お友達の持っている、西野二胡と形が違う!
という、ご質問が来まして。
そうです西野二胡は、機械生産しているわけではありませんから、すべて形が違います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/79/93256e9a39094dcd4da7bf4a3254c23b.jpg)
これ黒檀の頭です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/6d/27cef94210b8b5a100a1526a51443dd3.jpg)
これは、欅の和胡の頭です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/d3/af134ca1c203766616c0189a443476e4.jpg)
これはフェルナンブーコの頭です。
木は色も違えば木目もそれぞれ違います。
たとえ、現在一番数多く作っている、欅の和胡(里地帰君の命名です)でさえ全く同じような形はありません。
簡単に言いますと、原形を書かないからです。
いきなり彫り始めます。
最初はこんな感じです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/35/334de76043d85b16a073dae7caeb8e00.jpg)
これを、重さを感じながら、あるいは木目を見ながら、手に伝わる木の硬さを感じながら、削っていくのです。
線書きもしません。
感じることが、大切ですから。
特に欅の場合、刃物は、木目にもっていかれます、たとえドリルで穴あけするのでも、木目の方が強いです。
それを無理やり抑え込むと、例えば木軸の穴なども、刃物が木目に従って動いていきますから、内部の穴がゆがみます。
丸くはならないのです。
木軸の穴は内部が丸いというのは、ぜったいですから、木目に沿って穴を開けたほうが、綺麗に丸くなるのです。
木を相手の仕事というのは、ひたすら、木に動かされるのです、無理やり意思を押し付けると、必ずしっぺ返しが来ます。
それに木を見ていて、たとえ二胡の頭とは言え、何となく感じるものがあり、それに従って作っていくのが楽しいです。
という、ご質問が来まして。
そうです西野二胡は、機械生産しているわけではありませんから、すべて形が違います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/79/93256e9a39094dcd4da7bf4a3254c23b.jpg)
これ黒檀の頭です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/6d/27cef94210b8b5a100a1526a51443dd3.jpg)
これは、欅の和胡の頭です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/d3/af134ca1c203766616c0189a443476e4.jpg)
これはフェルナンブーコの頭です。
木は色も違えば木目もそれぞれ違います。
たとえ、現在一番数多く作っている、欅の和胡(里地帰君の命名です)でさえ全く同じような形はありません。
簡単に言いますと、原形を書かないからです。
いきなり彫り始めます。
最初はこんな感じです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/35/334de76043d85b16a073dae7caeb8e00.jpg)
これを、重さを感じながら、あるいは木目を見ながら、手に伝わる木の硬さを感じながら、削っていくのです。
線書きもしません。
感じることが、大切ですから。
特に欅の場合、刃物は、木目にもっていかれます、たとえドリルで穴あけするのでも、木目の方が強いです。
それを無理やり抑え込むと、例えば木軸の穴なども、刃物が木目に従って動いていきますから、内部の穴がゆがみます。
丸くはならないのです。
木軸の穴は内部が丸いというのは、ぜったいですから、木目に沿って穴を開けたほうが、綺麗に丸くなるのです。
木を相手の仕事というのは、ひたすら、木に動かされるのです、無理やり意思を押し付けると、必ずしっぺ返しが来ます。
それに木を見ていて、たとえ二胡の頭とは言え、何となく感じるものがあり、それに従って作っていくのが楽しいです。