こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

エイリアンの人間観察 : 女尊男卑

2011-02-03 18:00:00 | 雑記帳
近時、世間の逞しき「ニンゲン」なる異物をじっくり観察。

生きる知恵として、役に立つ事もあれば、ひど過ぎもあり。

かたちんばは聖人君子では無いが、一方、極悪人程でも無いと思うのだが、公の場では犯罪者扱い。

「人は見た目が8割」なる本があるが、容姿風体態度雰囲気で「は~い、極悪人。」とハンコ押された死刑囚。

そんな自分が周囲を見る中で「?」と疑問符を覚える数々。

***

電車には「女性専用者」なる滑稽な代物が、もうすでに一般化してしまったが、その「女性専用者」とは如何に?
なぜに?

まあ、法律では無いので、男が「女性専用者」に乗ってはイケナイなどという事は無いはずなのだが。

かたちんばが、急いでいるときがあって、階段に一番近い先頭車両に乗ろうとしたところ、駅員が自分の肩を叩いて「もしもし。これは女性専用車両だから、2両目に乗ってください。」と、かなり高圧的注意。

精神的には、駅員の顔に一撃入れる姿勢はあったが、時間も無かったので、負けるように2両目に乗った。

本来、社会的には、老人専用車両を作るのが先だと思ってやまない。
よくシルバー・シートに座って、いびきかいているオヤジ。
ほぼシルバー・シートが、その機能を果たしていない中、老人専用車両が先だと思うのだが。

***

日々、営業前線・企業体と一体化していないといけない役割上、自分が平日に長期休暇を取るなどということは、すでに諦めては居る。

しかし、ある特定の利権を持つ人には、長期休暇というものが赦されることを、目にする。
いくらでも理由は効くし、誰にでも「権利」はある。

しかし、男は?
というと、この日本のような弱体化した社会で、なおかつ、悪しき男社会慣習もあり、例えば自分がちゃらちゃらそんな事でも言おうものなら「えっ?」

そのクセ、ボロボロに追い詰められた段階で、カラダをぶち壊した段階で、身動き取れず、病気でダウンしたら「カラダの方が大事ですから」と言う。

この欺瞞と乖離は何なのだろうか?
本来は病気になる前に、長期休暇取るのがスジなのだが。

じゃあ、給与は?
というと当然、男も女も無く均等である。

一般社会の御用組合のポーズによくありがちな「男にも、育児休暇を!」

「おまえら、そんなくだらないこと、共産党でもあるまいに・・・・。
そんなこと考える暇あったら、もっと役立つことせいや」と頭をペシッ。

このなんちゃって組合、拮抗する保険としての組合なのに、こういう何の役にも立たないことばかりに専念し、無駄なカネだけが、また、じゃぶじゃぶと落ちて行く。

うさん臭い「輪をみんなで!」と言いながら、集めて呑み会開いて、そのカネを我々の血反吐の対価の給与の一部=組合費で落とす有様。

それに見かねて、激怒の上、何度も「抜けさせてくれや」と言うが、ユニオンショップ協定があるのを知った上で、確信犯として罵声浴びせるが、彼らの言うセリフはいつも同じ。

「そんなコトしたら、明日からあなたには、エライ目が待ってますよ」
という宗教じみた事実無根の脅迫。

***

世の中、男より女が元気なのは現代。

元気なのは何より。
元々、人間は女からしか産まれないし、育てるのもやはり女性が主役。

しかし、一般社会の労働組合なるものの欺瞞と同じで、「権利!」の主張と、それを利用した過度乱用が目立つ。

性的アプローチしながら、寸止めでセクハラ盾に女権活用という事では、リピーター目的のキャバクラ嬢の手法に瓜二つである。

みんなの共通話題で、よく上るのが、平気で淫売婦に近い姿で外を歩き・電車に乗りながら、一瞬でも視たら「セクハラ」「見るな!」
「おいおい、裸同然で居るおまえが言うなよ」。

***

政治の世界もそうで、女性の権利主張をかざす・うさん臭いヤツは多くいる。

まだ読めていないのだが「まれに見るバカ女」という本にも「そういう方々」がたくさん名を連ねている。

人づてに聞いた話なので確証は無いが、人が産まれる胎内過程で、男とは女になれなかった出来損ないとでも言おうか・・・そういう話を専門家が語っていたのを思い出す。

確かに、男はコドモが産めないという致命傷的な存在である事は確か。
女性が、結局のところ強くしぶといのも確か。

しかし、どうも最近の社会的な権利主張においては、バランスを欠いているように思えてならない。

まあ、自分みたいなきたないおやぢよりも、香水香る人々にかこまれていたほうが良いのかもしれないが、それならいっそキャバクラ的仕事場にした方が得策。

ほんとうに「えげつない」人間社会を死なずに生き抜くには、多様なウソとテクニックが必要なのだ。
まったく勉強になることが多い。

コメント (5)
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かたちんば徒然日記 : 20110202→0203

2011-02-03 00:50:25 | 雑記帳


砂漠をさ迷う日々が続く。
歩けど歩けど、少しも前に進んでいない気がして、虚無感に包まれる。

今朝の電車の席で、姜 尚中さんの『悩む力』を読了。
一番後ろのページに、2011.02.02読了とえんぴつで記載す。

***

1867に生まれ50歳、胃潰瘍で亡くなった漱石
1864に生まれ56歳、肺炎で亡くなったマックス・ウェーバー
2人に影響を受けた1950生まれの姜 尚中さんの語り口。

NHKドキュメントで見た、姜 尚中さんの漠寥たる生い立ち・野球少年・転校生の女の子への恋と、寸時で再度風の如く去って行ってしまった彼女への想い・貧しくとも立派に育ててくれた母への恩恵と愛。
番組の最後、転校生の女の子が若くして亡くなっていたことを知ったときのうろたえと納得ないまぜの表情態度に、人生の稀なる一瞬を見てしまった。

これを視てから、姜 尚中さんの、論争騒然のさなかでも毅然と振る舞い、優しく柔和な語り口、且つ、揺らがぬ低空飛行で行く信念気迫の成り立ちの源が、私の中で理解出来たような気がした。

この『悩む力』には、その姿がそのまま投影されていて、読むと共に、姜 尚中さんの声が私の中でしていた。
***

漱石の約100年後1966生まれのかたちんば。

今の歳には、漱石は『門』連載の一方で、胃潰瘍で入院、療養先修善寺にて悪化、危篤とある。

***

23:10暗澹たる気持ちで帰宅す。

夕食後の孤独に浸る刻。

1994以来絶えず「或る心状態」の機に度々聴く、細野さんの「メディスン・コンピレーション」を通して聴く。

死までの伴侶の一枚。
今夜は静かだ。

今、0:23、2循目に入った。
ループする度に深く入っていく。

***

森下礼様

私も執念深さでは負けていません(笑)。
何か『業』のようなものかと。

粘着気質と、全く異なる立場の人に言われるからそうなのでしょう。

狡猾なる野蛮人たち。
私の中にある殺人リスト。

必ず骨になる迄に殺人は完了します。
必ず。

音楽世界で言えば、耐えないあくなき追求をやめない偉大な尊師達の如く。

***

さくりんさんへ

生き物は大好きですが、猫に対するシンパシーは前世、猫だった?
とも錯覚。

『権力・主従に関心を示さない』なら、自分の精根はそうかもしれません。

有能では無いですが。
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