二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

営業報告日記、代筆西野

2016-05-10 09:51:45 | ■工房便り 総合 
まずは、先日の、光舜堂6周年パーティーに多数の方にいらしていただき、お祝いしていただき、

ましてや、買い物や、最後には全く片付けの出来ない私に変わってかたづけていただいた、会員様、お客様に感謝いたします。

6周年ですね、早いもので、とよく世間では言います。

全然、それが速く無いのです。

こってりと、私や、峠岡君とよく行く立川の、トスカーナという50年やっているお店のピザのような6年でした。

こう言う皆さんも、そのトスカーナのピザの、凄さが少しはおわかりいただけると思います。

これでもかというほどのチーズの量、

普通なら、何となくピザソースの中から現れる、マッシュルームの香りやベーコンの味わいなのですが、

ここのピザは違います、当然チーズは台より厚く、

中の具も、若い峠岡君が、Sサイズのピザを食べるだけでもう、お腹いっぱいというくらいなものです。

光舜堂のブログもお店も週に一回行けばというので十分なくらいの、量かもしれません。

ただただ、二胡とは何だろうと二胡とはどういう楽器なのかと、

中国から来た伝統楽器、伝統とは何だろう、楽器の変遷とは進化とは何だろうと、

それを一つずつ自分自身の持って生まれた探求心で突き詰めて来た、6年です。

西野の二胡は何時まで進化し続けるのかと、

いつなら購入し頃なのかと、よく言われます。

確かに楽器自体も進化し続けてきましたが、

ここへ来てその楽器を支える、弓や駒まで作り始めて、さらに進化しています。

たぶん勿論まだまだ進化するのでしょうが、楽器としては、その素材そのものが活かせるレベルの最高のところまで、他の楽器と比べて何ら遜色の無い所まで来ているはずですし、

プロの方々が実際メインの楽器として使ってくれているレベルではあります。

また、駒に関しても、あるお客様ーこの方は、駒だけでも30ケを超えるほど色々試して、「にこのこま」にたどり着き、

この駒さえあれば後はいらないとまで言っていただけるくらいにはなったようです。

あんな日本人の作る楽器はとか陰で表でさんざん言われてきたことから考えると、

駒にしても素人と言われた時には驚きましたが、まあ、とにかくいろいろありました書き始めたらまたブログ全部、

約2000回(これさいしょからよんでいただいているかたが、数名いらっしゃるのです。

ありがとうございます。

とにもかくにも二胡だけで過ぎてきた、この8年!これは嘘ですね、間違いですヴァイオリンもヘグムも、最近はギターも、中国琵琶も。

幸いにも、つぶれもせず、二胡屋をやって来られたのは、ひとえに皆様のおかげです。

或る統計によると、新しくお店を都内に作って、3年するともう70%はやめているそうです。5年経つと、わずか5%くらいが残ってい、

10年経つと、ほんとに1%も残らないと言われます。

そんな中で、一週間に一回きりやらないような店が、6年も続けてこれたのは、皆様のご支持があったおかげだと思います。

私自身、物つくりとして、数十年過ごしてきて、その中で仲間や友達知人が、色々な形で止めざるを得ないという事を経験してきています。

商売のコツは、とか営業の能力は、とかいろいろ言われますが。

物つくりは良い物を作り続ける事、それだけが、仕事を続けるコツであると理解しています。

今後社会情勢や中国との関係やあるいは材料の仕入れ特に、蛇皮など様々な問題が現れて来るでしょうが、

まあ、作り続けます。

良い二胡を作るそれが私の唯一の取柄ですから。

本当に皆さま、ありがとうございます。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

光舜堂 店主 西野和宏。

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