デンペンの役割は、弓の毛から皮を保護するとともに、
弓毛の痛みも保護します。
皆さんの楽器のデンペンも、たくさん弾いて、デンペンの上部が削れてきてしまって、中には蛇皮がみえてきたなどという方が、いらっしゃるとは思います。
弓毛はそのくらいに強いです。
(ただしこれは弾き方にもよって削れ方は全く違います、10年たってもほんの少しだけ削れている方もいますし、たくさん削れてしまう人もいます)
デンペンは,,もともとからして削れていくものですから、ある意味消耗品ともいえます。
そこで、出来たらご自身で張り替えられれば良いのではないでしょうか、
楽器屋さんの中には交換部品として、デンペンの平らな材料だけを販売しているところもあるようです。
皆さんがご家庭でする作業より難しいことではないので、是非デンペンの交換は覚えてください。
まず用意するもの。
塩ビ あるいは塩ビシートという名前で販売されています。ネットでも買えます。
サイズはA5くらいの一番小さなもので十分です。(デンペンの材料として販売している二胡の楽器屋さんもあるようです、これは調べてみてください)
使うサイズは、長さ、10センチ、巾2センチ 厚みは1mmが良いと思います。(0,5なども販売はされています)
はさみ
コピー用紙(新聞のチラシなどでも問題はないです)
紙やすり 100番から240番くらいまでの間の番手なら問題はないです。修理にはこの紙やすりはいろいろな用途で使いますので、ぜひ用意してください。
アイロン、
マスキングテープ 12ミリ幅以上ある方が楽です。
ボンド このボンドがお勧めです2。理由は多少の凸凹も吸収してくれるのと、前につけてあったボンドが粉末でさらさらと取れてしまわない限り、ほとんどのボンドの上にも乗ることです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/5f/c76fd6b7f9874afe2293aacb965303f7.jpg)
以上ですが。
材料としては、これ以外にも、ポリスチレンやセルロイドなども、使われています。
ポリスチレンはポリバンという名前でプラモデルの材料などにもなっています。
セルロイドはデンペンとしては良い素材であると考えていますが、
しかし、このセルロイドは、小さな材料としてはなかなか手に入れることが難しいのです。
そこでマックコーポレイションさんに相談したところ、このセルロイドのデンペンのみの販売も少しなら可能と了承を得ましたので、
もしご希望の方がれば、マックコーポレイションさんに問い合わせてみてください。
また、ご自身でできるということで考えやってみたものですが、紙を使うということもできます、
例えばコピー用紙などをデンペンの形に裁断して、それをタイトボンドなどで、数枚重ねて張ることでもできます。
タイトボンドはアクリル系のボンドですから、紙と硬いアクリルの板が出来上がるのです。ただし乾くのに時間がかかりすぎるのですが。
そのように考えると、皮や、布地など使うボンドにさえ気を付ければ、様々な材料が使用可能です。しかし、柔らかい材料は比較的すぐ削れてきてしまいます。
中にはデンペンそのものを、金属板を張ってを張っている人もいます。
銅板やアルミ板です。中には銀という方も。
胴やアルミは、プラスチックンなどよりは、硬いですから、耐久力はあるとは思います。
音も多少変わってくるようです。
但し、加工としてはむずかしと考えています、600℃くらいの高温をかければ銅は柔らかくなりますが、
(金づちなどでたたかない限り、冷えても柔らかいままです)
二胡の皮のところに密着させて曲げることが難しくなります。
これは相当作業に慣れている人でないと扱いきれないと思います。
プラスティックやセルロイドの良さは、適度に削れていってくれることです、
お陰で弓の毛も保護されると、私は考えています。
皆さんの材路等の用意ができたころ、作業の工程をアップします。
注意
プラスティックの板はこの他にも、ポリスチレン、アクリル、ポリカーボネート、などがホームセンターで販売されていますが、扱いやすさという点で今回は、この塩ビを選びました。
弓毛の痛みも保護します。
皆さんの楽器のデンペンも、たくさん弾いて、デンペンの上部が削れてきてしまって、中には蛇皮がみえてきたなどという方が、いらっしゃるとは思います。
弓毛はそのくらいに強いです。
(ただしこれは弾き方にもよって削れ方は全く違います、10年たってもほんの少しだけ削れている方もいますし、たくさん削れてしまう人もいます)
デンペンは,,もともとからして削れていくものですから、ある意味消耗品ともいえます。
そこで、出来たらご自身で張り替えられれば良いのではないでしょうか、
楽器屋さんの中には交換部品として、デンペンの平らな材料だけを販売しているところもあるようです。
皆さんがご家庭でする作業より難しいことではないので、是非デンペンの交換は覚えてください。
まず用意するもの。
塩ビ あるいは塩ビシートという名前で販売されています。ネットでも買えます。
サイズはA5くらいの一番小さなもので十分です。(デンペンの材料として販売している二胡の楽器屋さんもあるようです、これは調べてみてください)
使うサイズは、長さ、10センチ、巾2センチ 厚みは1mmが良いと思います。(0,5なども販売はされています)
はさみ
コピー用紙(新聞のチラシなどでも問題はないです)
紙やすり 100番から240番くらいまでの間の番手なら問題はないです。修理にはこの紙やすりはいろいろな用途で使いますので、ぜひ用意してください。
アイロン、
マスキングテープ 12ミリ幅以上ある方が楽です。
ボンド このボンドがお勧めです2。理由は多少の凸凹も吸収してくれるのと、前につけてあったボンドが粉末でさらさらと取れてしまわない限り、ほとんどのボンドの上にも乗ることです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/5f/c76fd6b7f9874afe2293aacb965303f7.jpg)
以上ですが。
材料としては、これ以外にも、ポリスチレンやセルロイドなども、使われています。
ポリスチレンはポリバンという名前でプラモデルの材料などにもなっています。
セルロイドはデンペンとしては良い素材であると考えていますが、
しかし、このセルロイドは、小さな材料としてはなかなか手に入れることが難しいのです。
そこでマックコーポレイションさんに相談したところ、このセルロイドのデンペンのみの販売も少しなら可能と了承を得ましたので、
もしご希望の方がれば、マックコーポレイションさんに問い合わせてみてください。
また、ご自身でできるということで考えやってみたものですが、紙を使うということもできます、
例えばコピー用紙などをデンペンの形に裁断して、それをタイトボンドなどで、数枚重ねて張ることでもできます。
タイトボンドはアクリル系のボンドですから、紙と硬いアクリルの板が出来上がるのです。ただし乾くのに時間がかかりすぎるのですが。
そのように考えると、皮や、布地など使うボンドにさえ気を付ければ、様々な材料が使用可能です。しかし、柔らかい材料は比較的すぐ削れてきてしまいます。
中にはデンペンそのものを、金属板を張ってを張っている人もいます。
銅板やアルミ板です。中には銀という方も。
胴やアルミは、プラスチックンなどよりは、硬いですから、耐久力はあるとは思います。
音も多少変わってくるようです。
但し、加工としてはむずかしと考えています、600℃くらいの高温をかければ銅は柔らかくなりますが、
(金づちなどでたたかない限り、冷えても柔らかいままです)
二胡の皮のところに密着させて曲げることが難しくなります。
これは相当作業に慣れている人でないと扱いきれないと思います。
プラスティックやセルロイドの良さは、適度に削れていってくれることです、
お陰で弓の毛も保護されると、私は考えています。
皆さんの材路等の用意ができたころ、作業の工程をアップします。
注意
プラスティックの板はこの他にも、ポリスチレン、アクリル、ポリカーボネート、などがホームセンターで販売されていますが、扱いやすさという点で今回は、この塩ビを選びました。