久しぶりに、この光舜堂のブログを読んだら、福音弓の張替えキャンペーンをやっているとのことで、始めてから1月ほどして申し込まれた方も少しはいます。
これも嬉しいことですが、
中には、3名様ほど、「もう二胡は止めるので、折角だからこの機会に福音弓弓毛を張り替えてもらって、お友達に使ってもらおうと思うのです。」
とても残念なことですが、人様それぞれ、体調の問題、あるいは、手が動きにくくなった方、またあるいはこのコロナで、教室も思うように行かれず気持ちが二胡から離れてしまった。
でも、この弓は良いので、以前から欲しがっていた方に譲ったり、あるいは若い人が二胡始めたから、使ってもらおうと思って、等々。
理由はともあれ二胡を止めてしまうというのは、そうでなくとも、先行き何となく二胡人口は減るかもしれないと、考えているところですから、とても残念ではあります。
先生方も、沢山の人に演奏を聴いてもらえる機会も減り、新たな二胡愛好家が増えてきたという話もあまり聞けない今日この頃です。
とても残念ですね！
でも私的には少し、うれしくもあります。
今までにももう二胡は止めるからと、楽器を人様に譲ったり、売ったりする話は聞こえてきています。
でもこの弓は良いからと、今まで長い間消耗品とされてきた二胡の弓を毛替えをして再生して、再び使ってもらえる話というのは聞いたことがなかったです。
ヴァイオリンなどには１００年前のあるいは150年前の弓が未だに、代々使う人は変わっても使われているという話はたくさんありました。
確かに二胡の場合。使い方いかんでは、竹が削れてきて、あるいは馬毛の張替えというのがなかなかできず、ついには廃棄してしまうというのが常識でした。
そんな中で、張替え可能とこの7，8年言ってきたことが、実際にこのように沢山の弓の張替え承ることが出来て、これでほぉさんにも良い話を聞かせられると、ちょっと、ほっとしてもいますし、うれしくもあります。
後、一月半弓毛の張り替えお待ちしております。
工房光舜堂西野和宏＆ほぉ
