二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

8月26日(日)まだ工事未完成の二胡屋10:00~15:00

2012-08-29 22:36:03 | ○営業日の報告日記
二胡を愛する皆様こんばんは、鞄持ち ほぉです。
まずは、大事なお知らせ。
9月16日(日)は、光舜堂 宇田川町10-2店舗お休みです!
この日は大阪で鳴尾弦楽団の1stコンサート
ワタクシに留守番させ宇田川町を開けるか、同行を許して店を休むかで迷っていた店主の答えは、
同行許可!(やった~!願えば叶うのですね。。。涙々。わーい新幹線だ~♪)

あれほどの大変な移転&工事ドタバタ最中でさえ休まなかった店主から出た同行許可、
返して言えば、「アンタも二胡屋だったら聴いときなさい」という、
鳴尾弦楽団の記念すべき1stコンサートに対する特別な想いのようです。
ご都合つく皆様は、ぜひぜひ、レッツ ジョイン アス!!

そんな訳で、宇田川町10-2は2週続けてお休みです
先日お知らせしたように、23日は108城の展覧会開催中だからです。
23日は、展覧会場である御茶ノ水のトラットリア LEMONで調整受け付けます。
どうぞご注意くださいませ。


さて、26日のこと。

この日はお引越ライブ開催、ということで、
予定では、ほぼ工事は終わり、ピカピカの店内でライブをやるはずでした。

「はずでした」と書いた時点でみなさんお分かりですね、
ハイ、まだ工事途中です。
とは言え、不健全部屋(¥BAR側)はかなり出来てきていて、なかなかイイ雰囲気。
ライブまでにはトイレ工事もなんとか間に合い、もう東急ハンズ立寄りは不要になりました。
出来ていないのは二胡屋側。
店主が「私が作る」と言っていた二胡棚は、結局若武者任せになりそうです。
そしてまだ出来てないしーー、
たぶん今週も作れないしーー、(←イマドキの若者っぽく読んで下さい)
というわけで、次週も“準備&撤収”からは逃れられません。。。
(でもいいんです、先日の掃除機故障のハナシには多くのブログ愛読者の方々から同情と労いのお言葉を頂き、
それだけでワタクシ既に報われております)

話がそれました。

開店時間すぐにいらしてくださったのは、会員Fさん。
Fさんには先日素敵な励ましのお便りも頂きました。
ワタクシ手帳に挿んで、店主に叱られた時(毎日)には取り出して元気づけられております。

その後、静岡県からご予約のSaさん。
別の楽器繋がりの東京在住のお友達、Yさんもご一緒にいらしたのですが、
ワタクシの元ルームメイト(音楽家)とも繋がりが有ることが分かって、
ひょんなことから会話が盛り上がりました。
Saさんの二胡は皮の張り替えで入院になったのですが、
「退院時もまた2人で来ます」と、お二人とも光舜堂を気に入って下さって嬉しかったです。

入院が有れば退院も有り。

その日に退院する二胡は、Tさんの二泉改造。
皮を張り替え、改造したら、
ちょっと信じられない位に良く鳴るようになって、二泉二胡とは思えない鳴り。
この鳴りの良さは、店主自身の予想もはるかに上回ったようで、
是非経過観察をさせて欲しいとお願いし、
数カ月後に、また参考までに見せに来ていただくことになりました。

その後、Wさんが千斤やフェルトを買いにいらっしゃいました。
光舜堂には売り物の千斤は有るっちゃ、有るのですが、
なんせ修理屋なので、キチンと締められてこそ、と、あまり積極的には販売していません。
そこでその旨お伝えすると、近々千斤講習があるとのこと。
「ああ、それなら、その講習を開催するところで勧める物を使った方が良いですよ」
と言ったら、「いえ、仲間内でやるんです」と。

いいですね~、こういうのって、大賛成です。
調整はとても難しいですから、みなさんが楽器を良い状態に出来るかどうかは不安ではありますが、
ご自分の楽器を良くしていこうとする意識や姿勢は素晴らしいです。

で、Wさんはといえば、
お仲間が複数名いらっしゃるようなので、
「フェルトは、手芸屋さんで普通に売ってる折り紙みたいなサイズを12分割位にすれば、
二胡屋さんで売ってるサイズ。
みなさんで分ければ、楽器店で買うよりずっと安いですよ」とお伝えしました。
さて、ここでご注意です。
ご自分でフェルトを入れてる方――、光舜堂に調整でご来店の方に多く見られる傾向として、
『フェルトの詰め過ぎ』の症状が非常に多いです。
確かに沢山詰めると雑音は消しやすいですが、その分、二胡が呼吸困難みたいな音になります。
(これは、やってるときは分からないでしょうが、正しい調整に戻した時実感されると思います)
くれぐれもフェルトの詰め過ぎにはご注意下さい。


その後は、調整ご希望の3人組。そのうちのSbさんの二胡は金属軸でした。
弦を新しく替えることになり軸を緩めてみると、、、酷い巻き方が施されていました。
買った時からSbさんはいじっていないので、その酷い巻き方は楽器屋さんか、先生がやったのでしょう。
酷い、と言っても、「非常に良く有るパターン」。
それだけ、金属軸の正しい締め方が皆出来ておらず、酷い(故障に繋がる)巻き方が巷に横行しているのです。
ですから、ここは是非、せめて日本人の先生方には金属軸への弦の取り付け方を
正しく覚えていただきたいなーーーーー、と。
でないと、金属軸二胡愛用者さんは、調弦を楽にする為にと あえて金属軸を選んでいるのに、
間違った取扱いが元からなされている物の多さ、故障の多さでは、困ってしまいます。
(ということで、年内には瓦版にて金属軸の弦の張り替え方を図解したい、、、予定)


そしてその後は、数か月ぶり2度目のご来店で北海道のNさん。
Nさんには瓦版を北海道にも広めていただいているので、まだ2度しかお会いしていないのに
なんだかすっかり顔馴染みな感じがしました。
飛行機の時間を気にしつつも、ギリギリでライブも聴く時間が有って良かったです。


と、まぁ、ライブが有る為に営業時間が短かったというのに、
なんと11人もご来店いただきました。
遠方の方も、お近くの方も、ありがとうございました!


そして、ライブにも近郊、遠方、からお集まりいただき、
中途半端な工事途中の店内にて、木村ハルヨ峠岡慎太郎によるお引越ライブ。
差し入れもたくさん、ありがとうございました。
絶妙な上手さのパルヨ姐さんMCのリードにより、トークショーみたいな楽しいライブでした。
「二胡が二個」と副題になりそうなコピーでライブは進行。
大きなステージでの演奏が多い峠岡君には、この店内の狭さが逆に緊張を呼びましたが、
貫禄のパルヨ姐さんのトークのサポートも有り、徐々に慣れ後半には本領発揮。
楽しくも素晴らしい演奏を聴かせていただきました。

そして、納品してもらった彼のCDはまたたく間に完売です!
急遽追加納品していただきました。
パルヨ姐さんの新ユニット『蛇道』の1stCDも、
その奇抜なファッションだけで無く、内容の良さにも度肝を抜かれるという完成度。
聴いた方々の評判はすこぶる良いです。
お二人のCDは光舜堂で引き続き取り扱いますので、どうぞ宜しく~。

それから、
なんと、留学を終えて帰国したばかりの中西桐子ちゃんも聴きに来て下さいました!
夢の3ショットは、それぞれのブログに載ってます♪



では、また来週!!













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