山登りとバイクの旅

山の写真、山行、バイクツーリング

”2009”立山山スキー3日目

2009-05-03 19:59:10 | 山スキー
5月1日(金) 晴れ 山スキー 雷鳥沢~富士ノ折立~大汝山~雄山~雷鳥沢 行動時間 4時間

 赤・・・登り 青・・・滑り

今日も快晴
11時までにキャンプ場へ戻って来ると約束をして大汝山を目指す!
真砂岳と富士ノ折立の間の沢をスキーシールで登りシール歩行困難に
なった辺りから、アイゼンに切り替えルンゼを直登する。

余りにも雪が固くピッケルが刺さらないくらいなのでアイゼンの一歩、一歩を慎重に!
ピッケルを刺すのを失敗したら滑落する危険を感じ岩場へルート変更

雪の斜面を登るのがこんなに難しい事を痛感

スキー技術も大切だが、ヤマ屋の技術も身に付けないと雪山を
制覇することが出来ないなーと思った。

<見た目以上に上部は急斜面>


はじめはそのままルンゼを滑ろうと思ったがあまりにも雪が固いため
ここを滑るのは断念

<雷鳥沢のキャンプ場と奥大日岳>


立山最後の山行
山頂最短ルートあと少し、ルンゼの途中で真白の雷鳥を見たが写真を撮る余裕が無かった。

3時間弱で大汝山に到着

<大汝山から雄山>


さすがに3000m級の山
高度間があり超デカイ雪庇が東側に伸びている。
トレースが付いているが雪庇の上じゃないと思い必要以上に西側を歩く私

<雄山山頂から山崎カール>


雄山登頂成功です。
まだ数人しか山頂に居ません。
山頂の登った余韻を味合わずにすぐに滑走準備
まだ10時雪が緩んでいなカチカチの雪なので山頂からドロップはヤメ
斜面左を巻いて適当な所から山崎カールにドロップ

山頂からキャンプ場まで15分くらい
あっという間のスキー

テント撤収していると私達の隣でキャンプしていた名古屋のオジサンも
雄山を滑って来たらしくスキーシールだけで山頂に立ったらしい。

登頂ルート選択次第でスキーシールだけで登れるなんでさすが経験豊富
時間も昼過ぎに滑ってくるように朝もゆっくりして登れば山頂からの
滑走も雪が緩んでちょうど良い感じになる。

やっぱりここはスキー天国
エキスパートのスキーヤーもゲレンデスキーヤーでも
年配のスキーも楽しめるすべてを満たす所です。

これでGWの立山は卒業です。
来年は新たなエリア開拓しないと!!

”2009”立山山スキー2日目

2009-05-02 21:08:14 | 山スキー
4月30日(木) 晴れ 山スキー 雷鳥沢~室堂乗越~奥大日岳手前~剣御前~剣御前小屋~雷鳥沢
                                                  行動時間 8時間

 赤・・・登り 青・・・滑り

久しぶりのキャンプ、しかも氷点下で0時くらいに寒くて起きたが
寝袋に顔を入れてもうひと眠り、4時30分くらい明るくなってきたので
ごそごそ動き出す。

素手で出かける準備をしていたら、手が痛くなるのでなるべく手袋をしてやる。
今回もらったアイゼンを持って来たがスキー靴のセッテングうまくいかず
手こずった。前準備が悪かった。昨日付けて見ればよかった反省・・・

今日の行動予定は、Sさんと室堂乗越から剣岳を見て別山へ行って
別山沢を滑ろうと思っていたがカガミ谷を見て滑りたくなり登り返しの
トレースを見つけたので1本目は奥大日岳にしてSさんと分かれた。

<登り返しのトレース発見!>


これならと朝一の1本に決定。ここからあの奥大日岳を目指す
周辺の滑走ルートを全部地図に記入してきたので問題なく行動



奥大日岳には二つのスノーリッジを越えて来る。
雪庇の上を歩くとなんかムズムズいつ崩れないか不安が過ぎり落ち着かない。



しかし眺めは最高
雪のアルペンルートが上から見れる。
今日も天気が良い。



奥大日岳もすぐ近くに・・・
すでにシュプールがついていたが
さすがにあの雪庇を乗り越えてのドロップは私には無理
手前の雪庇がない所からドロップ
ここもなかなかの斜度はある。雪は表面はまだ柔らかかった。



どこまでも続くカガミ谷
2000m付近まではしっかり雪が付いている。



振り返ると自分でも感心する斜面
下部に連れて広くなるのでノートラップの斜面をいくらでも滑れる。
今回はあまり下までは降りず登り返しのトレースまでにした。
この斜面1本に絞れば2本は滑りたい。

Sさんが待っていると悪いので剣御前小屋方面へ戻る。
雷鳥沢へ戻った時は11時近くになり気温上昇熱い登りになった。
どうやら先に行ったらしいので私は剣岳を見に剣御前へ
途中で羽が白い雷鳥と出会う。



白い雷鳥は初めてか・・・?

剣岳と剣沢



そしてこの大斜面
雪は東斜面の方が断然雪質が良い。



雷鳥沢、雄山の山崎カールはシュプールがとても多いが山をひとつ越えると
滑り残しがたくさん有ります。
ぜひ足を伸ばした方が満足いくシュプールを残せるはずです。

私は剣御前小屋を登り返して3本目を滑り14時過ぎに本日の行動終了
テントに戻りすぐにビールを飲むがSさんが16時近いのに戻って来ない。
心配して待っているとぐるーっと周遊、雄山まで登って来たそうだ。

10時間行動、良く頑張った。
この天気に、ここまで来たらいっとけの気持ちは分かる。
無事に帰ってこれて何より・・・ビールでも飲んで語りましょう。



こうして2日目も晴天に恵まれて日没
最終日明日はどこ行こうか!・・・続く


”2009”立山山スキー1日目

2009-05-02 15:04:00 | 山スキー
4月29日(水) 晴れ 山スキー 室堂~浄土山~雷鳥沢キャンプ場 行動時間 3時間30分

 赤・・・登り 青・・・滑り

今年もやって来ました。GWの立山へ!

高速料金1000円で富山ICまで来て立山駅の駐車場に8時頃到着で
8時40分の直行バスで室堂入り(約1時間)1年振りの立山
カメラマンのSさんとは分かれ別行動 後で雷鳥沢のキャンプ場で・・・



バスターミナルから出たらまず昨年より雪が少ないの感想が・・・
季節はずれの雪で新雪を期待していたがちょっとガッカリ!

探せば雪は溜まっているで、20kgオーバーの荷物を背負ってとりあえず
一ノ瀬へ向かい浄土山の新雪が溜まっていそうな場所へ

途中荷物をデポして稜線へ向かう
一ノ瀬からの稜線へ登るときスキーシールであと5mでカッチカッチの雪で
10mほど滑落 誰も見ていないなーでまわりを見る・・・
いきなり恥ずかしい思いを! おうちゃくせずにアイゼンを付けた。

<富山大学研究所前から五色ヶ原、薬師岳方面>


初日から再先がいいねー
こんな展望が見れて! テンション➚
近くの人に写真を頼む。

<龍王岳バックに>


槍ヶ岳、笠ヶ岳まで確認できました。
浄土山の窪地の雪はまーあまーあで荷物を置いた所まで滑り
Sさんが待っている雷鳥沢へ

20kgオーバーの荷物を背負ってトラバース
汗だく足がパンパンになりながらキャンプ場へ
テント場の確保と張る場所を整地してくれていて感謝!感謝!
テントを張ったらすぐに雷鳥沢ヒュッテの温泉へ
(正確には温泉を水で適温まで調整しているお湯)

そして昼間からビールとお酒を飲み乾杯!
明日も良い天気で・・・と祈り

<雷鳥沢の夕日>


明日の起床は明るくなったらねーと20時頃寝る ・・・続く

立山山スキー速報!

2009-05-01 23:22:42 | 山スキー
29日から立山へ山スキーへ入って今日無事に帰って来ました。

3日間満足のスキー三昧でした。

1日目 キャンプ道具デポして浄土山
2日目 雷鳥沢から奥大日岳カガミ谷、剣御前、雷鳥沢
3日目 大汝山、雄山
と好天にも恵まれ見える山すべて登りました。

温泉付きの雷鳥沢キャンプ充実の山行でした。

今日はちょこっとだけ
奥大日岳(正確には手前)からのドロップ


29日に来たときには、奥大日岳2611mのピークからのシュプールがついて
いました。

さすがに雪庇からのドロップは出来ませんでしたが
私が滑ったラインは柔らかい雪が残っていて今回最高の滑りとなりました。
登り返しもトレースが付いていたのでごちそうさまでしたという感じです。
カガミ谷はかなり下まで滑り降りれます。



満足の滑りでした。