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8月19日(水)
夜、仕事を早期に切り上げて、今回は1人で、まみちゃんに会いに行った。
とはいえ、竹ノ塚から歩いて15分。
動物病院についたのは、20:30を回っていた。
緊急外来のネコちゃんの手当てがあるということで、21:00過ぎまで、ロビーで待っていた。
ロビーには、生まれて数ヶ月の子ネコたちが、里親を探して、小屋の中に居て、やんちゃにケンカしたり遊んだりしていた。
まみちゃんも昔はこんなに小さくて、よく遊んだな、と思った。
待っている間、子ネコたちと遊んだ。
***
21:10 まみちゃんたちが入る、フロアーに通され、カギを外してもらい、面会した。
2日前との変化があった。
全く動かないで唖然とした、2日前と違って、まみちゃんは、よろよろになりながらも、寝返りを打ったり、手で目を掻くしぐさをしたりした。
センセイに、「2日前には、全く動かなかったのに、今日は動いていますね」と嬉しそうに話しかけると、今日は調子が良いのか、点滴がからまる位によく動いていますよ。といわれた。
でも、それは点滴に糖分が入っていて、血糖値を上げるようにしているからだと言う。
***
次第に、寝返り打って奥の方に背中向けて寝初めてしまった。
女医のセンセイは、気を利かせてくれたのはいいが、「ほら~っ、まみちゃん。お父さん来たんだよ。向こう向いちゃだめでしょ。」とこっちにひっくり返して顔を見せてくれた。
*自分は40過ぎの親父だからだろうが、「お父さん」と思われているのか、と微笑・・・。
今日は、動くのが見れてうれしかったが、顔を見ると、しんどそうなのは変わらなかった。
ご飯は全然口にしてくれないと言う。
このままでは、衰弱していくしかないんだろうが、おなかや頭を触ったら、今日は、暖かかった。
こないだは、凄くカラダが冷たかったけど、心臓の鼓動もドックドックしているし、生命力を多少取り戻しているような気がした。
しかも、「まみちゃん」と声を掛けると、いつものように、尻尾で合図を送ってくれたのだ。
「ハイ・ハイ」という具合に、反応してくれた。
一進一退が続くのだろうが、少し状態がよくなって安心した。
***
動物病院を出て、また15分うろうろと駅まで歩き、浅草行きの東武線に乗ると、誰も居ない始発の各駅停車だった。
誰も居ない車内で、ぼうっと考え事をしていた。
13歳は猫にとってはそんなにご老体ではないんだけどね。
うちの子たちもエイズはキャリアです。発症はしてないけど怪我や口内炎はほんとに治りにくいんですよ。
免疫力が低下するから。
こんなことしか言えないけど最期まで、看てあげるのがこの子たちの一番の願いとねこもりやも思います。
お返事ありがとうございます。
僕もつい最近までは、まみちゃんも調子よく来たので、これは20歳近くまで生きてくれるものだと思っていたので、寝耳に水という感じです。
もう1匹のまみちゃんの兄弟のミケちゃんは、交通事故で亡くしてしまったので、実家の両親も自分にとっても、まみちゃんの存在は、ネコ以上の家族の存在になっていましたから。
出来るだけ苦しまずに、最後を看取る、これしかないと自分も思っています。