二胡に使う木は非常に油分が多い物があります。
乾燥がしにくい物が多いのです。
普通の家具に使われる材料が、自然に乾燥させれば、だいたい10年ぐらい日陰で乾燥させておけば使えるのですが、
これらの~~檀と言われるものは、乾燥に30年ぐらいはかかります。
黒檀等は30年でも十分では無く、多分100年ぐらいは後で狂わない程度に乾燥するのにかかります。
30年以上乾かした黒檀でも、楽器に仕立てた後から、ひび割れなどが入る場合も有ります。
中国での二胡の材の入手は、その事を考えて、古い家具や、建築などを解体した物を使うことが多いと言われます。
ですから、この、明清材というのは、明の時代や、清の時代に作られた家具などを解体した材を使っていますよという風に考えて下さい。
これらの木の特徴は、いわゆる紫檀と皆さんが考えている赤系、或いは紫がかった、茶色言うう感じには見えません。
紫檀系は古ければ古いほど、材自体が酸化していますから、限りなく黒に近い木目もわからないほどの茶色ということが言えます。
もし、木目がはっきり見えるようならば、材としてはせいぜい、2,30年ぐらいの古さであることが多いのです。
それは明清材とは言えないと思います。
古い材料は削ると、一見木目が見えてきますが、数日で又表面が黒くなります。
古い材料というのは、良く乾燥しているよということです。
よく乾燥した木は狂いにくく、二胡に作ってからも胴の歪みなどが無く、棹もあまり痩せずにかなりしっかり胴の穴に入っています。
ですから、その胴に張ってある皮も歪みにくいというのがあります。
楽器として長持ちし、狂いにくいものだということが出来ます。
音的には、内部の油分も多少抜けてきますし、硬化もしてきますから、新しい材料を使ったものより、明確な鳴りというのが得られやすいのです。
そう言う点で、明清材を使った二胡というのは良い楽器であると、楽器屋さんは主張しますが、問題は、ホントにそれほど(200年以上)前の材かどうかは素人目に解りにくいというのも有ります。
乾燥がしにくい物が多いのです。
普通の家具に使われる材料が、自然に乾燥させれば、だいたい10年ぐらい日陰で乾燥させておけば使えるのですが、
これらの~~檀と言われるものは、乾燥に30年ぐらいはかかります。
黒檀等は30年でも十分では無く、多分100年ぐらいは後で狂わない程度に乾燥するのにかかります。
30年以上乾かした黒檀でも、楽器に仕立てた後から、ひび割れなどが入る場合も有ります。
中国での二胡の材の入手は、その事を考えて、古い家具や、建築などを解体した物を使うことが多いと言われます。
ですから、この、明清材というのは、明の時代や、清の時代に作られた家具などを解体した材を使っていますよという風に考えて下さい。
これらの木の特徴は、いわゆる紫檀と皆さんが考えている赤系、或いは紫がかった、茶色言うう感じには見えません。
紫檀系は古ければ古いほど、材自体が酸化していますから、限りなく黒に近い木目もわからないほどの茶色ということが言えます。
もし、木目がはっきり見えるようならば、材としてはせいぜい、2,30年ぐらいの古さであることが多いのです。
それは明清材とは言えないと思います。
古い材料は削ると、一見木目が見えてきますが、数日で又表面が黒くなります。
古い材料というのは、良く乾燥しているよということです。
よく乾燥した木は狂いにくく、二胡に作ってからも胴の歪みなどが無く、棹もあまり痩せずにかなりしっかり胴の穴に入っています。
ですから、その胴に張ってある皮も歪みにくいというのがあります。
楽器として長持ちし、狂いにくいものだということが出来ます。
音的には、内部の油分も多少抜けてきますし、硬化もしてきますから、新しい材料を使ったものより、明確な鳴りというのが得られやすいのです。
そう言う点で、明清材を使った二胡というのは良い楽器であると、楽器屋さんは主張しますが、問題は、ホントにそれほど(200年以上)前の材かどうかは素人目に解りにくいというのも有ります。
確かに素人目にはわかりませんね、特に炭化骨董と言われても、、?です。
本当の二胡の価値というのはどうやって決まるのでしょうね。
疑問は尽きませんね。
火事後から拾い出したのですかね???
確かに、木の中の油分は火に当たると燃えやすいですから、だいぶ油分が硬化しているのかもしれませんね。
紫檀をストーブにくべると(もったいないと言われますが、使えない所です)凄い油煙で真っ黒な煙が出ます。相当脂分が強くなります。
むしろ木自体を燻製にしたら、良い音するかもしれませんね。
それとも、燻蒸したのですかね。
でも良い音なら良いのではないですか?
彼国も、わが国も、形から入るの好きな人が多いですが、科学者の端くれとして、私は実質を重んじます。その上美しければ、一応デザイナーですから。