二胡を愛する皆様こんばんは、鞄持ち ほぉです。
早くも1月が半分過ぎましたね。
ワタクシ事ですが、大晦日に鍋を芸術的なほどに青黒く焦がしまして、
家中に燻された臭いが充満した状態で元旦を迎えるという
斬新な2019年の幕開け、からの継続だったのですが、半月経ち、
ようやく炭化手羽先フレグランスの日々から解放されました。
皆様はここまでどんな新年をお過ごしでしょうか?
さて相変わらずの人気の『光舜堂オリジナル超軽量二胡ケース』、
13日は、「先生がお使いなのを見て」という生徒さんが、
お買い求めにいらっしゃいました。
事前問合せのお電話では日本製をお探しだったという事で、
それと、ストラップをリュックタイプでは背負わないそうで、
「片側でも良い状態で使えますか?」という点を気にされていました。
男性の先生の物を遠目に見ていらしただけだったので、
実際に背負ってのお試しは出来ていなかったのですね。
かくしていらしたTさん、
ワタクシすぐさまご要望に合わせるべくサンプル品のストラップの片側を外し、
残りの一本を斜めになるように付け直してからお渡ししました。
すると「軽いわっ!!」とビックリ。商品にご満足いただけて、
後は、色をどれにしようかという選択。
第一候補だったグレーか、最後の1個のブラウンかで迷われ、
結局ブラウンを選ばれました。
なるべく目立たない色で、というのが当初からのご要望だったのですが、
自然光の中では、意外とパティーナ・グレーは明るいのですよ。
それで決定かと思いきや、店主が、
「ものは試しに、リュックで背負ってみませんか?」と提案。
今までのご購入者さん達は “あえてリュック” をお求めになっていたのに
Tさんは珍しいご要望だったからです。
背負ったTさん、
「まぁ!今までリュックは変に体に当たって嫌だったのに、
これは全然痛くないわ!」とビックリ!
ああ、なるほど、Tさんは、片側掛けがお好きだったのではなく、
お使いのリュックが体に変に当たるのがお嫌だったから、
「片側掛けにしたい」とのご要望だったのですね!
お話しを詳しく伺わないと、本当のご希望は解らないものですねぇ。
『光舜堂オリジナル超軽量二胡ケース』は、今まで様々なお客様から
「身体に優しい」とご好評いただいていますが、このご意見は新鮮でした。
Tさんは、今まで見て来たリュックが全部当たるので、
リュックとはそういう物だと思い込んでいたそうです。
「ウチのはそういう所も考えて設計したんですよ。
でもまぁ、今後は真似して中国製で、もっとお求めやすい価格で、
手頃でいいのが出ると思いますよ」と店主が言うと、Tさんは、
「いいえ、やっぱり私は絶対、日本製が良いのです!」とキッパリ。
リュックとして背負うと更にラクラクと背負える事に気づき、
とても喜ばれて、そのまま背負って帰られました♪
さて、話は変わって、
この日は連休でしたので遠くからお越しのお客様が多かったです。
とは言え、大抵の方のお住まいは、いらしてから知ることが多く、
今回も何度も「わぁ遠くからいらして下さったんですね!」と驚きました。
そんなお一人Uさんは、修理をするにあたり、
ネットで検索をして光舜堂を見つけ出して下さいました。
なんでも、修理する所は他にもありましたが、
楽器販売はなく修理だけの事を書いてあったのはウチだけだったので
光舜堂を選んでくださったそうです。
最近は二胡を修理する場所が増えたみたいですね。(実はその内の数か所は
内容的には店主が受けて手掛けているのですが)
でも、「ここは楽器販売って書いていなかったから」とおっしゃるのには、
「いや実は売ってもいるんですよ」と苦笑。
というのも、まさしくその時に、店の奥の部屋では買いにいらしたお客様が
どの樹種にしようか試し弾き真っ最中でしたから(笑)
Uさんの二胡はかなり前に中国で購入されたそうですが、運送の段階で
バラバラになってしまい、以降そのまま放置していたそうです。
とは言え、造りがとても丁寧な、雰囲気のとても良い二胡でしたから、
弾けるように直せたら宝物になるでしょう。
店主が壊れた原因や修理の方法の説明などさせていただくと、
「良いお店に行き当って本当に良かったわー!」と
Uさんは何度もおっしゃっていました。
そうそう、この日は桐子ちゃんのレッスンが入っていまして、
レッスンの為に遅い時間帯に現れた桐子ちゃんに、
修理で預かっていた紅子ちゃんのお花を渡しました。
『紅子ちゃん』というのは桐子ちゃん使用の西野二胡です。
出来た当初は蛇皮でして、それがとても珍しい事に、
うっすらピンクがかった色の蛇皮だったことから
桐子ちゃんが『紅子』と命名して愛用していました。
しかしその後、桐子ちゃんの活躍するプロジェクト『音卓の騎士』
の演奏用にどんどんカスタマイズしており、
役に合わせてお花を彫刻したり、木軸を小鳥のように造形したり、
最近は皮も(桐子ちゃんはピンクの皮を惜しんでいましたが)
海外の大舞台でも使えるようにと張替え、CDMになっています。
現在『音卓の騎士』の公式Twitterに2曲分、
CDM紅子ちゃんでの桐子ちゃんの演奏動画が上がっていますから、
良かったら聴いてみて下さいね!
で、この録画をした後で、脱着仕様になっているてっぺんのお花を落として
現在に至る、と(笑)
まぁ壊れても作者がいるうちは直せます♪
作者じゃなくても他の二胡も直すくらいですから、ね!
今週もご来店の皆様ありがとうございました!
早くも1月が半分過ぎましたね。
ワタクシ事ですが、大晦日に鍋を芸術的なほどに青黒く焦がしまして、
家中に燻された臭いが充満した状態で元旦を迎えるという
斬新な2019年の幕開け、からの継続だったのですが、半月経ち、
ようやく炭化手羽先フレグランスの日々から解放されました。
皆様はここまでどんな新年をお過ごしでしょうか?
さて相変わらずの人気の『光舜堂オリジナル超軽量二胡ケース』、
13日は、「先生がお使いなのを見て」という生徒さんが、
お買い求めにいらっしゃいました。
事前問合せのお電話では日本製をお探しだったという事で、
それと、ストラップをリュックタイプでは背負わないそうで、
「片側でも良い状態で使えますか?」という点を気にされていました。
男性の先生の物を遠目に見ていらしただけだったので、
実際に背負ってのお試しは出来ていなかったのですね。
かくしていらしたTさん、
ワタクシすぐさまご要望に合わせるべくサンプル品のストラップの片側を外し、
残りの一本を斜めになるように付け直してからお渡ししました。
すると「軽いわっ!!」とビックリ。商品にご満足いただけて、
後は、色をどれにしようかという選択。
第一候補だったグレーか、最後の1個のブラウンかで迷われ、
結局ブラウンを選ばれました。
なるべく目立たない色で、というのが当初からのご要望だったのですが、
自然光の中では、意外とパティーナ・グレーは明るいのですよ。
それで決定かと思いきや、店主が、
「ものは試しに、リュックで背負ってみませんか?」と提案。
今までのご購入者さん達は “あえてリュック” をお求めになっていたのに
Tさんは珍しいご要望だったからです。
背負ったTさん、
「まぁ!今までリュックは変に体に当たって嫌だったのに、
これは全然痛くないわ!」とビックリ!
ああ、なるほど、Tさんは、片側掛けがお好きだったのではなく、
お使いのリュックが体に変に当たるのがお嫌だったから、
「片側掛けにしたい」とのご要望だったのですね!
お話しを詳しく伺わないと、本当のご希望は解らないものですねぇ。
『光舜堂オリジナル超軽量二胡ケース』は、今まで様々なお客様から
「身体に優しい」とご好評いただいていますが、このご意見は新鮮でした。
Tさんは、今まで見て来たリュックが全部当たるので、
リュックとはそういう物だと思い込んでいたそうです。
「ウチのはそういう所も考えて設計したんですよ。
でもまぁ、今後は真似して中国製で、もっとお求めやすい価格で、
手頃でいいのが出ると思いますよ」と店主が言うと、Tさんは、
「いいえ、やっぱり私は絶対、日本製が良いのです!」とキッパリ。
リュックとして背負うと更にラクラクと背負える事に気づき、
とても喜ばれて、そのまま背負って帰られました♪
さて、話は変わって、
この日は連休でしたので遠くからお越しのお客様が多かったです。
とは言え、大抵の方のお住まいは、いらしてから知ることが多く、
今回も何度も「わぁ遠くからいらして下さったんですね!」と驚きました。
そんなお一人Uさんは、修理をするにあたり、
ネットで検索をして光舜堂を見つけ出して下さいました。
なんでも、修理する所は他にもありましたが、
楽器販売はなく修理だけの事を書いてあったのはウチだけだったので
光舜堂を選んでくださったそうです。
最近は二胡を修理する場所が増えたみたいですね。(実はその内の数か所は
内容的には店主が受けて手掛けているのですが)
でも、「ここは楽器販売って書いていなかったから」とおっしゃるのには、
「いや実は売ってもいるんですよ」と苦笑。
というのも、まさしくその時に、店の奥の部屋では買いにいらしたお客様が
どの樹種にしようか試し弾き真っ最中でしたから(笑)
Uさんの二胡はかなり前に中国で購入されたそうですが、運送の段階で
バラバラになってしまい、以降そのまま放置していたそうです。
とは言え、造りがとても丁寧な、雰囲気のとても良い二胡でしたから、
弾けるように直せたら宝物になるでしょう。
店主が壊れた原因や修理の方法の説明などさせていただくと、
「良いお店に行き当って本当に良かったわー!」と
Uさんは何度もおっしゃっていました。
そうそう、この日は桐子ちゃんのレッスンが入っていまして、
レッスンの為に遅い時間帯に現れた桐子ちゃんに、
修理で預かっていた紅子ちゃんのお花を渡しました。
『紅子ちゃん』というのは桐子ちゃん使用の西野二胡です。
出来た当初は蛇皮でして、それがとても珍しい事に、
うっすらピンクがかった色の蛇皮だったことから
桐子ちゃんが『紅子』と命名して愛用していました。
しかしその後、桐子ちゃんの活躍するプロジェクト『音卓の騎士』
の演奏用にどんどんカスタマイズしており、
役に合わせてお花を彫刻したり、木軸を小鳥のように造形したり、
最近は皮も(桐子ちゃんはピンクの皮を惜しんでいましたが)
海外の大舞台でも使えるようにと張替え、CDMになっています。
現在『音卓の騎士』の公式Twitterに2曲分、
CDM紅子ちゃんでの桐子ちゃんの演奏動画が上がっていますから、
良かったら聴いてみて下さいね!
で、この録画をした後で、脱着仕様になっているてっぺんのお花を落として
現在に至る、と(笑)
まぁ壊れても作者がいるうちは直せます♪
作者じゃなくても他の二胡も直すくらいですから、ね!
今週もご来店の皆様ありがとうございました!