八兵衛のセカンドライフ

46歳で脳幹(橋)出血、現在72歳の車イス男性。ブログはFact is factで(事実だものしょーがねぇべ)

3月23日(くーーっ、苦節19年)

2017年03月23日 19時16分36秒 | 回復の感覚
今朝布団の中で、マヒ手足に「♪あったかいんだから・・」を感じて目が覚めた。
電気を点けて時計を見たら、夜中の2時前のことだった。
もう嬉しくて、嬉しくて。
マヒ手は薄手のゴム手袋、マヒ手足の締付感も相変わらずなのだが、今日のデイのお風呂は楽しみだ。

くーーーっ、苦節19年
とうとうマヒ半身で温かいお湯が感じれる日がやってきた。
健側の温度感覚に比べると、ぬる温かいお湯なのだが、手全体、足全体、体幹でもお湯を感じた。
もう嬉しくて嬉しくて、入浴介助してくれていたドラミちゃん&歌姫さんに温感の蘇りを話した。
また浴室を出たあとは、嬉しさのあまり同郷ナースさんにも話さない訳にはいかなかった。

倒れて初めてシャワーを浴びたのは、やっと立位ができた19年前の3月上旬だった。
手すりに2,3分掴まり立ちが何とかでき、やっとできた温水シャワー入浴だった。
あったかい温水シャワーなのだが、身体中がガタガタと寒かった。
冷たいようなぬるい水をシャワーから浴びせられるようで、
「寒い寒い、早く止めてくれ~~っ!」と、シャワーを浴びてる間ギャーギャー騒いでいた。
温水シャワーだけの入浴介助だったけど、担当ナースさんと妻との二人がかりだった。
あの頃は健側もマヒ側もへったくれもなく、両半身とも身体全体が温度感覚なんてなかった。
それが19年目にして、まがりなりにも両半身に温度感覚が戻ってきた。
くーーっ、万感の思いが胸に迫るものがある。

 参考:健側温度感覚の蘇りは倒れて2年半後、詳細はココ
コメント (4)
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