二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

福音弓の通販が二胡姫さんで始まりました。

2014-12-02 11:40:38 | ■工房便り 総合 
すごく緊張しています。

売れるかな。

売れないかな?

売れるだろうな。

売れてほしいな、、という事はどうでも良いのです。

何に緊張しているかと言うと、この弓は世界中の二胡弓の中で唯一、馬毛の張替が出来る弓だからです。

弓の毛の張替前に、竹が傷んだらコワイな、という緊張感です。

何しろ原料と原型はかの国の製品ですから、

ましてや作業途中火をかけます。

竹は火をかけて油分を抜くととても硬くなります。

その硬さを利用して、弓の反発力を作るのです。

もっと怖いのは最終的な責任はいくらかの国の原料とは言え、私にあるからです。

ホントなら全ての材料選びから原料の竹そのものも、日本製で行きたいのです。

そこで、到着した竹の中から選びに選んではいます。

そして手元の所など、相当加工を加え、全体としても、塗料を含浸させ強くはしているつもりですが、、

みなさんの扱い方にもよってこの部分手元の部分と言うのはとても裂けやすいのです。

弓の毛を外す時には、必ずネジを全部抜いてそれから毛を外して下さい。

お願いです。

全部外さずに中途半端に竹にボルトが引っかかっていて、手で毛を外そうとすると、稀に竹が破損します。

これは直すことは出来ますが、破損は破損です。

ご自分ではそれほど頻繁に、毛を外したりというのは無いかもしれませんが、

お友達にコレ福音弓、使ってみます?などといった時に慌てると、毛だけを外そうとして引っかけてしまう事も有ります。

つい手前に引っ張ろうとしてしまいます。

これは間違い!!

ネジを全部外さないでけだけっを外そうとするときには、後ろへ引っ張るのです。

手元の方向へ、引くのです。

その時にもネジは一番緩くなるまで回して下さい。

こんな事を考えると、やはりウチでは通販出来ないですね、頼んで良かったです。

私は、弓造りとしてはまだまだ駆け出しです。

全く何のミスも無いとは思えないのです。ですからミスの無いようにするには、

慌てないゆっくり確認、途中何回もチェック、それでも何かあるのではないか、

或るのです、ネジそのものの破損と言うのが、これはかの国の製品ですので、あるのです。

その時は言ってください。二胡姫さんにも置いてありますし、うちにもストックはあります。

そういうわけで、緊張しています。

やっぱり全部自分で作りたいです。

そしたら安心して言えます。福音弓こそ二胡の弓です。と。

そうそう、隠し駒はまた明日から、



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