赤の寂光は、ヴァイオリン用の寂光より少し、低音弦を振動させやすいもので、チェロの方が今までの寂光だと少し低音弦を鳴らすのに物足りないという方の為のものです。
その少し物足りないという方の多くが女性のチェロ奏者方でした。
素そこで、松脂を作る工程で使う触媒の濃度などを研究しまして作り上げたのがこの赤の光輪と寂光です。
これを使うとチェロ用の市販されている柔らかい松脂より音のキレが良い事で弦が縦に振動させやすくなり、柔らかい松脂より遠鳴りがします
ご自身が感じるより更に音が響いていきます。
光舜松脂の特性である楽器全体を鳴らして大きな音にすることが実現します。
音色は「寂光」と変わらず、深い、複雑な音色を表します。
赤の光輪も同じく、ヴァイオリン用の光輪よりチェロを弾く女性用のための松脂と言って良いと思います。
ヴァイオリンなどではそれほどの差が出ませんが、チェロくらいの大きさの楽器ですと、脱力して弓を引くときにどうしても圧力が男性ほどには鳴らないようです。
勿論楽器にもよりますし弓の重さや弦の質にもよるでしょうが、ふだんヴァイオリン用の松脂で弾いておられるチェロ弾きさんが感じる物足りなさが無くなります。
赤の光輪はヴァイオリン用の光輪と同じく明るい音色の晴れやかな響きを引き出します。
元々ハイポジションの音の出の良い光輪の特質はそのままです。
コントラバスやチェロそ弾く方の多くが方がこの光輪の音をお好みのようです。
チェロを弾く女性のための松脂と言って良いと思います。
発売は11月11日の予定です。
松脂工房光舜堂西野和宏&ほぉ・ネオ