やっと一息つく。
今日は金曜日だが、祝日で仕事は休み。
すっかり仕事に振り回された月曜~木曜だった。
年末ということで、「年内に何とか」という消費者が多いので<これは毎年のことだが>自分の営業拠点は立川なのだが、寒波が押し寄せる寒い中、横浜から、都内まで走りまくった4日だった。
昨夜は、ピロリ菌が久々に騒ぐのか、胃が痛くて、帰りの電車でも耐えがたかった。そのクセ帰っては酒を飲んだ。
4~5年やめていたタバコをここ数ヶ月復活してしまったせいもあろう、また仕事のせいもあろうが、実に久々に、胃にカイヨウが出来る感触がある。
1時に寝て、12時に起きる爆睡。起きて寝床でラジオを着けると、天皇が誕生日のコメントを出すニュースを聞く。雪国と化した地も多い中だが、ここ草加の、外は相変わらずの青い晴天。
我が家の2匹の猫たちは、ひなたを求めて、居る位置を太陽の動きと共に変えていっている。
***
1981年を振り返ってきた今年だが、この12月どんなレコードを聴いていたかといえば、ラジオでエアチェックした4枚のオムニバスカセットがそういえばあった。
・キング・クリムソン ディシプリン(1981年9月21日発売)
・ポリス ゴースト・イン・ザ・マシーン(1981年10月発売)
・ジャパン ブリキの太鼓(1981年12月5日発売)
・カーズ シェイク・イット・アップ(1981年11月発売)
ということで、キング・クリムソンの「ディシプリン」のCDを聴いている。
***
◆King Crimson 「Discipline」【写真】
1.Elephant talk
2.Frame by frame
3.Matte Kudasai
4.Indiscipline
5.Thel hun ginjeet
6.Sheltering sky
7.Discipline
私の兄の世代からすると、「こんなものはキング・クリムソンじゃない」と言う方も多い再結成アルバム。だが、自分が知ったクリムソンはこれが初めてで、記憶にあるアルバムだ。
「リズム」というものが重要な課題となっていた1981年の音楽界。
パブリック・イメージ・リミテッドの「フラワーズ・オブ・ロマンス」やトーキングヘッズの「リメイン・イン・ライト」がその中での象徴的な作品だった。
そんな中、ロバート・フリップが、「時代のヒト」エイドリアン・ブリューを引き込み作ったのが、この作品。
私はこのアルバムの前に出たフリップの大失敗バンド「リーグ・オブ・ジェントルマン」のアルバムを大枚はたいて買い、がっくりしていたが、それに比べれば、この「ディシプリン」は充分に「聞ける」。
何より当時よくラジオでかかっていたのは、7曲目のタイトル曲「ディシプリン」。決してほかでは聴くことが出来ない変則的・特徴的なロバート・フリップ、エイドリアン・ブリューという2大巨頭のギターの絡みが味わえる。
「いわゆるロック」嫌いの自分の、その象徴の楽器「ギター」嫌いのなかだったが、この2人の知的・創造的なギターだけは大好きだった。
エイドリアン・ブリューにおいては、この1981年、トーキングヘッズのライブテープ、坂本龍一「左うでの夢」、そしてこの「ディシプリン」(あとスネークマンショーの「戦争反対」のレコードでも弾いている)とよく聴いた。
1曲目の「Elephant talk」ではエイドリアンの例の「パオ~ン パオ~ン」という象の鳴きまねのギターが聞ける。
2曲目の「Frame by frame」3曲目「Matte Kudasai(待ってください)」では、エイドリアンの素直な伸びのあるヴォーカル(この人のヴォーカルも大好きです)が良い。
ミュージック・マガジンの「1981年ベスト10アルバム」を見ると、このアルバムを選んでいるのは小嶋さちほちゃんだけだ。
小嶋さんのコメント「こんな磁場を作り出せるのは他に無い」。
確かに万人にオススメ出来るアルバムでは無いものの、この雰囲気、このサウンドは他にはありえない音だろう。
個人的には、3のメロディアスなバラード(絶対、昔のクリムソン・ファンは認めないでしょうが)、7のタイトル曲が好きです。
今日は金曜日だが、祝日で仕事は休み。
すっかり仕事に振り回された月曜~木曜だった。
年末ということで、「年内に何とか」という消費者が多いので<これは毎年のことだが>自分の営業拠点は立川なのだが、寒波が押し寄せる寒い中、横浜から、都内まで走りまくった4日だった。
昨夜は、ピロリ菌が久々に騒ぐのか、胃が痛くて、帰りの電車でも耐えがたかった。そのクセ帰っては酒を飲んだ。
4~5年やめていたタバコをここ数ヶ月復活してしまったせいもあろう、また仕事のせいもあろうが、実に久々に、胃にカイヨウが出来る感触がある。
1時に寝て、12時に起きる爆睡。起きて寝床でラジオを着けると、天皇が誕生日のコメントを出すニュースを聞く。雪国と化した地も多い中だが、ここ草加の、外は相変わらずの青い晴天。
我が家の2匹の猫たちは、ひなたを求めて、居る位置を太陽の動きと共に変えていっている。
***
1981年を振り返ってきた今年だが、この12月どんなレコードを聴いていたかといえば、ラジオでエアチェックした4枚のオムニバスカセットがそういえばあった。
・キング・クリムソン ディシプリン(1981年9月21日発売)
・ポリス ゴースト・イン・ザ・マシーン(1981年10月発売)
・ジャパン ブリキの太鼓(1981年12月5日発売)
・カーズ シェイク・イット・アップ(1981年11月発売)
ということで、キング・クリムソンの「ディシプリン」のCDを聴いている。
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◆King Crimson 「Discipline」【写真】
1.Elephant talk
2.Frame by frame
3.Matte Kudasai
4.Indiscipline
5.Thel hun ginjeet
6.Sheltering sky
7.Discipline
私の兄の世代からすると、「こんなものはキング・クリムソンじゃない」と言う方も多い再結成アルバム。だが、自分が知ったクリムソンはこれが初めてで、記憶にあるアルバムだ。
「リズム」というものが重要な課題となっていた1981年の音楽界。
パブリック・イメージ・リミテッドの「フラワーズ・オブ・ロマンス」やトーキングヘッズの「リメイン・イン・ライト」がその中での象徴的な作品だった。
そんな中、ロバート・フリップが、「時代のヒト」エイドリアン・ブリューを引き込み作ったのが、この作品。
私はこのアルバムの前に出たフリップの大失敗バンド「リーグ・オブ・ジェントルマン」のアルバムを大枚はたいて買い、がっくりしていたが、それに比べれば、この「ディシプリン」は充分に「聞ける」。
何より当時よくラジオでかかっていたのは、7曲目のタイトル曲「ディシプリン」。決してほかでは聴くことが出来ない変則的・特徴的なロバート・フリップ、エイドリアン・ブリューという2大巨頭のギターの絡みが味わえる。
「いわゆるロック」嫌いの自分の、その象徴の楽器「ギター」嫌いのなかだったが、この2人の知的・創造的なギターだけは大好きだった。
エイドリアン・ブリューにおいては、この1981年、トーキングヘッズのライブテープ、坂本龍一「左うでの夢」、そしてこの「ディシプリン」(あとスネークマンショーの「戦争反対」のレコードでも弾いている)とよく聴いた。
1曲目の「Elephant talk」ではエイドリアンの例の「パオ~ン パオ~ン」という象の鳴きまねのギターが聞ける。
2曲目の「Frame by frame」3曲目「Matte Kudasai(待ってください)」では、エイドリアンの素直な伸びのあるヴォーカル(この人のヴォーカルも大好きです)が良い。
ミュージック・マガジンの「1981年ベスト10アルバム」を見ると、このアルバムを選んでいるのは小嶋さちほちゃんだけだ。
小嶋さんのコメント「こんな磁場を作り出せるのは他に無い」。
確かに万人にオススメ出来るアルバムでは無いものの、この雰囲気、このサウンドは他にはありえない音だろう。
個人的には、3のメロディアスなバラード(絶対、昔のクリムソン・ファンは認めないでしょうが)、7のタイトル曲が好きです。