このところ毎週のように、二胡の修理依頼が来ています。
殆どが、皮の張替です。
10年近く前に、習い事としての二胡のブームが来ていました。
その頃に購入された二胡が、そろそろ寿命が来ている物も出始めています。
寿命と言ってもそれは皮だけの問題です。
その他は木軸が乾燥で狂って来て削り直しと言うのも多いです。
元々からして二胡の木軸と言うのはそれほどぴったりと穴に吸い付くように出来ていませんから、
それがさらに進んだということでしょう。
その当時に二胡を販売していた楽器屋さん、あるいは先生たちにも判っていなかったことです。
販売してその後のメンテナンスと言うのをどのように考えてたのでしょうね。
ある男性の先生は子供のころからヴァイオリンを習っていて、今でもむしろヴァイオリンの方が上手ですし、
ヴァイオリン等の世界では、メンテナンスと修理というのは、楽器を弾くうえで絶対に必要な知識のはずですが、その知識が二胡の世界には移入されてきていないのですね。
ましてや、販売する時にその様な注意もありませんし、その修理の体制が出来ておらずに、この20年二胡は販売されてきているのが実情です。
全ての楽器に修理と調整はつきものです。
沢山の細かな部材を、ニカワやボンドで張り付けてあるのですからいつかわ剥がれますし、壊れもします。
ヴァイオリンの部材は72ケと言われます。
二胡の部材は、21ケです。
全てに皮かボンドで付けられているのです。
その中に蛇皮も入ります。
皆さん二胡を購入した時に、蛇皮の寿命と言うのは聞かされましたか?
或は楽器としての二胡の扱い方と言うのは聞いていますか?
直す時には、どこへ行けばよいかというのを聞いていますか?
最近でこそ、購入したお店に持って行きさえすれば、多少の修理は何とかできます。
先生も、それは引き受けてくれます。
教室でも東京のある大手の教室には、ちゃんとメンテが出来る人がいるところもありますが、
それ以外では皮の張替まではやっていません。
皮を張替えるにしても、基本的には中国や台湾など一度持ち出して張替えるきりないようです。
そうするとサイテスの問題や、楽器の取り違えの問題なども出て来るようにも聞いています。
ヴァイオリン等でも表板がはがれたりするという事は、しばしば見受けられます。
二胡の場合蛇皮はいつかは、張り直しが来ます。
日本でも何か所か三線を作っている工房や、三味線などの和楽器等の皮の張替えをやっているところもあります。
たぶん二胡の蛇皮の張替えを引き受けてくれるところもあるとは聞いていますし、光舜堂などより安く張替えてくれるみたいですよ。
ただ光舜堂の張替と言うのは、楽器としての二胡が良い状態に鳴るという事を目指していますから。
同じ張替えでも、皮の厚みがきちっとその胴の木に合うように皮を加工し、
あるいは、木の狂いなども修正します。
この事重要です。
二胡は楽器ですから、単に皮を張替えればよいわけでもありません、二胡の皮の張り方、伸ばし方最終の熱加工など考えてやっています。
宣伝?でした。
殆どが、皮の張替です。
10年近く前に、習い事としての二胡のブームが来ていました。
その頃に購入された二胡が、そろそろ寿命が来ている物も出始めています。
寿命と言ってもそれは皮だけの問題です。
その他は木軸が乾燥で狂って来て削り直しと言うのも多いです。
元々からして二胡の木軸と言うのはそれほどぴったりと穴に吸い付くように出来ていませんから、
それがさらに進んだということでしょう。
その当時に二胡を販売していた楽器屋さん、あるいは先生たちにも判っていなかったことです。
販売してその後のメンテナンスと言うのをどのように考えてたのでしょうね。
ある男性の先生は子供のころからヴァイオリンを習っていて、今でもむしろヴァイオリンの方が上手ですし、
ヴァイオリン等の世界では、メンテナンスと修理というのは、楽器を弾くうえで絶対に必要な知識のはずですが、その知識が二胡の世界には移入されてきていないのですね。
ましてや、販売する時にその様な注意もありませんし、その修理の体制が出来ておらずに、この20年二胡は販売されてきているのが実情です。
全ての楽器に修理と調整はつきものです。
沢山の細かな部材を、ニカワやボンドで張り付けてあるのですからいつかわ剥がれますし、壊れもします。
ヴァイオリンの部材は72ケと言われます。
二胡の部材は、21ケです。
全てに皮かボンドで付けられているのです。
その中に蛇皮も入ります。
皆さん二胡を購入した時に、蛇皮の寿命と言うのは聞かされましたか?
或は楽器としての二胡の扱い方と言うのは聞いていますか?
直す時には、どこへ行けばよいかというのを聞いていますか?
最近でこそ、購入したお店に持って行きさえすれば、多少の修理は何とかできます。
先生も、それは引き受けてくれます。
教室でも東京のある大手の教室には、ちゃんとメンテが出来る人がいるところもありますが、
それ以外では皮の張替まではやっていません。
皮を張替えるにしても、基本的には中国や台湾など一度持ち出して張替えるきりないようです。
そうするとサイテスの問題や、楽器の取り違えの問題なども出て来るようにも聞いています。
ヴァイオリン等でも表板がはがれたりするという事は、しばしば見受けられます。
二胡の場合蛇皮はいつかは、張り直しが来ます。
日本でも何か所か三線を作っている工房や、三味線などの和楽器等の皮の張替えをやっているところもあります。
たぶん二胡の蛇皮の張替えを引き受けてくれるところもあるとは聞いていますし、光舜堂などより安く張替えてくれるみたいですよ。
ただ光舜堂の張替と言うのは、楽器としての二胡が良い状態に鳴るという事を目指していますから。
同じ張替えでも、皮の厚みがきちっとその胴の木に合うように皮を加工し、
あるいは、木の狂いなども修正します。
この事重要です。
二胡は楽器ですから、単に皮を張替えればよいわけでもありません、二胡の皮の張り方、伸ばし方最終の熱加工など考えてやっています。
宣伝?でした。