こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

9月17日 土曜日

2005-09-17 14:24:29 | 雑記帳
昨夜は23時に帰宅後、枝豆をつまみ、パソコンのブログを更新しながら、缶ビールを2本飲んだ。
幸宏の「ONCE A FOOL」とDAVID SYLVIANの「SEPTEMBER」を感動しながら聴きながら、夜は更けた。
空にはこうこうと月が輝いていた。

クーラーを必要とせず、クーラーをつける事無くして、(夏以来)初めて寝た。
睡眠薬1錠服用。1:00消灯。

朝、布団を1枚かけ縮こまった自分に気づく。
寒くて驚いた朝だった。
いつも亡霊のような憂鬱に取り囲まれた朝を迎える私が、珍しく、朝を心地よく感じているのだ。

窓を開けると美しい青い秋空が広がる。
気持ち良い朝のしっとりした空気がそこにはあった。

平日にはありえない静けさ、穏やかさがそこにはあった。

寝ぼけまなこで、カメラを空に向け、パチリと何枚かシャッターを切った。

風呂に入り、桃を食べ、猫のまみやんとスキンシップを取り、熱い日本茶をすすり、抗精神薬を服用する。
いつもと同じ流れなのになぜか心地良い。

平日のせわしなさが無いのが、この心地よさの理由だろう。

朝の電車の人の少なさに感動。
毎日こうなら、私の鬱も和らぎ、肩の力を抜いてリラックス出来るのに。

いつも人が多すぎるのだ。
この世から大幅にヒトがリストラされ、「今朝から3連休~」と平平凡凡している、電車には居ない人々が、どこかに消えてくれたら、どんなにか、世の中平和なことだろうに・・・。

会社に向かうものの、私1人での営業運営の今日。
とてもではないが正装する気分にはなれずに、坂本龍一コンサート1999「LIFE」の黒いTシャツに白いパンツルック、愛用のリーガルシューズの普段着。

ラジオを付けると、TBSの永六輔の番組がほのぼのと始まっている。。。
うららかな日だ。かたちんばの癖して、こんな人間にも、生きている喜びなんて沸いてくる不思議な日だ。
コメント (1)
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好きな詩 「今日の空」(詩:高橋幸宏)

2005-09-17 00:20:51 | 詩、セリフ・・・そして、コトバ
秋と感じた今日。
頭の中で、幸宏の「今日の空」が鳴っていた。
切ない叙情・・。

闇の浪人時代に聞いたこの詩。
アルバム「Once A Fool・・」の<珍しい>宣伝CMでかかっていた。

夕暮れ空に鳥が飛び交い、いとうせいこうが「Once A Fool・・」というCMを思い出した。血のように紅い空を。

この曲は、自らの神経症的傾向と格闘し続けたユキヒロ特有のロマンティシズムの代表曲だと思う。
この曲を、単純な「ラヴソング」という俗的なくくりでくくられることを、私は徹底的に拒みたい。
詩に書かれた言葉をそのまま受け取ること無く、そのコトバの隠喩としての影にある何かを受け取って欲しい、、、。

神経症、鬱病を患う自分ゆえに、そう思うのかもしれないが。



「今日の空は少し 悲しいって
街を駆ける 君は 笑いかけた

雨にぬれた
路の上には
君の影が はしゃいでる

ほんのわずかでいい 僕を見てよ
揺れる肩の髪に 祈る気持ち

雨あがりに
君をつれだして
僕は一人、又 ため息

細い指先が ふるえて
淋しそう
君の気持ちなら わかるさ
彼のことを 好きだね・・・

君はきっと何も 気づかないね
いつも僕は君を 思ってるよ

僕は只の
馬鹿な臆病さ
君の横顔 見てるだけ

今日の空は少し 悲しいね
やるせない雲だけ 僕を見てた」


1985年11月1日発売
アルバム「ONCE A FOOL,…」 より。

コメント (5)
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