SIDEWALK TALK

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若女将

2007-08-08 11:55:07 | 青年会議所
Dondohare地元、中津に「筑紫亭」という料亭がある。
創業明治34年の老舗料亭で、
国の登録有形文化財に指定されていて、
福澤諭吉や種田山頭火の書なども蔵している。


きのう、中津JCシニアクラブの例会(つまり飲み会)があり、
ひさしぶりに筑紫亭さんで食事をした。
亡くなられたご主人がJCOB、
ご長男のリュウちゃんがJC現役メンバーということで、
筑紫亭さんとすれば破格ともいえるかなりリーズナブルな金額設定。
お下劣な僕らとは対称的に、
歴史を感じる部屋の佇まいといい、精緻な鱧料理といい、
筑紫亭さんのお持てなしは上品そのもの。
堪能させていただきました。


ところで、後輩のリュウちゃんが、宴の半ばで挨拶にきてくれた。
すると話題は、いっきにリュウちゃんの嫁さん探しにシフト。
先輩たちの言い分は、筑紫亭は中津遺産とも呼べるまちの財産だから、
リュウちゃんの嫁さんというより、若女将をはやく育成しなさいと余計な世話。


僕はかねてより、筑紫亭さんの若女将にふさわしい女性として
目をつけてる女の子がいるにはいるのだけど、こればっかりはね...
NHK朝ドラ『どんど晴れ』みたいには、うまくいかない。

晋州JCのことども

2005-06-18 09:00:00 | 青年会議所
jinju016月18日のきょう、
中津JCの例会は「大韓民国晋州青年会議所公式歓迎会」といった内容。
中津JCと晋州JCは、ことしで姉妹交流32年をかぞえる。
その間、永きにわたり、さまざまな事業を日韓双方の国で共同開催してきた。


僕の理事長時代の2003年度は、姉妹交流30周年の節目の年にあたり、
打ち合わせやらなんやらで年5回も訪韓し、いろいろな思い出ができた。


それで、きょうのブログは、僕が理事長時代にかいてたコラム
中津JCのかたち』の「#06 晋州JC」(Update:2003.2.27)を紹介します。






中津JCのかたち 「#06 晋州JC」 (2003/02/27)


jinju04教科書ふうになるが、晋州(チンジュ)市は、大韓民国の南部、慶尚(キョンサン)南道の人口35万人の都市で、洛東江(ナクトンガン)支流の南江(ナムガン)にのぞむ道西部の行政中心地である。豊臣秀吉による精神病的自己肥大としかいいようのない朝鮮出兵(文禄の役)、韓国でいうところの壬辰倭乱(じんしんわらん)のさなか、1593年に加藤清正ひきいる12万の日本軍に対し、朝鮮側の6万人が晋州城に籠城し全滅した悲劇的な古戦場として知られている。晋州城陥落のあと、かの地に駐屯したのが豊前中津藩主であった黒田長政の部隊で、晋州総督とでもいうべき占領将校は、耶馬渓出身の侍大将・毛谷村六助(けやむらろくすけ)だった。


jinju02晋州市の精神的象徴は、「義岩」(ウィナム)と「義妓祠」(ウィギザ)である。「義岩」は見た目には何の変哲もない川べりの岩だが、1593年に晋州城が陥落し日本軍が祝宴を催したとき、宴のために集められた官妓の朱論介(ジュ・ノンゲ)の護国忠節の舞台となった場所である。宴のとき、着飾って舞った論介は、泥酔した日本の侍大将・毛谷村六助を矗石楼(チョクソンヌ)の下の岩場に誘いだし、六助に抱きつくとそのまま岩下の南江の流れに身を投じ、自らの命と引き替えに六助を死に至らしめた。その岩が現在「義岩」の名で残っており、この妓生(キーセン)の忠節の話は、韓国のだれもが知っている。矗石楼の隣に、論介の義挙をたたえた祠がある。それが「義妓祠」である。


このような歴史的背景の都市だから、1900年代初頭からの理不尽な韓国併合(韓国では国権強奪とよぶ)や、戦後の李承晩(イ・スンマン)大統領の排日政策と相まって、以前は抗日感情が強い地域であったらしい。晋州市のお祭りで、日本武者風の鎧を着せた人形を馬で曳かせ、見物人がその鎧武者人形に石を投げつけるといったものも過去にはあったそうである。もちろん、現在は親日的な穏やかな学園文化都市で、北海道北見市と姉妹都市になったり、島根県松江市や愛知県豊橋市との青少年スポーツ・文化交流も盛んにおこなわれたりしている。


一方、中津JCと晋州JCの姉妹交流の歴史に目を移せば、その歴史は古く、そして燦々と輝きつづけている。知ってのとおり、1973年(昭和48)に姉妹締結の調印をし、今年で交流30周年を迎える。九州の多くのLOMが、隣国である韓国のLOMと姉妹交流をしている。しかし、多くの姉妹JCは、数年に1度行き来をするだけだとか、交流といっても、メンバー同士が盃を交わす程度の交流がほとんどのようである。中津JCと晋州JCのように、毎年の交流はもちろん、お互いの地域を巻き込んだ事業を展開してきた姉妹JCは希有なケースである。とくに、1991~1995年度に実施された「中津国際交流青少年使節団」事業は、多くの両国中学生に国際交流の機会をあたえた。また、私たちの姉妹交流がきっかけで、サッカーU15韓国代表の選手が2名、柳ヶ浦高校に4月からサッカー留学することになっている。日韓の近代史や現代史を考えると隔世の感があり、韓国、または晋州の人びとの心の広さに感謝せずにはいられない。


jinju03現在、姉妹交流30周年事業については、お互いによきライバルとして議論の限りを尽くしている。私たちの先輩である中津JCシニアクラブと晋州JC特友会の方々も、真剣に交流30周年の意義を議論し、記念事業の成功のためにコミットしていただいている。われわれの愛すべき晋州JCとは、ざっといえばこのような関係にある姉妹JCである。


以上、姉妹交流30周年と6月の訪韓にあたり、若いメンバーのために簡潔に書いた。

4つのエリア

2005-03-26 09:00:00 | 青年会議所
jclogoASPAC シリーズ、つづけます。

ASPAC モード』のコラムで、ASPAC は「エリア B の大会」って書きましたが、JC (青年会議所)の国際組織 JCI (国際青年会議所)は、全世界を4つのエリアにわけています。現在、JCI には105NOM (国家青年会議所)が加盟、会員数26万人以上の世界最大の青年団体です。現役メンバーに加え、約200万人以上の OB がいます。

エリア A アフリカ
エリア B アジア太平洋地域(ASPAC)
エリア C 南北アメリカ大陸
エリア D ヨーロッパ


ちなみに、JC マーク中央に国連マークがありますが、全世界で国連マークの使用を許されている団体は、JC とユニセフの2団体だけです。
  


4つの機会

2005-03-25 09:00:00 | 青年会議所
jciきのうのコラム『ASPACモード』で、
全世界どこのJCに入会しても、
誰でも等しく4つの機会があたえられる
と、書いたところ、
「4つの機会って何?」という質問がけっこうあったので、
正確かどうか別にして、以下解説。
もちろん理事長でも新入会員でも、平等にこの機会を有している。


1.「個人の機会」 (Leadership Development)
指導力開発・人間力開発の機会。
さまざまな研修プログラムや活動のなかで自己啓発の機会があたえられる。

2.「地域の機会」(Community Development)
社会開発・まちづくりの機会。
地域社会との関わりができ、社会奉仕活動をする機会があたえられる。

3.「国際の機会」(International)
国際交流・国際貢献の機会。
世界会議・ASPACやJCI(国際青年会議所)の会員として、
世界と関わる機会があたえられる。

4.「ビジネスの機会」(Business)
経済活動・経営開発の機会。
日本全国、世界各国の志あるメンバーと出会うことができ、
新しいビジネスの機会があたえられる。


「機会」とは「Chance」じゃなく「Opportunity」だから、
偶然めぐってきたり、ラッキーに手にしたりするものじゃなく、
いつでもそこにある。
生かせるかどうかは本人次第ということだ。
エラそうに書いたけど、まちがってたらゴメンなさい。

ASPAC モード

2005-03-24 09:00:00 | 青年会議所
aspac_penang親友の辰ちゃんの結婚披露宴のお世話が一段落したんで、
いよいよ ASPAC モードに突入しようと思います。

ASPAC とは、JCI(国際青年会議所)のエリア B である
アジア太平洋会議(Asia Pacific Conference)の略で、今年はマカオで開催されます。
詳細については、JCI-ASPAC マカオ大会満喫特別委員会サイトを参照してください。

JC に入会すると、どこの国のメンバーでも、
等しく4つの機会(Opportunity)があたえられます。
ASPAC は、その4つの中の「国際の機会」を経験する場で、
非常にエキサイティングな体験ができます。

今年の参加が無理な JC メンバーのかたも、いつかは ASPAC にいくことをオススメします。
もちろん、今からの参加も受けつけますよ。





M's LINK
JCI-ASPAC マカオ大会満喫特別委員会
ASPAC ペナン大会満喫特別委員会
PhotoCinema 『 2004 JCI ASPAC PENANG 』
  


JC の師

2005-02-04 08:00:00 | 青年会議所
saburomaru_senpaiきのう、人生の師についてのエントリーしたんだけど、
僕の JC における師は、なんといっても三郎丸裕司先輩。
JC に師弟関係なんてあるのかというひともいるだろうが、
理屈じゃなく、僕は、三郎丸さんを JC における人生の師として(勝手に)仰いでいる。


奇しくも1989年度同期入会の三郎丸さんと僕だが、
10数年の JC ライフで、同じ委員会やライン(室・グループ)に所属したり、
いっしょに出向したりしたことはほとんどない。
ともに活動したのは、
1997年度の三郎丸理事長と増矢専務理事、
2000年度の三郎丸九州地区会長と増矢地区事務局長
の2年だけかな?
たったの2年間だけど、純度の高い JC MIND を大量に注入していただいた。
JC のつきあいは、長さじゃなく深さなんだよな。


若いメンバーの皆さんも「JC の師」をつくったほうがいいと思う。
もちろん「人間道場」たるべき JC では、自分以外のすべてのメンバーが先生であり、
自分自身もある局面では発信器にならなきゃいけない。
でも、目標にするひと、お手本とすべきひとが身近にいることは、大切なことだと思う。


京都会議

2005-01-23 08:00:00 | 青年会議所
kyotokaigi毎年1月下旬は、JC (青年会議所)の京都会議なるものが、文字どおり京都国際会議場で開催されていて、ここ10数年間欠かさず参加してました。今年は JC ラストイヤーなんですが、京都会議はパスしました。まさに今(10:00AM)、京都会議の会頭新年スピーチのまっ最中だと思います。中津 JC からは、30名ちかいメンバーが参加してるときいてます。

自分が参加してないのにエラそうなことはいえませんが、京都会議はいったほうがいいですよ。とくに、今おこなわれてると思われる会頭による新年スピーチは、本当に感動ものです。1年間、JC 活動をガンバロウと思うエンジンになりますよ。
今年、参加できなかったメンバーは、来年、チャレンジしてくださいね。

もっとも京都会議だけじゃなく、JC の各種大会・フォーラム・会議には、ちょっと無理してでかけることをオススメします。かならず何か得るものがあるハズです。
   


みんな、遅刻するなよ!

2005-01-18 09:00:00 | 青年会議所
rintatsu_senpai今夜は、中津青年会議所の2005年度最初の例会です。
老婆心ながら、みんな、遅刻するなよ!

もちろん、月々の例会にプライオリティなんてないけど、とくに1月度総会新年例会は、遅刻せずに出席することが大切です。
むろん欠席なんてもってのほか。早めにいって、メンバーと新年の賀詞を交歓しましょう。

1997年度の僕の専務理事時代、新年例会の出席率は毎年たいがいよかったんで、ナメて例会をむかえたら惨憺たる出席状況でした。この例会終了後、S 郎丸理事長と委員会懇親会まわりをしたんですが、1度も理事長の目を見ることができませんでした。当然のごとく、理事長は怒り心頭、怒髪天をついていました。
2003年度の自分の理事長の新年例会のときは、1時間前には会場にいって、入口で全メンバーを握手で迎えました。それほど、理事長(と執行部)は緊張してるんです。

最後に、林達夫(リンタツ)先輩のことばを借りると、「JC は、義理と人情が1番大切!」。
こころの底からメンバーの来場を待っている理事長や委員長を裏切っちゃダメだぜ。

半田理事長のために、このコラムを書いてるように思うメンバーがいるかもしれないけど、じゃなくて、メンバーと LOM のためのメッセージです。

How you going to read this message in your eyes?
  


ボタン鍋

2005-01-16 10:46:44 | 青年会議所
botan_nabe僕は、ゲテモノというか、一般的じゃない食材について、かなりネガティヴな嗜好なんです。しかも、食用蛙やスッポン、鹿、イノシシ、カモなどの肉のように、ゲテモノと呼ぶにはあまりにも世間に流通している食材も、積極的に食することはありません。

ところが先日、JC (青年会議所)の後輩で豊国畜産というお肉屋さんを営んでいる西郡信喜くんから、ボタン肉(イノシシ肉)をいただきました。しかもご丁寧なことに、ボタン鍋のレシピまで同梱されていました。

西郡くんといえば、僕が奇縁で入隊しているダンスチーム?「飛脚隊」の隊長兼スーパーエースで、家業を継ぐ前はプロ・スノーボーダーだったいう異色の経歴の持ち主です。
隊員として隊長の好意を無にできないと思い、レシピにしたがって昨夜、ボタン鍋をつくってみました。

イノシシの肉は以前食べたことがあったような気がしますが、もう記憶の彼方にいってしまっていて、その味・風味・食感はまったくの未知の領域でした。
食べてみると、豚肉でもなく牛肉でもない不思議な食感で、意外と美味しかったんです。イノシシの肉は臭みがあるというふうな先入観があったんですが、隊長のレシピにそのニオイを消す秘奥義があったらしく、普通に美味しくいただけました。また、ボタン肉からでるエキスが、スープに何ともいえないコクと風味をあたえていました。

西郡隊長、ありがとー!今度はお金を払って、ボタン肉をいただきます。
  


赤ワイン

2005-01-15 08:00:00 | 青年会議所
wine僕は、ワインを飲むとき、肉or魚料理に関係なく白ワインを飲んでいました。それもフランス産やイタリア産は渋みがあるんで、カリフォルニア産 or チリ産のあっさりしたものを好んでいました。

2003年に中津 JC (青年会議所)の理事長をしたとき、よくいっしょに食事にいってた後輩が赤ワイン好きということで、つきあって飲んでみたら、意外と美味しかったんですよね。
それ以来、ヨーロッパ産の渋みのある赤ワインも飲むようになりました。

で、昨年末、前述の僕に赤ワインを教えてくれた後輩からオススメの赤ワインをいただいていて、遅ればせながら一昨日の夜、夕食のときに飲んでみました。
それがまた美味しかったんですよね。20分くらいでイッキに1本飲みほしてしまいました。

ただ残念なのは、そのビンを捨ててしまっていて、銘柄がわからないこと。そのとき撮った写真にも、ラベルが鮮明に写ってないことです。

美味しいワインを紹介したかったんですが、そういう事情で今回はパス。次回、その後輩にあったとき銘柄をきいて、このブログで紹介します。