初心者にとって弾きやすいというのは、
直ぐ音がでる、雑音がしにくいと言うことでしょう。
上級者にとって弾きやすいというのは、全ての音が、スムーズに音になってくれるということではないでしょうか。
思った音がちゃんと出ると言うのは、楽器だから当たり前のようでいて、そうでもないのです。
フルートなどは、良い楽器と悪い楽器の差がはっきりしています。
一番下のCの音が軽く出ない楽器も有るのです。
これは楽器の作りそのものの問題なのですが、二胡の場合は反対に高い音が出にくいというのは、殆どの楽器に言えます。
楽器屋さんの中には、或いは先生の中にも、二胡は高い音が出にくい物なのです、と澄まして言ってしまう人もいます。
では、先生あなたの持っていらっしゃる楽器は?と反対に聴いてしまいたくなります。
もちろん先生方のお持ちの二胡は、そこそこプロが納得するぐらいには鳴るのです。
そうでなければ、良い楽器とは言えないでしょうから。
思った時に思った音が出る、これは演奏家が持つには、絶対的な条件でしょう。
そう言う意味で弾きやすさと言うのが、判断されるのではないでしょうか。
不思議な事に、どんな楽器も、それこそ世界中の楽器の中で、その楽器としての全ての音が、完全に出ると言う楽器は大変に少ないと思います。
あのストラデバリウスでさえ、ウルフ音がする部分を含むと言われます。
自然の素材で出来ている物ですから、完全と言う意味では、電子楽器のようには、完全にではあり得ないのでしょう。
だからこそかもしれません、楽器作りは、より以上の物を追及していきますし、演奏家もより以上を求めます。
二胡に話を戻しましょう。
演奏する人が、思った時に思った音が出る、望むボリュームが出る、全音が出る。
ボリュームと言う点では、今も中国の二胡製作家達はその事を第一にあげます。
二胡の音自体が小さいからでしょう。
沢山の聴衆に聞かせたい、ヨーロッパの楽器などと共演したい、などなど、色々有るとは思いますが、やはり、演奏の幅を広げたいと言うのが、演奏家にとっては一番なのではないでしょうか。
思ったように弾ける、大きく出したい時に大きく出さないと、感情を自由に表現できないのではないでしょうか。
これも、楽器としての完全な評価と言うのは無いようです。
他の楽器と比べて、今自分の弾いている楽器と比べてと言うことの判断きりできませんね。
しかし比べてみると良くわかります、大きな音が出る、良く響くと言うのは気持ちの良いものです。
是非、楽器屋さんに行って、色々弾き比べてみて下さい。
一つだけ問題があるとすれば、新しい二胡と言うのは、響きにくいものです。
ですから、もしかしたら、今皆さんがお持ちの楽器の方が、新しい楽器より鳴るかもしれません。
しかし、新しくても、いずれは鳴る二胡と言うのは解る物なのです。
何が違うかと言いますと、棹の振動が違うのです。
音全体としては大きくなくても、左手に響く棹の感触が違います。
棹が鳴ると言うのは良い二胡に育つ一つの要素なのです。
もし皆さんが、新しい楽器を探しに行くとしたら、この棹の鳴りと言うのに気おつけて下さい。
楽器屋さんによっては、売り場を大変良く響くように作ってあるところも有ります。
うるさいくらいに良く響きます。
出うsから買って帰って家で弾いて見たら、あれっ!あんなに鳴っていたのにと言うことにもなりかねません。普通住宅はカーテンや、床の絨毯、衣類や、ソファーなどで音が吸収されてしまいますから。
しかし棹の振動と言うのは変わりません。
是非、棹の良くなる物を選んで下さい。
直ぐ音がでる、雑音がしにくいと言うことでしょう。
上級者にとって弾きやすいというのは、全ての音が、スムーズに音になってくれるということではないでしょうか。
思った音がちゃんと出ると言うのは、楽器だから当たり前のようでいて、そうでもないのです。
フルートなどは、良い楽器と悪い楽器の差がはっきりしています。
一番下のCの音が軽く出ない楽器も有るのです。
これは楽器の作りそのものの問題なのですが、二胡の場合は反対に高い音が出にくいというのは、殆どの楽器に言えます。
楽器屋さんの中には、或いは先生の中にも、二胡は高い音が出にくい物なのです、と澄まして言ってしまう人もいます。
では、先生あなたの持っていらっしゃる楽器は?と反対に聴いてしまいたくなります。
もちろん先生方のお持ちの二胡は、そこそこプロが納得するぐらいには鳴るのです。
そうでなければ、良い楽器とは言えないでしょうから。
思った時に思った音が出る、これは演奏家が持つには、絶対的な条件でしょう。
そう言う意味で弾きやすさと言うのが、判断されるのではないでしょうか。
不思議な事に、どんな楽器も、それこそ世界中の楽器の中で、その楽器としての全ての音が、完全に出ると言う楽器は大変に少ないと思います。
あのストラデバリウスでさえ、ウルフ音がする部分を含むと言われます。
自然の素材で出来ている物ですから、完全と言う意味では、電子楽器のようには、完全にではあり得ないのでしょう。
だからこそかもしれません、楽器作りは、より以上の物を追及していきますし、演奏家もより以上を求めます。
二胡に話を戻しましょう。
演奏する人が、思った時に思った音が出る、望むボリュームが出る、全音が出る。
ボリュームと言う点では、今も中国の二胡製作家達はその事を第一にあげます。
二胡の音自体が小さいからでしょう。
沢山の聴衆に聞かせたい、ヨーロッパの楽器などと共演したい、などなど、色々有るとは思いますが、やはり、演奏の幅を広げたいと言うのが、演奏家にとっては一番なのではないでしょうか。
思ったように弾ける、大きく出したい時に大きく出さないと、感情を自由に表現できないのではないでしょうか。
これも、楽器としての完全な評価と言うのは無いようです。
他の楽器と比べて、今自分の弾いている楽器と比べてと言うことの判断きりできませんね。
しかし比べてみると良くわかります、大きな音が出る、良く響くと言うのは気持ちの良いものです。
是非、楽器屋さんに行って、色々弾き比べてみて下さい。
一つだけ問題があるとすれば、新しい二胡と言うのは、響きにくいものです。
ですから、もしかしたら、今皆さんがお持ちの楽器の方が、新しい楽器より鳴るかもしれません。
しかし、新しくても、いずれは鳴る二胡と言うのは解る物なのです。
何が違うかと言いますと、棹の振動が違うのです。
音全体としては大きくなくても、左手に響く棹の感触が違います。
棹が鳴ると言うのは良い二胡に育つ一つの要素なのです。
もし皆さんが、新しい楽器を探しに行くとしたら、この棹の鳴りと言うのに気おつけて下さい。
楽器屋さんによっては、売り場を大変良く響くように作ってあるところも有ります。
うるさいくらいに良く響きます。
出うsから買って帰って家で弾いて見たら、あれっ!あんなに鳴っていたのにと言うことにもなりかねません。普通住宅はカーテンや、床の絨毯、衣類や、ソファーなどで音が吸収されてしまいますから。
しかし棹の振動と言うのは変わりません。
是非、棹の良くなる物を選んで下さい。
特に二胡は、指板もなく、もちろんフレットもないので
弾く時の感情がダイレクトにでる楽器で、その分喜怒哀楽がはっきり映し出される楽器だと思います。
金曜日にウー先生と和胡弓の若林美智子さんが共演されたライブを聴いてきましたが、
和胡弓は更に繊細な音でありましたが、そこに日本の和というものを感じました。
なんと言えばよいか解りませんが、ささやかななもの、ひっそりとした美しさを愛でる気持ちは日本人は特に強いのかな、っと思った日でした。
極端には胴自体を固定するくらいにすると最強に棹が振動するのではないかと思うのですが、それは不可能。
さすれば胴を重くするというアイデアが浮かぶのです。
よく胴の下に鉄や鉛を埋め込んでいますが、あれの役目はそういう役目も若干はあるのかなと思う今日この頃です。。。
本当かどうかは分かりませんけど定性的にはっていう感じどす(笑