SIDEWALK TALK

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歌舞伎揚

2023-11-01 10:41:32 | 食・レシピ
Letter「歌舞伎揚」

ガキのころ(1970年代)から存在していた。
当時は駄菓子屋さんで、1個単位で売ってたと思う。
値段は覚えていないが、
5円以下だったんじゃないだろうか?

最近はスナック菓子としてパッケージされて、
スーパーやコンビニで売られている。
「変わらぬ美味しさ」と言いたいとこだが、
おそらく当時より美味しくなってる。
駄菓子屋バージョンより、材料や油がよくなってるはずだ。


ウチの事務員さんがこの歌舞伎揚が好きだというので、
僕は街でこれを目にすると買って会社に戻る。
おやつタイムに談笑しながら食す歌舞伎揚。
ある意味、弊社の業務に貢献してるんじゃないかな?

僕にできることは

2023-04-14 14:05:40 | 音楽
Letter前回の投稿「楽興の時」は字数が足りなかった。
(べつに誰からも制限されてないけど)
今回はそのスピンオフ的な記事を
文脈など考えずに気ままに綴ってみたい。


今回の演奏会には高校の同級生と同行した。
白髪頭のおっさんが二人並んでピアノを聴く構図は、
お世辞にもイカしてるとは言いがたい。
孫の応援にきてるじいさんコンビと映るだろう。


ヤツは市の教育行政の事務方トップで、
彼自身もバンドでフロントマンとして歌ったり、
ブラバンでサックスを吹いたりしてた。
僕などよりよほど音楽に造詣が深いのだ。


以前から「楽興の時」に行政支援できないかを問いかけていた。
前例主義が横行する地方行政で、
新たな補助金の扉をこじ開けるのは困難を極める。
それでもできることはあるはずだと、
僕は無責任にずっとヤツを責め立てている。


コンサート終了後、
一杯やろうと二人で街に繰りだした。
結局、その夜は8時間にわたって盃を交わした。
ここでは触れないが、
僕は彼にある二つの密命を授けた。
彼に、僕に、僕たちにできることがあるはずだ。

楽興の時

2023-04-11 15:18:50 | 音楽
Letterピアノコンサートなんて柄でもないのだけど、
地元のピアノ講師のグループが開催している
演奏会「楽興の時」に出かけてきた。


この「楽興の時」というイベントは単なる演奏会じゃなく、
室内楽セミナーの要素が多分に含まれている。
むしろセミナーの方がメインかもしれない。
NHK交響楽団の特別コンサートマスターが
3日間にわたり、小中学生に直接指導する。


それは音楽をやっている子供にとっては夢の時間にちがいない。
野球に例えるなら、
巨人軍の4番バッターが指導に訪れるようなものだろう。
音楽には疎いが、この数日間で、
子供たちの感性の扉が魔法のごとく広がるのだと思う。


特筆すべきは、このイベントが今回で5回目を数えること。
大分県という地理的条件を考えると、
関係者たちの努力は並大抵なものではない。
僕が力になれることなど少しもないけど、
なんとか継続してほしいと思っている。


今年で僕は3回目の鑑賞だった。
歳のせいなんだろうな。
部外者にもかかわらず、涙腺が崩壊しそうになった。

裸の瞳

2023-03-29 09:43:39 | 健康・病気
Letter春めいてきて暖かくなるのはうれしいんだけど、
五十路を過ぎて、
花粉症という柄にもないものを発症するようになった。
症状は目の痒みとまぶたの腫れで、
鼻系のトラブルはない。


右眼周辺の腫れ(ただれ)がとくにひどく、
まるでシャブ中みたいで、
人前に出るのがはばかられるほどだ。
コロナ禍まえは、
夜でもサングラスをかけて出歩いていた。


かかりつけの町医者で目薬と軟膏を処方してもらって、
指導された用法・用量を無視してつかっている。
その甲斐あってか、
症状がひどかったのは2~3週間で、
最近はかなり沈静化してきてる。


「花粉症は人生の敗北者だ」
と、ある後輩が嘲っていた。
そう揶揄していた彼奴も
この春から花粉症になったらしい。

名医の金言

2022-12-14 10:06:35 | 健康・病気
Letter長年にわたる暴飲が祟って、
当然ながら肝機能の数値が悪い。
ここ数年は要再検査の通知が必ず同封されている。
で、僕はかかりつけの町医者で
エコー検査をしてもらってる。


診断結果は脂肪肝。
しかしこの先生、ご自身も相当な愛飲家のため、
断酒や節酒はおろか、休肝日さえも指示しない。
先生の治療方針は、
どうやったら飲み続けられるかにフォーカスされている。


数年前は「蒸留酒を飲め」。
去年は「炭酸割りを飲め」。
で、今年は「飲むまえにお茶かスープを飲め」。
うーん、これは名医の金言なんだろうか?

マイナカードはつくってない

2022-10-18 09:36:09 | 社会・経済
Letterマイナカード。
僕はつくってない。
さしたる理由はない。
ただ、めんどくさいだけ。


仕組みはよくわかんないけど、
今つくると2万円分のポイントが付与されるとか。
真剣に推進したいなら、
ポイントなんてケチなこといわずに、
現ナマで配ればいいと思う。


とはいえ、意固地になってるわけじゃない。
免許証や保険証と一体化になればつくるつもりだし、
預金口座と紐付けもすると思う。
今は、ただただ、めんどくさいだけ。

制服

2022-09-16 09:38:34 | コスメ・ファッション
Letter世の中のしがらみで、
某団体の専務理事を務めている。
美人で気が利く事務局員さんがいて、
その彼女からあるリクエストがあった。


「制服がほしい」とのこと。


女の子だから毎日のコーディネートに気を使うし、
講習会の設営作業の際などに
私服が汚れることもあったらしい。
ちょうど役員会議の日だったので、
会議にかけ、了承してもらった。


自分自身を老害セクハラ昭和ジジイだと思ったのは、
冗談半分ながら「セーラー服がいいな」と呟いたこと。
そのとき、当然、彼女は冷ややかな眼で僕を一瞥した。

銀の月

2022-09-03 09:59:22 | 日記・エッセイ・コラム
Letterひさしぶりにマキ姐さんとサシで飲んだ。
あいかわらず男勝りというか、
彼女自身「わたしは男だよ」と嘯いていた。


若いころ、姐さんの実家に大勢で押しかけて、
よく鍋パをしていた。
母君がまだご健在で、コロッケをつくって、
僕らを温かく迎えてくれていた。


「ひさしぶりに家に遊びにお出でよ」
と、姐さんから誘いを受けた。
で、中秋の名月にかこつけて、
観月会を開くことにした。


即断即決即実行が信条の姐さん。
その場から電話をかけて、
メンバーをあっという間に決めてしまった。
銀の月に照らされながら、
気のおけない仲間と飲む酒は格別だろうな。


いつものことながら、
やぶいたり、壊したり、ひっくり返したりして、
世界中にジャンプしてる姐さん。
かなわんなー!

芋たこなんきん

2022-08-24 10:09:48 | テレビ番組
LetterTVドラマはほとんど見ないんだけど、
BSの朝ドラは生活ルーティン化している。
だから歴代の朝ドラをずっと見てきたんだけど、
「芋たこなんきん」は数少ない例外のひとつなんだよね。


「芋たこなんきん」放送当時、
家を新築していて、実家に居候していた。
その期間、朝のルーティンが変わらざるを得ず、
放送時間には通勤していたからだ。


意外にも、当時の視聴率は芳しくなかったらしい。
しかし、BS再放送中の作品を見ると、
登場人物一人ひとりの描き方が細やかで、
役者さんたちの秀逸な演技も相まって、
朝ドラ史上の名作といっていいんじゃないかな?


藤山直美さんは舞台のひとである。
だから、國村隼さんとの掛け合いは、
アドリブの応酬だとひとり合点していた。
事実はちがったようで、シーケンスであっても、
二人が演じるとアドリブと思えるほど自然に見えた。
演技力の為せる業だったのだ。


この作品はなぜかアーカイブ化されていない。
それは舞台女優である藤山直美さんのこだわりで、
作品はその時代その時代のもので、
作られた時代に観てほしいということだったらしい。
この藤山直美さんの矜持が、
「芋たこなんきん」という作品を
さらにブラッシュアップさせたのかもしれないな。

ニューヨーク物語

2022-08-23 11:38:44 | 日記・エッセイ・コラム
Letter小中時代の同級生から突然連絡があった。
彼女とは、中学卒業以来、
会ったことはおろか、
連絡を取り合ったことさえない。
亡妻にお線香をあげに来宅してくれるというのだ。


彼女は30代半ばでご主人を亡くし、
その後、単身渡米した。
そして今は、NYに居を構えるニューヨーカー。
かっこええなー!


僕は知らなかったんだけど、
渡米前の中津時代、
彼女は亡妻と親交があったらしい。
それで今回の帰国にあたって、
お参りを思いついてくれた。


ガキの時分、特に親しかったわけじゃないけど、
そこは幼なじみ、
40年の時空を超えて、楽しい時間を過ごせた。
20年以上前に亡妻が彼女に宛てて書いた
葉書を持参してくれたのはうれしかった。


彼女はウイスキーをお土産にくれた。
NY生まれのクラフトバーボン「ウィドウジェーン」で、
「WIDOW」という単語が入った銘柄を選んだのは、
彼女一流のジョークだったんだろうか?