こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

夏のフェイバリッツ⑳ ムーンライダーズ 「くれない埠頭」'82.09

2010-09-11 16:15:41 | 音楽帳
果たして、夏がいつ終わるのか?

この数日、「猛暑」では無く・若干過ごしやすくはなったものの、一方では気象庁の発表する内容も含めて「今年は秋は無い」と囁かれている。。。

「この多少温度が下がったのは、もしかしたらいっときのもの?」と戸惑う。

ただ、好い加減「夏」は終わって欲しい。

気象庁も、さすがにこのような気候変動の大きい中、梅雨も天気も季節の変わり目も当たらなくなった。
それは、本当に神さえにもわからないもの。

***

昨日は、女性営業マンだけを集めた「男女差別」バリバリの研修を行い、前夜、同僚のSさん・Nさんの助けを借りて作成した資料を元にして、自分のパートを説明したが「この研修の目的・意義・方向性も聞かされない」中作成した資料は、ふたを開ければ温度差がある資料であり、また、緊張症の自分は「頭が真っ白」になり・声も震えてしまい、たどたどしい説明で、伝えたい事の一部も伝わらなかった。。。。

自分の「しゃべりのへたくそ」な営業としては能力が無い事が、今更ながら、自分に対して突きつけられた機会となり、自戒とともに、さらにウツ的世界へと入っていった。。。

***

その「差別研修」には最高級の飲み会がセットになっており、逆に言うと実は「飲み会」が主であり、研修とはそれにとって付けたものだった。
だから、実は、その研修には、実は目的・意義・方向性など元々無かったのである!
『シャンパン』がポーン!と上がって、女性に囲まれて、上位者はニッコニッコであった事だろう。

みんな、その研修への疑義を思いながら、納得行かないココロを内包しながら、業務命令に従って遂行したが、その反動としてのモチベーション低下・義憤もあり、仲間だけで飲み会をした。

結局、酒好きの自分は、話のヴォルテージのヒートアップに従い、ビール → 角ハイボール → 日本酒と次第に濃度の高い酒に向かっていった。

日本酒は、「菊水」のつべたいヤツを頼んだ。



少し甘めの方の新潟のお酒だが、まろやかで、味に女性的な色気のあるお酒で美味しく呑んだ。

そのうち、邪魔者がやってきて、大喧嘩になり、ブチ切れて、大きな交差点で大声で罵倒するに至った。。。。

情けない。
まさに、情けない1日だった。

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「夏」がいつ終わるのか?否かは?不明であるが、夏の終わりに必ず聴くのが、ムーンライダーズ【日本の最長期バンド】の1982年9月に発表された、ムーンライダーズが「永遠なるB級バンド」から「A級」に変わるかもしれないという、淡い期待/もしくは、残念!という境目にあったアルバムが、この『青空百景』である。



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それは、江口寿司という「仕事は嫌いだが才能がある」漫画家の描いた、だーい好き!な『ストップ!ひばりくん!』の中にも「青空百景」は出てくるし、過去、ラジオ番組を江口がやっていたときにも、その中の曲がかかっていたのを思い出す。。。。


***

「ワールド・ハピネス2010」の、野外で、少し日が傾きかけ、風が吹いて・雲が流れる大きな空のもと、ムーンライダーズの1曲目が、この『くれない埠頭』だった。
ジャリやガキたちは、座ってメシを喰ったり・寝たりする中、僕はずっと立ちつくして、この大好きな曲を聴いた。



数人しか立って聴いてはいなかったが、その数人は、まさに僕ら世代の、ある種の「思い入れ」を持っている人たちだったことだろう。

ムーンライダーズは永遠なる「東京」を代表するB級バンドなんだ!
一生死ぬまで続けて欲しい。

コメント (2)
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