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二胡を愛する皆様こんばんは、鞄持ち ほぉです。
例の店主のピンクの爪は10月末にはサヨナラしていましたが、
未だに多くの方々の記憶には鮮明に残っているらしく。。。
先日は、いつも行く図書館の若く可愛い司書さんまでもが
「あれ、もうピンクじゃないんですか?」(笑)
光舜堂でも「ピンクの爪見たかったー!」と惜しまれる声多数(爆笑)の
11月最初の営業日は、店主の誕生日でした。
光舜堂のお客様はGivingな方々が多いので気を遣わせてはいけないと
内緒にしていたのですが、、、。
開店準備中に入口付近をウロウロ迷子風の郵便屋さんが
「西野和宏さん宛にお届け物ですが」。
毎年覚えていて下さる地方在住会員Kさんからのプレゼントでした!!
そして、またまた開店準備中、
万世のスタンドへ煙草を吸いに出た店主、
賑やかに誰かと笑いながら戻って来たので、どなたかと思ったら、
シンガーソングライターの里地帰くん!!
日本中演奏で忙しく飛び回り なかなか来られない里地帰くんですが、
たまたまスケジュール合った、とケーキを持って来て下さいました!
(画像は、ケーキの箱に別にプラスして下さったクッキー☆)
現在、里地帰くんは店主に特別オーダーした杉の二胡を弾いています。
頼朝杉という特別な杉にご縁が有った里地帰くん、
その頼朝杉材が2把分取れそうだ、ということで蛇皮とCDMを作りました。
杉はかなり軽量の材ですが、作ってみたら何とも優しい音色で驚きました。
二胡とハモる、という特技で演奏する里地帰くんの優しい歌声と
この杉二胡の音色は実にマッチします。
その頼朝杉の二胡を使ってレコーディングしたCD『翡翠の涙』に
「Happy Birthday!」とサインしてプレゼントしてくれました。
(CDが欲しい方は、 里地帰オフィシャルサイト へGO!)
さて、ご予約最初のお客様です。
先週お友達の付添で初めていらしてそのまま調整を受け、
改めてご予約され今週は別の胡を持っていらしたAさん。
「”飾り用の二胡”と先生に言われました」
うーん、、、白い木に塗装バッチリで黒く見せているタイプです。
蛇皮は、普段は絶対に使わないオナカの大きな鱗の部分。。。
しかし、作りはしっかりしていますから、皮を張り替えたり最善の施術をすれば
かなり良くなります。でも店主の判断は、
「良くはなるけど限界があるから、お金をかけてまで治すのはどうかな?」
そこでその場で出来る事だけしましょう、という事に。
とにかく皮の鱗がありえない大きさなので駒が密着出来ないのを直そう!と、
通常の調整では駒を調整するのですが、今回に限り皮に細工。
蛇皮の駒との接着面を整えました(※ 良い子はマネしてはいけません!!)
すると、かなり深い良い音色が出る二胡になりました。
「この二胡、高音は無理があるけど内弦低音はなかなか良いよ」と店主。
オドロキの施術と結果に、見ていた里地帰くんもビックリしていました。
さて、次は会員Mさん。
この方は筆頭Giving会員さんでして、いつも店主とワタクシに
それぞれに贈り物を下さってしまうので、ご予約が入った時点で我々、
「知ってて合わせた???」「いやいやそんなハズは。。。」
「絶対に前もって予約日が誕生日って言っちゃダメだよ!」
「勿論ですとも!」
そんな事前密談をしていた店主とワタクシ。
かくして、やっぱり会員Mさん、花が大好きな我々に一つづつバラの花束を。。。
「もーーー手ぶらでいらして下さいってば!」
しかし我々の密談は成功し、会員Mさん誕生日とは知らず。
あー良かった、アブナイ、アブナイ。
「もーーー言ってくれれば良かったのにーーー!」って、会員Mさん、
知ったらバラが百万本になってしまったでしょう?
でも、いつもいつも本当にありがとうございます。
今週も長野や群馬や、遠くからお客様。
お里帰りの、Nさんの西野二胡にも久々に会えました。
遠過ぎて東京在住のご子息が福音弓を受取りにいらしたお客様。
通販終了のお知らせをした為に福音弓のご注文も更に入ってきています。
それから西野二胡を買いにいらしてくださったり(←最近西野二胡売れてるんです)
そんな中、この日修理入院していた愛胡を迎えにいらしたMさん。
退院のお約束日だったからです。
しかし、、、
「西野さん、Mさんの二胡、どこですか?」「え?」「ええええ?!」
なんという大失態、工房に置いてきぼりです。。。
平謝りの我々にお優しいMさんは許して下さり、後日ワタクシがお届けする事に。
過去にも置いてきぼり前科が数回有る光舜堂、
いろいろ改善してもうやらかすことは無いと思ったら、
よりによって成長すべき誕生日にやってしまいました。。。
Mさん、本当に申し訳ございません。
そんなこんなで閉店間際。
お客様と話しているとひょっこり峠岡慎太郎くんが現れました。
ちょうど六歌仙の噂話をしていたので「ちょうど良かった、見せてあげてよ」
すると峠岡くん、「そ、それが。。。」
出しにくそうにしながら
「スタンドに立てていたのをパタッとしてしまったら頭が折れて。。。」
「えええーーー?!折れた!!?」
「はぃ。。。」(←声ちっちゃ -笑-)
「ひゃ~!!診せて診せて!」
中国製の二胡よりは頭が折れにくく出来ている西野二胡ですが、
まぁでも六歌仙の紫檀は柔らかいので、倒せば他の西野二胡よりは弱いです。
「そうかぁ、折れたかぁ」と言いながら見ると、
ひょ~ーーーー!!!
凶器になりそうな鋭さで折れた頭部。
「ま、治るし。いいよ、とりあえず弾いて弾いて♪ 頭無いと音違うでしょ?」
「そうなんですよ、こんなにも違うとは知りませんでした」
すると、側に居たYさん「え?そうなの?」
「そうだよ、聴いててごらん」と峠岡くんが弾いている後ろでワタクシが
折れた頭を付けたり外したり。
だけど、恐るべし峠岡くん、頭無し二胡でも普通の人より鳴らすのです。
頭折れて無いのにこの鳴りって、何者???
まぁ、そんなわけで、嬉しい事、驚いた事、大失態、楽しい事、と
ハプニングいっぱいの誕生日営業日の締めくくりにふさわしく(?)
”六歌仙『業平』入院”という特大のオマケ付きの11月最初の営業日でした。
ご来店の皆様にも、メールやFBで続々とメッセージを下さいました皆様にも
心から感謝いたします。
来週はゼノカルライブお手伝いの為、お休みです!!
お気をつけ下さいませ。
例の店主のピンクの爪は10月末にはサヨナラしていましたが、
未だに多くの方々の記憶には鮮明に残っているらしく。。。
先日は、いつも行く図書館の若く可愛い司書さんまでもが
「あれ、もうピンクじゃないんですか?」(笑)
光舜堂でも「ピンクの爪見たかったー!」と惜しまれる声多数(爆笑)の
11月最初の営業日は、店主の誕生日でした。
光舜堂のお客様はGivingな方々が多いので気を遣わせてはいけないと
内緒にしていたのですが、、、。
開店準備中に入口付近をウロウロ迷子風の郵便屋さんが
「西野和宏さん宛にお届け物ですが」。
毎年覚えていて下さる地方在住会員Kさんからのプレゼントでした!!
そして、またまた開店準備中、
万世のスタンドへ煙草を吸いに出た店主、
賑やかに誰かと笑いながら戻って来たので、どなたかと思ったら、
シンガーソングライターの里地帰くん!!
日本中演奏で忙しく飛び回り なかなか来られない里地帰くんですが、
たまたまスケジュール合った、とケーキを持って来て下さいました!
(画像は、ケーキの箱に別にプラスして下さったクッキー☆)
現在、里地帰くんは店主に特別オーダーした杉の二胡を弾いています。
頼朝杉という特別な杉にご縁が有った里地帰くん、
その頼朝杉材が2把分取れそうだ、ということで蛇皮とCDMを作りました。
杉はかなり軽量の材ですが、作ってみたら何とも優しい音色で驚きました。
二胡とハモる、という特技で演奏する里地帰くんの優しい歌声と
この杉二胡の音色は実にマッチします。
その頼朝杉の二胡を使ってレコーディングしたCD『翡翠の涙』に
「Happy Birthday!」とサインしてプレゼントしてくれました。
(CDが欲しい方は、 里地帰オフィシャルサイト へGO!)
さて、ご予約最初のお客様です。
先週お友達の付添で初めていらしてそのまま調整を受け、
改めてご予約され今週は別の胡を持っていらしたAさん。
「”飾り用の二胡”と先生に言われました」
うーん、、、白い木に塗装バッチリで黒く見せているタイプです。
蛇皮は、普段は絶対に使わないオナカの大きな鱗の部分。。。
しかし、作りはしっかりしていますから、皮を張り替えたり最善の施術をすれば
かなり良くなります。でも店主の判断は、
「良くはなるけど限界があるから、お金をかけてまで治すのはどうかな?」
そこでその場で出来る事だけしましょう、という事に。
とにかく皮の鱗がありえない大きさなので駒が密着出来ないのを直そう!と、
通常の調整では駒を調整するのですが、今回に限り皮に細工。
蛇皮の駒との接着面を整えました(※ 良い子はマネしてはいけません!!)
すると、かなり深い良い音色が出る二胡になりました。
「この二胡、高音は無理があるけど内弦低音はなかなか良いよ」と店主。
オドロキの施術と結果に、見ていた里地帰くんもビックリしていました。
さて、次は会員Mさん。
この方は筆頭Giving会員さんでして、いつも店主とワタクシに
それぞれに贈り物を下さってしまうので、ご予約が入った時点で我々、
「知ってて合わせた???」「いやいやそんなハズは。。。」
「絶対に前もって予約日が誕生日って言っちゃダメだよ!」
「勿論ですとも!」
そんな事前密談をしていた店主とワタクシ。
かくして、やっぱり会員Mさん、花が大好きな我々に一つづつバラの花束を。。。
「もーーー手ぶらでいらして下さいってば!」
しかし我々の密談は成功し、会員Mさん誕生日とは知らず。
あー良かった、アブナイ、アブナイ。
「もーーー言ってくれれば良かったのにーーー!」って、会員Mさん、
知ったらバラが百万本になってしまったでしょう?
でも、いつもいつも本当にありがとうございます。
今週も長野や群馬や、遠くからお客様。
お里帰りの、Nさんの西野二胡にも久々に会えました。
遠過ぎて東京在住のご子息が福音弓を受取りにいらしたお客様。
通販終了のお知らせをした為に福音弓のご注文も更に入ってきています。
それから西野二胡を買いにいらしてくださったり(←最近西野二胡売れてるんです)
そんな中、この日修理入院していた愛胡を迎えにいらしたMさん。
退院のお約束日だったからです。
しかし、、、
「西野さん、Mさんの二胡、どこですか?」「え?」「ええええ?!」
なんという大失態、工房に置いてきぼりです。。。
平謝りの我々にお優しいMさんは許して下さり、後日ワタクシがお届けする事に。
過去にも置いてきぼり前科が数回有る光舜堂、
いろいろ改善してもうやらかすことは無いと思ったら、
よりによって成長すべき誕生日にやってしまいました。。。
Mさん、本当に申し訳ございません。
そんなこんなで閉店間際。
お客様と話しているとひょっこり峠岡慎太郎くんが現れました。
ちょうど六歌仙の噂話をしていたので「ちょうど良かった、見せてあげてよ」
すると峠岡くん、「そ、それが。。。」
出しにくそうにしながら
「スタンドに立てていたのをパタッとしてしまったら頭が折れて。。。」
「えええーーー?!折れた!!?」
「はぃ。。。」(←声ちっちゃ -笑-)
「ひゃ~!!診せて診せて!」
中国製の二胡よりは頭が折れにくく出来ている西野二胡ですが、
まぁでも六歌仙の紫檀は柔らかいので、倒せば他の西野二胡よりは弱いです。
「そうかぁ、折れたかぁ」と言いながら見ると、
ひょ~ーーーー!!!
凶器になりそうな鋭さで折れた頭部。
「ま、治るし。いいよ、とりあえず弾いて弾いて♪ 頭無いと音違うでしょ?」
「そうなんですよ、こんなにも違うとは知りませんでした」
すると、側に居たYさん「え?そうなの?」
「そうだよ、聴いててごらん」と峠岡くんが弾いている後ろでワタクシが
折れた頭を付けたり外したり。
だけど、恐るべし峠岡くん、頭無し二胡でも普通の人より鳴らすのです。
頭折れて無いのにこの鳴りって、何者???
まぁ、そんなわけで、嬉しい事、驚いた事、大失態、楽しい事、と
ハプニングいっぱいの誕生日営業日の締めくくりにふさわしく(?)
”六歌仙『業平』入院”という特大のオマケ付きの11月最初の営業日でした。
ご来店の皆様にも、メールやFBで続々とメッセージを下さいました皆様にも
心から感謝いたします。
来週はゼノカルライブお手伝いの為、お休みです!!
お気をつけ下さいませ。