一番最初にお目にかかってから、どのくらい経ったのでしょう。。。
初夏のコンサートで来日された時から、数えて3度目。
初めての時は、
ホテルのお部屋までおじゃまして、コンサート直前に弾いていただきました。
もの凄い勢いでいくつもの駒をとっかえひっかえしながら弾きまくり、
一番合う駒を探しながら音色の確認をされていました。
二度目は、
真夏の熱い中、光舜堂へご家族で来て下さいました。
前回よりも進歩は認めるものの、まだご満足いただけない。
安定して高音まで爆音が出るジョージさんの人工皮、その皮で作った、
サブで使っていらしたご自分の二胡を、参考に、と貸して下さいました。
「それに匹敵する蛇皮の二胡が欲しい」
とんでもなくレベルの高い要求を、
作り始めて若干2年の爺にニコニコしながらおっしゃった、
かなりいい出来になっても、更なる高度なリクエスト、、、
でも―、
西野の二胡製作の腕がここまでレベルアップ出来たのも、
西野を楽器作りのプロとして認め、妥協無きプロ アーティストとしての意見を
ぶつけてくださったおかげです。
そう、ようやく、
ジョージさんの満足いく楽器がここに完成しました!
最終テストの日、
ドキドキしながらお渡した楽器を、
1音1音確かめながらポジション移動。
課題だった高音部の、今まで人工皮に敵わなかった箇所、
キュッ、キュツ、キュツとゆっくり指をずらしながら上がり、
最後の1音が出たところで、親指を立ててニッコリ。
「スバラシイ。。。」
日本語で言って下さいました。
これ、あさってのコンサートで1曲使います、
古典が似合う伝統的な音だから、陽関三畳がいいね。
その時お客さんみんなに紹介するから、西野サン必ず来てね。
なんて、最高の賛辞でしょう!
そして。。。
16日のコンサート当日、ドキドキしながら伺いました。
当日ボスは、ボーボーの髭を床屋で切り、サッパリ。
ジョージ・ガオ モデル発売にあたり、ジョージさんと写真を撮影するためです。
(シルバー料金で安く切ってもらえたそうで、直後は「シルバー…」と、しょげてました-笑-)
会場ではたくさんの二胡友や、光舜堂に来て下さった方々もいらしていて、
今日がお披露目日と知る方々からは、多くの祝辞。
でも、本番始まるまでは気になって気になって。。。それは、
はたして、ホールの後ろの席まで音色は届いてくるか―
冬のコンサートは、
聴衆の厚手の服装がかなり音を吸収し、音響としては、なかなかシビアです。
特に、クロークが無い小ホールの場合、コート類も座席まで持ち込まれているので
尚更。いきなり冬の洗礼です。
『陽関三畳』は休憩後の2部の1曲目。
ドキドキしてたら、あれ?違うみたい。。。ちょっとカクッ。
と、思ったら、2部2曲目の『荒城の月』で使って下さいました!
2曲目だったから、より、ジョージさんの人工皮の二胡との音色の違いが比較しやすかったです。
心配していた音色は後ろまでどうやら届いた様子。
後方の席にいた二胡友さんがニッコリほほ笑んでくださった。
それにしても、音色、全然違う!
クリアーなんです、西野製。
ボスと話したのは、
「二胡の音じゃない、って言う意見、解る気がするね」
少し乾いた風のような感じの音が中国の音色なら、
なんというか、”うるおいある音色”が、西野製の特徴なんです。
湿度を含んだ音が、のびやかに響きます。
「違うといわれてもいいや、もう」
と、ボス。
製作可能だけど、中国的な音色作りには興味がないようです。
「でも、ジョージさん、古典的な二胡の音色っていってくださってましたよね??」
ワタクシ少し混乱。
二胡弾きではないので、奥深い二胡の音色の世界はよくわかりません。
でも、合格、いただきました!
そして―、
いよいよ新年には、『ジョージ・ガオ モデル』として、
ジョージさんが公認してくださった楽器が発売されます!
認可の証として、ジョージさんのサインが刻印されたプレートが付きます。
でも、そんなにべらぼうに高額にはならない予定。
興味ある方、お楽しみに♪
そして、応援し続けて下さった方々、お礼申し上げます。。。
初夏のコンサートで来日された時から、数えて3度目。
初めての時は、
ホテルのお部屋までおじゃまして、コンサート直前に弾いていただきました。
もの凄い勢いでいくつもの駒をとっかえひっかえしながら弾きまくり、
一番合う駒を探しながら音色の確認をされていました。
二度目は、
真夏の熱い中、光舜堂へご家族で来て下さいました。
前回よりも進歩は認めるものの、まだご満足いただけない。
安定して高音まで爆音が出るジョージさんの人工皮、その皮で作った、
サブで使っていらしたご自分の二胡を、参考に、と貸して下さいました。
「それに匹敵する蛇皮の二胡が欲しい」
とんでもなくレベルの高い要求を、
作り始めて若干2年の爺にニコニコしながらおっしゃった、
かなりいい出来になっても、更なる高度なリクエスト、、、
でも―、
西野の二胡製作の腕がここまでレベルアップ出来たのも、
西野を楽器作りのプロとして認め、妥協無きプロ アーティストとしての意見を
ぶつけてくださったおかげです。
そう、ようやく、
ジョージさんの満足いく楽器がここに完成しました!
最終テストの日、
ドキドキしながらお渡した楽器を、
1音1音確かめながらポジション移動。
課題だった高音部の、今まで人工皮に敵わなかった箇所、
キュッ、キュツ、キュツとゆっくり指をずらしながら上がり、
最後の1音が出たところで、親指を立ててニッコリ。
「スバラシイ。。。」
日本語で言って下さいました。
これ、あさってのコンサートで1曲使います、
古典が似合う伝統的な音だから、陽関三畳がいいね。
その時お客さんみんなに紹介するから、西野サン必ず来てね。
なんて、最高の賛辞でしょう!
そして。。。
16日のコンサート当日、ドキドキしながら伺いました。
当日ボスは、ボーボーの髭を床屋で切り、サッパリ。
ジョージ・ガオ モデル発売にあたり、ジョージさんと写真を撮影するためです。
(シルバー料金で安く切ってもらえたそうで、直後は「シルバー…」と、しょげてました-笑-)
会場ではたくさんの二胡友や、光舜堂に来て下さった方々もいらしていて、
今日がお披露目日と知る方々からは、多くの祝辞。
でも、本番始まるまでは気になって気になって。。。それは、
はたして、ホールの後ろの席まで音色は届いてくるか―
冬のコンサートは、
聴衆の厚手の服装がかなり音を吸収し、音響としては、なかなかシビアです。
特に、クロークが無い小ホールの場合、コート類も座席まで持ち込まれているので
尚更。いきなり冬の洗礼です。
『陽関三畳』は休憩後の2部の1曲目。
ドキドキしてたら、あれ?違うみたい。。。ちょっとカクッ。
と、思ったら、2部2曲目の『荒城の月』で使って下さいました!
2曲目だったから、より、ジョージさんの人工皮の二胡との音色の違いが比較しやすかったです。
心配していた音色は後ろまでどうやら届いた様子。
後方の席にいた二胡友さんがニッコリほほ笑んでくださった。
それにしても、音色、全然違う!
クリアーなんです、西野製。
ボスと話したのは、
「二胡の音じゃない、って言う意見、解る気がするね」
少し乾いた風のような感じの音が中国の音色なら、
なんというか、”うるおいある音色”が、西野製の特徴なんです。
湿度を含んだ音が、のびやかに響きます。
「違うといわれてもいいや、もう」
と、ボス。
製作可能だけど、中国的な音色作りには興味がないようです。
「でも、ジョージさん、古典的な二胡の音色っていってくださってましたよね??」
ワタクシ少し混乱。
二胡弾きではないので、奥深い二胡の音色の世界はよくわかりません。
でも、合格、いただきました!
そして―、
いよいよ新年には、『ジョージ・ガオ モデル』として、
ジョージさんが公認してくださった楽器が発売されます!
認可の証として、ジョージさんのサインが刻印されたプレートが付きます。
でも、そんなにべらぼうに高額にはならない予定。
興味ある方、お楽しみに♪
そして、応援し続けて下さった方々、お礼申し上げます。。。
お客様が増えるかな~(⌒∇⌒)
しかし良うございました。これまで努力された甲斐があったってもんです。
でも行きたかったなぁ。平日で痴呆、、ん?地方在住者としては行けませんでした。いつも平日なんだよな、もう!
この半年だけでもどれだけ製作が成長したか、楽器が進化を遂げたか、
分かってくれてて嬉しいです。
なんと魅力的な胡がぞくぞくと出てくる事でしょう!!
うっとりです。
ウズウズしてしまいますね、二胡貯金、二胡貯金……!
シャム柿でジョージ・ガオモデル作って‥‥ゆえん、(8角で)したら??どーーなるな理科実験モデルとか........
Jimmyさん、西野製二胡のコレクターになりそうですね~(笑)
再企画しないと!
将来、価値が上がるかな????
シャムは希少材料ですから、ガオモデルは万が一作るとしたら、めちゃ高い価格になってしまいますよ~!