もしかしたら、この紐はスパーストリングス、超紐理論?
なんだか懐かしい言葉ですが、
この紐理論と同じく、完全に確定できたわけではありませんが、たぶん、
たぶんですよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/b3/fa9baa1cab6302a0bc8828aa21d01210.jpg)
先日書きましたように、この紐
ある特定のメーカに、そしてある特徴的な鳴り方の楽器にかなり限られて付けられているようです。
かなりの数があることがわかりました。
それもこの4,5年で購入したものが多いです。
簡単に言うと、ウルフ音(音が裏返る)がとても多い楽器です。
この紐があるから、かろうじて裏返り音が止まっているものもありますが、
弾き方によっては、弓の使い方ですね、それによってはウルフ音が多いものです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/38/f8f91491d95a7a16db56ffc1ba65cd88.jpg)
これはチェロのウルフ音キラーです。
なんだか駒の下に付けるという事では、二胡のコントロールマット(フェルトやスポンジ)に似ていますね。
このチェロの画像で、駒の下に弦を固定しているテールピースが見えます。
この下にたくさん布地あるいはスポンジをかませても似たような効果が出ます。
要するに、コントロールマットなのでしょう。
二胡の場合このコントロールマットを弦が動かなくなるくらい厚くフェルトを詰め込むと、
かなり、ウルフ音は止まります。
チェロの場合、駒の下の弦に重さを付けると、ウルフ音は出にくくなります。
擦弦楽器のウルフ音が出る、楽器というのは、良く響く楽器に多いです。
チェロやヴァイオリンの場合、まだなぜこのウルフ音が出るのか特定されていません。
たぶん、という事はあります。たぶん,サイドの板が薄いとこのウルフ音が出るのではないかと私は考えているのですが、
ヴァイオリンなど作っている方、どうですかね?
理由はです、チェロにはこのウルフ音が出るものというのが特別多いのです。
チェロとヴァイオリンを比べて、その政策の問題で,サイドの板を造るという事では、難しさが相当違います。
ヴァイオリンのサイドの板は,厚みが、1,5ミリ前後で幅が約30mmです。
これは比較的簡単に曲げることができますが、
チェロの場合は,厚みが5mm前後、そして幅が90mm近くあります。
普通は熱加工するのですが、これを曲げるのがなかなかに難しく、
つい、幅は代えられないので厚みを薄くしてしまう制作家が多いようです。
まあ、これはチェロの話。
二胡の場合、あるメーカーは胴の削りが他所のものに比べて、とても大きい場所があります。
棹の周辺部ですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/14/ccbbe43bcb82666c679ccc3330541748.jpg)
この部分の削り方が大きいと、音は良く鳴りますし又ふくよかな音になるようですが、
良く響く分楽器ののバランスを崩すおそれもあります。
このことももっと調べないと、私がやってみた限りのものです。
とても良い紫檀などは割と出ないのですが、、、、
楽器はの木の削りというのは本来は一枚一枚の木に合わせて厚みを決めていくものです。
ところが量産になると同じ型の刃物で削りますから木の種類などに合わせているわけにはいきませんからね。
そしてもう一つ、
この紐のかかっている部分高音の音が決定されるところです。
ここを厚く作ると高音の振動が弱くなります。
削って出来上がった二胡に今更木を厚くはできないので、
この部分に紐をかけて、瞬間接着剤でかなり固めてあります。
これいくつか実験をしてみたところ、相当きつく紐を縛ったうえで瞬間接着剤で固めると胴と一体化して、
ウルフ音が止まる楽器も出てきました。
皆さんの楽器もしウルフ音が出るようでしたら、ここに紐があるかどうか見てください。
しかし私がやったのは、まだ、5台ほどです、そのうち4台はウルフ音がかなり軽減されるかでなくなるかでしたが、
なんだか高音のきらめきというのが消えて、つまらない音(これはあくまで私の感じです)に感じられます。
また紐があるからといって必ずしもウルフ音が完全になくなるわけではありません。
ひもをはずしてみないとわからないことでもあります。
怖いもの見たさでやってみますか?
チェロもウルフ音キラーを付けると、その弦の響きは落ちてしまいます。
まあ、どちらも小手先技としか言いようがないのですが、
それでも、ウルフ音が出ないよりはましなのかと、、、
チェロの場合は、表板外してサイドの板外してなどととてもではありませんが、大手術です。
でも二胡の場合は、蛇皮はいつかは、変えるものです。
その時に直すことが可能です。
なんだか懐かしい言葉ですが、
この紐理論と同じく、完全に確定できたわけではありませんが、たぶん、
たぶんですよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/b3/fa9baa1cab6302a0bc8828aa21d01210.jpg)
先日書きましたように、この紐
ある特定のメーカに、そしてある特徴的な鳴り方の楽器にかなり限られて付けられているようです。
かなりの数があることがわかりました。
それもこの4,5年で購入したものが多いです。
簡単に言うと、ウルフ音(音が裏返る)がとても多い楽器です。
この紐があるから、かろうじて裏返り音が止まっているものもありますが、
弾き方によっては、弓の使い方ですね、それによってはウルフ音が多いものです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/38/f8f91491d95a7a16db56ffc1ba65cd88.jpg)
これはチェロのウルフ音キラーです。
なんだか駒の下に付けるという事では、二胡のコントロールマット(フェルトやスポンジ)に似ていますね。
このチェロの画像で、駒の下に弦を固定しているテールピースが見えます。
この下にたくさん布地あるいはスポンジをかませても似たような効果が出ます。
要するに、コントロールマットなのでしょう。
二胡の場合このコントロールマットを弦が動かなくなるくらい厚くフェルトを詰め込むと、
かなり、ウルフ音は止まります。
チェロの場合、駒の下の弦に重さを付けると、ウルフ音は出にくくなります。
擦弦楽器のウルフ音が出る、楽器というのは、良く響く楽器に多いです。
チェロやヴァイオリンの場合、まだなぜこのウルフ音が出るのか特定されていません。
たぶん、という事はあります。たぶん,サイドの板が薄いとこのウルフ音が出るのではないかと私は考えているのですが、
ヴァイオリンなど作っている方、どうですかね?
理由はです、チェロにはこのウルフ音が出るものというのが特別多いのです。
チェロとヴァイオリンを比べて、その政策の問題で,サイドの板を造るという事では、難しさが相当違います。
ヴァイオリンのサイドの板は,厚みが、1,5ミリ前後で幅が約30mmです。
これは比較的簡単に曲げることができますが、
チェロの場合は,厚みが5mm前後、そして幅が90mm近くあります。
普通は熱加工するのですが、これを曲げるのがなかなかに難しく、
つい、幅は代えられないので厚みを薄くしてしまう制作家が多いようです。
まあ、これはチェロの話。
二胡の場合、あるメーカーは胴の削りが他所のものに比べて、とても大きい場所があります。
棹の周辺部ですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/14/ccbbe43bcb82666c679ccc3330541748.jpg)
この部分の削り方が大きいと、音は良く鳴りますし又ふくよかな音になるようですが、
良く響く分楽器ののバランスを崩すおそれもあります。
このことももっと調べないと、私がやってみた限りのものです。
とても良い紫檀などは割と出ないのですが、、、、
楽器はの木の削りというのは本来は一枚一枚の木に合わせて厚みを決めていくものです。
ところが量産になると同じ型の刃物で削りますから木の種類などに合わせているわけにはいきませんからね。
そしてもう一つ、
この紐のかかっている部分高音の音が決定されるところです。
ここを厚く作ると高音の振動が弱くなります。
削って出来上がった二胡に今更木を厚くはできないので、
この部分に紐をかけて、瞬間接着剤でかなり固めてあります。
これいくつか実験をしてみたところ、相当きつく紐を縛ったうえで瞬間接着剤で固めると胴と一体化して、
ウルフ音が止まる楽器も出てきました。
皆さんの楽器もしウルフ音が出るようでしたら、ここに紐があるかどうか見てください。
しかし私がやったのは、まだ、5台ほどです、そのうち4台はウルフ音がかなり軽減されるかでなくなるかでしたが、
なんだか高音のきらめきというのが消えて、つまらない音(これはあくまで私の感じです)に感じられます。
また紐があるからといって必ずしもウルフ音が完全になくなるわけではありません。
ひもをはずしてみないとわからないことでもあります。
怖いもの見たさでやってみますか?
チェロもウルフ音キラーを付けると、その弦の響きは落ちてしまいます。
まあ、どちらも小手先技としか言いようがないのですが、
それでも、ウルフ音が出ないよりはましなのかと、、、
チェロの場合は、表板外してサイドの板外してなどととてもではありませんが、大手術です。
でも二胡の場合は、蛇皮はいつかは、変えるものです。
その時に直すことが可能です。