意外と多いのが、細い弓が好きという方!
少ないのは太い弓。
細い弓が好きというのは分からなくもないのですが。
まず弓のそれぞれの役割。
毛は、当然弦を振動させますね。
竹は、その毛を安定した張力で支える役割です。
安定した張力といっても、
全弓をゆっくり弾くときと、早く弾くときでは、竹に掛る力の種類が変わります。
早い弓を弾くときには、比較的皆さん弓の真ん中から先端のほうを使いますね。
手元のところで早い弓を弾くのは難しいですから。
ところが竹の先端に行くにしたがって、手元で加えている手の重さというのは、減っていきます。
手元は竹が疎かろうと細かろうと、手の重さがそのまま乗りますから、問題はないのですが、
その手の重さがいかに先端までよく伝えられるかが、良い弓竹と悪い弓竹の違いになります。
当然細い竹は、先端にまで手の重さが伝わりにくいです。
途中で竹が曲がってしまい、重さがが抜けてしまいます。
そこで自然に竹に、より力を入れてしまいます。
すると、細い竹は、それもどうしようもなく柔らかいものは、ほとんど手の重さを先端にまで伝えにくいのです。
そこで考え出されたのが、竹を、ヴァイオリンの弓のように熱加工で反らせることです。
ですから最近の比較的高級な弓はみな、外に反っていますね。
この反らせ方が難しいのです。
細く弱い弓でも思いっきり反らせると、外弦はなかなかに良い張力になって弾きやすくなりますが、
今度は内弦を弾くと、竹が、外弦にあたってからからと音がします。
細い竹が好きといっても、やはりそれは程度問題ですね。
ところが自然素材の竹ですから、それぞれ一本筒太さも硬さも違います。
これはヴァイオリンの弓なども同じことが言え、弓を造る木にしてもそれぞれ個性があります。
ヴァイオリンの弓の場合木を削り、そのあと曲げに入るのですが、曲げながらもまた削り、
その木の硬さに合わせて少しずつ作り込んでいきます。
これはハンドメイドの場合ですね。
量産品は違います、
定型の型で削り、曲げます。
それで終わりですそうでないとハンドメイドと同じくらいな手間がかかります。
二胡の弓もこれは同じです。
今のところ、ほとんどのものが量産の体制で作られています。
ですから形は同じでも、相当製品としての違いが出てきます。
ですから皆さん結局はたくさん買って、(10万円以上弓に使っている人は沢山いますね)まあ、何とかそこで使えるものを使っているのでしょうが。
今度は毛が、それほどの長持ちはしません。
まあ、せいぜい、毎日一時間弾くとして1年くらいかもしれませんね。
プロの中には半年で使い捨てるという人もいます。
せめて毛だけでも張り替えられれば、良いのですが、
ですのでぼちぼち、皆さんの弓の毛の張替えもやっていますよ。
ただし張替えに耐えられるくらいの強度のあるものはです。
それは光舜堂の弓毛は、相当強いです、(4年たって張替えはまだお二人、一人は本当に長時間弾く方、一人はデンペンテープのボンドが弓毛にこびりついたので)
ですからその毛の強さに負けないくらいな張力(太さだけではありません)をもった竹でないと、今度は演奏した時に、
竹がビリビリと振動してしまいます。
一度、お試しに張り替えようの弓持って来れれてはいかがですか?
少ないのは太い弓。
細い弓が好きというのは分からなくもないのですが。
まず弓のそれぞれの役割。
毛は、当然弦を振動させますね。
竹は、その毛を安定した張力で支える役割です。
安定した張力といっても、
全弓をゆっくり弾くときと、早く弾くときでは、竹に掛る力の種類が変わります。
早い弓を弾くときには、比較的皆さん弓の真ん中から先端のほうを使いますね。
手元のところで早い弓を弾くのは難しいですから。
ところが竹の先端に行くにしたがって、手元で加えている手の重さというのは、減っていきます。
手元は竹が疎かろうと細かろうと、手の重さがそのまま乗りますから、問題はないのですが、
その手の重さがいかに先端までよく伝えられるかが、良い弓竹と悪い弓竹の違いになります。
当然細い竹は、先端にまで手の重さが伝わりにくいです。
途中で竹が曲がってしまい、重さがが抜けてしまいます。
そこで自然に竹に、より力を入れてしまいます。
すると、細い竹は、それもどうしようもなく柔らかいものは、ほとんど手の重さを先端にまで伝えにくいのです。
そこで考え出されたのが、竹を、ヴァイオリンの弓のように熱加工で反らせることです。
ですから最近の比較的高級な弓はみな、外に反っていますね。
この反らせ方が難しいのです。
細く弱い弓でも思いっきり反らせると、外弦はなかなかに良い張力になって弾きやすくなりますが、
今度は内弦を弾くと、竹が、外弦にあたってからからと音がします。
細い竹が好きといっても、やはりそれは程度問題ですね。
ところが自然素材の竹ですから、それぞれ一本筒太さも硬さも違います。
これはヴァイオリンの弓なども同じことが言え、弓を造る木にしてもそれぞれ個性があります。
ヴァイオリンの弓の場合木を削り、そのあと曲げに入るのですが、曲げながらもまた削り、
その木の硬さに合わせて少しずつ作り込んでいきます。
これはハンドメイドの場合ですね。
量産品は違います、
定型の型で削り、曲げます。
それで終わりですそうでないとハンドメイドと同じくらいな手間がかかります。
二胡の弓もこれは同じです。
今のところ、ほとんどのものが量産の体制で作られています。
ですから形は同じでも、相当製品としての違いが出てきます。
ですから皆さん結局はたくさん買って、(10万円以上弓に使っている人は沢山いますね)まあ、何とかそこで使えるものを使っているのでしょうが。
今度は毛が、それほどの長持ちはしません。
まあ、せいぜい、毎日一時間弾くとして1年くらいかもしれませんね。
プロの中には半年で使い捨てるという人もいます。
せめて毛だけでも張り替えられれば、良いのですが、
ですのでぼちぼち、皆さんの弓の毛の張替えもやっていますよ。
ただし張替えに耐えられるくらいの強度のあるものはです。
それは光舜堂の弓毛は、相当強いです、(4年たって張替えはまだお二人、一人は本当に長時間弾く方、一人はデンペンテープのボンドが弓毛にこびりついたので)
ですからその毛の強さに負けないくらいな張力(太さだけではありません)をもった竹でないと、今度は演奏した時に、
竹がビリビリと振動してしまいます。
一度、お試しに張り替えようの弓持って来れれてはいかがですか?