八兵衛のセカンドライフ

46歳で脳幹(橋)出血、現在72歳の車イス男性。ブログはFact is factで(事実だものしょーがねぇべ)

5月8日(つい妄想してしまう今日この頃)

2017年05月08日 19時37分00秒 | 回復の感覚
実は、3月頃から秘かに楽しみにしていることがある。
あまり書くとイヤ味になるけど、まあ、たまに軽くなら良いだろうということで。。。

早朝に布団の中でマヒ半身を下にして横向きでまどろんでいると、
手ー肩ー胴体ー股関節ー足のマヒが突然溶け去ったように感じる瞬間がある。
それは脳神経の迂回路が開通した瞬間だと、自分では思っているけどね。
今朝も1時半頃オシッコに起きてから、約1時間おきにフッと軽くなった。
しかし1,2分もたつと逃げ水のように消え、マヒ半身が重くて締付られる元に戻ってしまうけどね。
逃げ水のような回復感覚は過去19年間ずーっとそうだったから慣れてはいるけど、
回復感覚を感じる身体の区間や大きさは、
毛細血管の数㎝→オブラート大の薄皮→ふくらはぎ/二の腕などの部位→手、足→マヒ半身全体と、
年月につれ拡大の一途をたどっている。

この先は、どうなって行くのか?
倒れる前の元の身体に戻ることなど、それはいくらなんでも有り得ないこと。
しかし、だんだんよく鳴る法華のタイコもこのまま進んで行くと。。。
あと何年生きられるか分からないけど、身体の細胞数は60兆個と有限だし、
このまま拡大が進んで行くと、ひょっとしてなどとついつい妄想してしまう。

 追記):年月により拡大して行くこのマヒ回復感覚は、自宅で手すり生活を送っている賜物だと思っている。
      週3日間昼間はデイで安楽な車イス生活をしているけど、朝夕や他の週4日間は自宅で手すり生活をしている。
      日々体重をかけて立ったり歩いたりしていないと、下半身が廃退してしまう恐怖感が倒れた当初から強くある。
コメント
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