前回の投稿「楽興の時」は字数が足りなかった。
(べつに誰からも制限されてないけど)
今回はそのスピンオフ的な記事を
文脈など考えずに気ままに綴ってみたい。
今回の演奏会には高校の同級生と同行した。
白髪頭のおっさんが二人並んでピアノを聴く構図は、
お世辞にもイカしてるとは言いがたい。
孫の応援にきてるじいさんコンビと映るだろう。
ヤツは市の教育行政の事務方トップで、
彼自身もバンドでフロントマンとして歌ったり、
ブラバンでサックスを吹いたりしてた。
僕などよりよほど音楽に造詣が深いのだ。
以前から「楽興の時」に行政支援できないかを問いかけていた。
前例主義が横行する地方行政で、
新たな補助金の扉をこじ開けるのは困難を極める。
それでもできることはあるはずだと、
僕は無責任にずっとヤツを責め立てている。
コンサート終了後、
一杯やろうと二人で街に繰りだした。
結局、その夜は8時間にわたって盃を交わした。
ここでは触れないが、
僕は彼にある二つの密命を授けた。
彼に、僕に、僕たちにできることがあるはずだ。
(べつに誰からも制限されてないけど)
今回はそのスピンオフ的な記事を
文脈など考えずに気ままに綴ってみたい。
今回の演奏会には高校の同級生と同行した。
白髪頭のおっさんが二人並んでピアノを聴く構図は、
お世辞にもイカしてるとは言いがたい。
孫の応援にきてるじいさんコンビと映るだろう。
ヤツは市の教育行政の事務方トップで、
彼自身もバンドでフロントマンとして歌ったり、
ブラバンでサックスを吹いたりしてた。
僕などよりよほど音楽に造詣が深いのだ。
以前から「楽興の時」に行政支援できないかを問いかけていた。
前例主義が横行する地方行政で、
新たな補助金の扉をこじ開けるのは困難を極める。
それでもできることはあるはずだと、
僕は無責任にずっとヤツを責め立てている。
コンサート終了後、
一杯やろうと二人で街に繰りだした。
結局、その夜は8時間にわたって盃を交わした。
ここでは触れないが、
僕は彼にある二つの密命を授けた。
彼に、僕に、僕たちにできることがあるはずだ。
ピアノコンサートなんて柄でもないのだけど、
地元のピアノ講師のグループが開催している
演奏会「楽興の時」に出かけてきた。
この「楽興の時」というイベントは単なる演奏会じゃなく、
室内楽セミナーの要素が多分に含まれている。
むしろセミナーの方がメインかもしれない。
NHK交響楽団の特別コンサートマスターが
3日間にわたり、小中学生に直接指導する。
それは音楽をやっている子供にとっては夢の時間にちがいない。
野球に例えるなら、
巨人軍の4番バッターが指導に訪れるようなものだろう。
音楽には疎いが、この数日間で、
子供たちの感性の扉が魔法のごとく広がるのだと思う。
特筆すべきは、このイベントが今回で5回目を数えること。
大分県という地理的条件を考えると、
関係者たちの努力は並大抵なものではない。
僕が力になれることなど少しもないけど、
なんとか継続してほしいと思っている。
今年で僕は3回目の鑑賞だった。
歳のせいなんだろうな。
部外者にもかかわらず、涙腺が崩壊しそうになった。
地元のピアノ講師のグループが開催している
演奏会「楽興の時」に出かけてきた。
この「楽興の時」というイベントは単なる演奏会じゃなく、
室内楽セミナーの要素が多分に含まれている。
むしろセミナーの方がメインかもしれない。
NHK交響楽団の特別コンサートマスターが
3日間にわたり、小中学生に直接指導する。
それは音楽をやっている子供にとっては夢の時間にちがいない。
野球に例えるなら、
巨人軍の4番バッターが指導に訪れるようなものだろう。
音楽には疎いが、この数日間で、
子供たちの感性の扉が魔法のごとく広がるのだと思う。
特筆すべきは、このイベントが今回で5回目を数えること。
大分県という地理的条件を考えると、
関係者たちの努力は並大抵なものではない。
僕が力になれることなど少しもないけど、
なんとか継続してほしいと思っている。
今年で僕は3回目の鑑賞だった。
歳のせいなんだろうな。
部外者にもかかわらず、涙腺が崩壊しそうになった。
春めいてきて暖かくなるのはうれしいんだけど、
五十路を過ぎて、
花粉症という柄にもないものを発症するようになった。
症状は目の痒みとまぶたの腫れで、
鼻系のトラブルはない。
右眼周辺の腫れ(ただれ)がとくにひどく、
まるでシャブ中みたいで、
人前に出るのがはばかられるほどだ。
コロナ禍まえは、
夜でもサングラスをかけて出歩いていた。
かかりつけの町医者で目薬と軟膏を処方してもらって、
指導された用法・用量を無視してつかっている。
その甲斐あってか、
症状がひどかったのは2~3週間で、
最近はかなり沈静化してきてる。
「花粉症は人生の敗北者だ」
と、ある後輩が嘲っていた。
そう揶揄していた彼奴も
この春から花粉症になったらしい。
五十路を過ぎて、
花粉症という柄にもないものを発症するようになった。
症状は目の痒みとまぶたの腫れで、
鼻系のトラブルはない。
右眼周辺の腫れ(ただれ)がとくにひどく、
まるでシャブ中みたいで、
人前に出るのがはばかられるほどだ。
コロナ禍まえは、
夜でもサングラスをかけて出歩いていた。
かかりつけの町医者で目薬と軟膏を処方してもらって、
指導された用法・用量を無視してつかっている。
その甲斐あってか、
症状がひどかったのは2~3週間で、
最近はかなり沈静化してきてる。
「花粉症は人生の敗北者だ」
と、ある後輩が嘲っていた。
そう揶揄していた彼奴も
この春から花粉症になったらしい。
ひさしぶりにマキ姐さんとサシで飲んだ。
あいかわらず男勝りというか、
彼女自身「わたしは男だよ」と嘯いていた。
若いころ、姐さんの実家に大勢で押しかけて、
よく鍋パをしていた。
母君がまだご健在で、コロッケをつくって、
僕らを温かく迎えてくれていた。
「ひさしぶりに家に遊びにお出でよ」
と、姐さんから誘いを受けた。
で、中秋の名月にかこつけて、
観月会を開くことにした。
即断即決即実行が信条の姐さん。
その場から電話をかけて、
メンバーをあっという間に決めてしまった。
銀の月に照らされながら、
気のおけない仲間と飲む酒は格別だろうな。
いつものことながら、
やぶいたり、壊したり、ひっくり返したりして、
世界中にジャンプしてる姐さん。
かなわんなー!
あいかわらず男勝りというか、
彼女自身「わたしは男だよ」と嘯いていた。
若いころ、姐さんの実家に大勢で押しかけて、
よく鍋パをしていた。
母君がまだご健在で、コロッケをつくって、
僕らを温かく迎えてくれていた。
「ひさしぶりに家に遊びにお出でよ」
と、姐さんから誘いを受けた。
で、中秋の名月にかこつけて、
観月会を開くことにした。
即断即決即実行が信条の姐さん。
その場から電話をかけて、
メンバーをあっという間に決めてしまった。
銀の月に照らされながら、
気のおけない仲間と飲む酒は格別だろうな。
いつものことながら、
やぶいたり、壊したり、ひっくり返したりして、
世界中にジャンプしてる姐さん。
かなわんなー!
TVドラマはほとんど見ないんだけど、
BSの朝ドラは生活ルーティン化している。
だから歴代の朝ドラをずっと見てきたんだけど、
「芋たこなんきん」は数少ない例外のひとつなんだよね。
「芋たこなんきん」放送当時、
家を新築していて、実家に居候していた。
その期間、朝のルーティンが変わらざるを得ず、
放送時間には通勤していたからだ。
意外にも、当時の視聴率は芳しくなかったらしい。
しかし、BS再放送中の作品を見ると、
登場人物一人ひとりの描き方が細やかで、
役者さんたちの秀逸な演技も相まって、
朝ドラ史上の名作といっていいんじゃないかな?
藤山直美さんは舞台のひとである。
だから、國村隼さんとの掛け合いは、
アドリブの応酬だとひとり合点していた。
事実はちがったようで、シーケンスであっても、
二人が演じるとアドリブと思えるほど自然に見えた。
演技力の為せる業だったのだ。
この作品はなぜかアーカイブ化されていない。
それは舞台女優である藤山直美さんのこだわりで、
作品はその時代その時代のもので、
作られた時代に観てほしいということだったらしい。
この藤山直美さんの矜持が、
「芋たこなんきん」という作品を
さらにブラッシュアップさせたのかもしれないな。
BSの朝ドラは生活ルーティン化している。
だから歴代の朝ドラをずっと見てきたんだけど、
「芋たこなんきん」は数少ない例外のひとつなんだよね。
「芋たこなんきん」放送当時、
家を新築していて、実家に居候していた。
その期間、朝のルーティンが変わらざるを得ず、
放送時間には通勤していたからだ。
意外にも、当時の視聴率は芳しくなかったらしい。
しかし、BS再放送中の作品を見ると、
登場人物一人ひとりの描き方が細やかで、
役者さんたちの秀逸な演技も相まって、
朝ドラ史上の名作といっていいんじゃないかな?
藤山直美さんは舞台のひとである。
だから、國村隼さんとの掛け合いは、
アドリブの応酬だとひとり合点していた。
事実はちがったようで、シーケンスであっても、
二人が演じるとアドリブと思えるほど自然に見えた。
演技力の為せる業だったのだ。
この作品はなぜかアーカイブ化されていない。
それは舞台女優である藤山直美さんのこだわりで、
作品はその時代その時代のもので、
作られた時代に観てほしいということだったらしい。
この藤山直美さんの矜持が、
「芋たこなんきん」という作品を
さらにブラッシュアップさせたのかもしれないな。
小中時代の同級生から突然連絡があった。
彼女とは、中学卒業以来、
会ったことはおろか、
連絡を取り合ったことさえない。
亡妻にお線香をあげに来宅してくれるというのだ。
彼女は30代半ばでご主人を亡くし、
その後、単身渡米した。
そして今は、NYに居を構えるニューヨーカー。
かっこええなー!
僕は知らなかったんだけど、
渡米前の中津時代、
彼女は亡妻と親交があったらしい。
それで今回の帰国にあたって、
お参りを思いついてくれた。
ガキの時分、特に親しかったわけじゃないけど、
そこは幼なじみ、
40年の時空を超えて、楽しい時間を過ごせた。
20年以上前に亡妻が彼女に宛てて書いた
葉書を持参してくれたのはうれしかった。
彼女はウイスキーをお土産にくれた。
NY生まれのクラフトバーボン「ウィドウジェーン」で、
「WIDOW」という単語が入った銘柄を選んだのは、
彼女一流のジョークだったんだろうか?
彼女とは、中学卒業以来、
会ったことはおろか、
連絡を取り合ったことさえない。
亡妻にお線香をあげに来宅してくれるというのだ。
彼女は30代半ばでご主人を亡くし、
その後、単身渡米した。
そして今は、NYに居を構えるニューヨーカー。
かっこええなー!
僕は知らなかったんだけど、
渡米前の中津時代、
彼女は亡妻と親交があったらしい。
それで今回の帰国にあたって、
お参りを思いついてくれた。
ガキの時分、特に親しかったわけじゃないけど、
そこは幼なじみ、
40年の時空を超えて、楽しい時間を過ごせた。
20年以上前に亡妻が彼女に宛てて書いた
葉書を持参してくれたのはうれしかった。
彼女はウイスキーをお土産にくれた。
NY生まれのクラフトバーボン「ウィドウジェーン」で、
「WIDOW」という単語が入った銘柄を選んだのは、
彼女一流のジョークだったんだろうか?