
あの頃はといつかはいい思い出に変わるのかなー


夏山第二弾(槍ヶ岳~鷲羽岳~水晶岳)2日目

2012-08-13 09:52:38 | 北アルプス
8月9日(木) 北アルプス 槍ヶ岳~鷲羽岳~水晶岳 3泊4日 テント泊 
 2日目 槍ヶ岳山荘(テン場)~西鎌尾根~双六小屋~三俣山荘 行動時間 1時間+6時間25分 天気 晴れ

初日、疲れ過ぎて槍へ登っていないので、早朝(4時)暗いうちからヘッドライトを付けて
槍を登る。(30分くらい)
ブラジルでスカイダイビングをしてからどうも高い所が苦手に!
まー下を見ないように上だけ見て山頂へ

山頂には3番手で、寒いのを我慢して日の出待ちで空の変化を楽しむ。

カメラもキレイに撮れているけど、実際はもっとキレイな景色でしたよ。



昨日の夕日に負けないくらいの日の出
初めに槍に来て本当に良かったと思った。



山頂で日の出を見る為に、集まった人達



日の出前から寒さ限界だった御来光を拝んで私は速攻で降りる。
また最初のハシゴが岩とすき間がないので、靴の掛る面積が狭く怖いのである。



テントに戻り朝食を食べて撤収準備
テントから荷物を全部出して、最後のペグを外した時
風で私のテントが槍沢方面へ20m飛ばされる。
(写真を撮る余裕なし)

あちゃーと思いつつまだ大丈夫とテント回収へ
取りに行っている時もテントは落下、最後ここを落ちたら回収不可能という所で
なんとか回収成功

戻った時に、若い人にお疲れ様ですと言われ苦笑い。
稜線でのテント撤収は気を付けけないとね。(気が緩んでいました反省)

ザックに荷物を詰め込み、朝7時前に槍ヶ岳山荘出発
お初の西鎌尾根です。



2時間半くらいで歩けるかなと思ったけど甘く、樅沢岳の登り返しがキツかった。
(双六まで3時間45分かかった)



途中休憩で一人撮りで気を紛らわす。
ダブル槍・・・ 私の槍の方が高いぞー



三俣山荘まだ遠いけど、まだ11時前なのでのんびり行ける。
先は急がず、山を楽しむ。だってこんなにいい天気なんだから
テン場に付いたら景色が見れなくなってしまう。



双六には外国人も多く、日本の夏山を楽しんでいるようだった。
三俣蓮華岳は荷物が重いので当然、巻き道を選択
沢を巻いて行く登山道は、何度か沢を渡るので水が豊富で
そのたび水を触れるのでいい!
水は人間を元気にするね。



そして三俣山荘に到着
ここのテン場はテントからすぐ水が調達でいきので最高な場所ですね。
槍ヶ岳では水を大切にするご飯しか食べれないが
ここではサトウのご飯やレトルトでも水使いたい放題
私は、海藻サラダやトマト、生野菜で元気を付けました。
赤ワインだって冷やせる。



この日も早めのテン場到着で涼しい場所でのんびりモード
テントでの夏山はこののんびりモード(ボーとする時間)がたまらんね。

夕方はちょろちょろ散策し気持ちのいい場所を探す。
明日はどうしようか悩みんだが、最終日に天気が悪そうなので
水晶岳で終わらせるか、高天ヶ原へ下りるか起きてから決める事にし
この日も暗くなったら寝る。

続く