5月9日は光舜堂を始めた日です。
この10年光舜堂をご愛顧いただきまして、大変感謝いたしております。
思わぬ新型コロナのために、全国の二胡愛好家の方は、どのようにお過ごしでしょうか
まず皆さんがご無事であることを祈ります。
今は亡き中国屋楽器店のショウホウさんに勧められて、西野二胡を作り販売を始め、
更に、勧めにより日曜だけの営業のお店を渋谷の丸山町に作って、10年経ちました。
お店を始めるにあたって数名の二胡友の協力を得ることもでき、
その二胡友たちもそれぞれに活躍の場を広げ、二胡のご縁で、結婚したり、今ではプロとして活動するかたもいます。
また大変残念なことではありますが、亡くなった方もいらっしゃるなど、10年経つと本当に色々なことがおこります。
当時は、東京では教室ごと単位が中心であり、教室を越えてということがほとんどなかったようですが、
10年前には、ほとんどなかったスマホの力もあり、
今では教室を超えた楽団もあり、ネットでも気の合う方それぞれれにお付き合いが始まり、
各地で沢山のイベントが行われてきました。
光舜堂も、全国から二胡奏者を集めて、『日本の二胡物語』という、話題だけで実現しなかったイベントなども組みました。
当時は、二つの台風が来るなどというのは相当珍しいことでした、それも、10月に。
最近では台風での被害も年々ひどくなりまして、知り合いの中にはいまだに屋根のない住宅にお住まいの方もいらっしゃいますし、近いところでは橋が落ちたりもしています。
台風だけではありません、忘れもしない東北の地震の影響は、原発も含めていまだに、皆さんを脅かすことも多々あります。
そのような中でも、皆さんは二胡を弾き続けてきたのだと思います。
しかし今回の新型コロナの影響は、単に二胡を弾くということにも出てきていまして、
東京をはじめとする大都市の住宅地の中では、二胡の音出しができないということで、もうこの3ケ月二胡を弾いていないという方々が続出しています。
本当はこのような自粛の時にこそ、愛胡を膝の上にのせてその音色を楽しみたいのですが、
それも思うように任せないのが、現状です。
今、光舜堂には、たくさんの二胡が送られてきています。
こんな時にこそ、少し時間がかかっても、コロナ退散の時に向けて愛胡を、直すところは直し、健全に鳴るようにしておこうという方々からのご依頼です。
光舜堂を始めた当初から、二胡を販売するというより、それまで、二胡の業界には無かった楽器の調整というのを打ち出してきました。
どうやら二胡は調整して初めて良い音色になる、ということも、定着したようで、各地の楽器屋さんも、調整を始めているようです。
しかしその楽器屋さん自体が全国にあるわけでもありません。
そこで、二胡とはどのような楽器なのかということを書いた『二胡の救急箱』という本を一昨年末発売しました。
各地の通販会社や楽器屋さんのご協力を得て、3ケ月くらいで、1000部を完売しましたが、
沢山のお問い合わせもあり、さらに広く読んでほしいということで、再版ずることに決めました。
新型コロナの影響もあり、ほぉさんの休養中という事もあり、弓の制作は今は滞っておりますが、
二胡を楽しく弾くにあたっては、安定した製品である福音弓の制作販売は今後もさらに強めていかなければと、考えております。
年々これから年をとっていく私の体力を考える時期に来ています。
それらのことも考え合わせ、様々店舗の形態も変化していくかもしれませんが、
作ったり直したりすることを中心に、今後、ほぉさんともども、皆さんが二胡を楽しく弾いていけるお手伝いをするのは変わらず、
それが、今後のもしかしたら10年の、光舜堂の在り方であると考えております。
皆さんもくれぐれも新型コロナに気を付けて、お過ごしください。
皆様と、無事再会できることを祈ります。
この10年光舜堂をご愛顧いただきまして、大変感謝いたしております。
思わぬ新型コロナのために、全国の二胡愛好家の方は、どのようにお過ごしでしょうか
まず皆さんがご無事であることを祈ります。
今は亡き中国屋楽器店のショウホウさんに勧められて、西野二胡を作り販売を始め、
更に、勧めにより日曜だけの営業のお店を渋谷の丸山町に作って、10年経ちました。
お店を始めるにあたって数名の二胡友の協力を得ることもでき、
その二胡友たちもそれぞれに活躍の場を広げ、二胡のご縁で、結婚したり、今ではプロとして活動するかたもいます。
また大変残念なことではありますが、亡くなった方もいらっしゃるなど、10年経つと本当に色々なことがおこります。
当時は、東京では教室ごと単位が中心であり、教室を越えてということがほとんどなかったようですが、
10年前には、ほとんどなかったスマホの力もあり、
今では教室を超えた楽団もあり、ネットでも気の合う方それぞれれにお付き合いが始まり、
各地で沢山のイベントが行われてきました。
光舜堂も、全国から二胡奏者を集めて、『日本の二胡物語』という、話題だけで実現しなかったイベントなども組みました。
当時は、二つの台風が来るなどというのは相当珍しいことでした、それも、10月に。
最近では台風での被害も年々ひどくなりまして、知り合いの中にはいまだに屋根のない住宅にお住まいの方もいらっしゃいますし、近いところでは橋が落ちたりもしています。
台風だけではありません、忘れもしない東北の地震の影響は、原発も含めていまだに、皆さんを脅かすことも多々あります。
そのような中でも、皆さんは二胡を弾き続けてきたのだと思います。
しかし今回の新型コロナの影響は、単に二胡を弾くということにも出てきていまして、
東京をはじめとする大都市の住宅地の中では、二胡の音出しができないということで、もうこの3ケ月二胡を弾いていないという方々が続出しています。
本当はこのような自粛の時にこそ、愛胡を膝の上にのせてその音色を楽しみたいのですが、
それも思うように任せないのが、現状です。
今、光舜堂には、たくさんの二胡が送られてきています。
こんな時にこそ、少し時間がかかっても、コロナ退散の時に向けて愛胡を、直すところは直し、健全に鳴るようにしておこうという方々からのご依頼です。
光舜堂を始めた当初から、二胡を販売するというより、それまで、二胡の業界には無かった楽器の調整というのを打ち出してきました。
どうやら二胡は調整して初めて良い音色になる、ということも、定着したようで、各地の楽器屋さんも、調整を始めているようです。
しかしその楽器屋さん自体が全国にあるわけでもありません。
そこで、二胡とはどのような楽器なのかということを書いた『二胡の救急箱』という本を一昨年末発売しました。
各地の通販会社や楽器屋さんのご協力を得て、3ケ月くらいで、1000部を完売しましたが、
沢山のお問い合わせもあり、さらに広く読んでほしいということで、再版ずることに決めました。
新型コロナの影響もあり、ほぉさんの休養中という事もあり、弓の制作は今は滞っておりますが、
二胡を楽しく弾くにあたっては、安定した製品である福音弓の制作販売は今後もさらに強めていかなければと、考えております。
年々これから年をとっていく私の体力を考える時期に来ています。
それらのことも考え合わせ、様々店舗の形態も変化していくかもしれませんが、
作ったり直したりすることを中心に、今後、ほぉさんともども、皆さんが二胡を楽しく弾いていけるお手伝いをするのは変わらず、
それが、今後のもしかしたら10年の、光舜堂の在り方であると考えております。
皆さんもくれぐれも新型コロナに気を付けて、お過ごしください。
皆様と、無事再会できることを祈ります。