6月15日に発売開始して以来光舜松脂の「ON]は予定の数に達しましてとりあえず販売を終了いたします。
お買い上げの方々ありがとうございました。
元々、このささやかな光舜松脂の良さを皆様に知っていただこうと、採算を度外視して開始した「ON」の販売です。
どうやら大変お気に召していただけたようで、再度購入されてご友人に贈られた方もいらっしゃるようです。
既存の松脂の上に乗せても、光舜松脂の繊細でなおかつ多くの倍音を響かせる能力に大変驚かれた方が多いようです。
しかし本来は、この「ON」なりZEROSERIESの「1」「2」だけを使うほうが更に天然熟成をモデルとしたこの松脂達を活かせるのです。
できたら、現在は既存の松脂の上に乗せたとしても、再度松脂を塗る時期になっても既存を使わずそのまま「ON」を使い続けていただいた方が、更に
この松脂の威力を発揮します。どうぞよろしくお願い致します。
それから、最近様々な方にヴァイオリンからコントラバスまで試していて分かってきたこともあります。
基本的に光舜松脂は既存の松脂とは完全に違う考え方で作られたものなのです。
制作し始めた時にはそのモデルの天然熟成の松脂の一番良いところを目指したのです。
それは大変細かい粒子になるまで究極的に松脂粒子だけになるように作り上げたのです。0ゼロ・K。Hですね。
ところが最近になって、一つは既存のオイル分やその他の添加物を含んだ松脂の上に、如何に乗せられるようにするかという技術を作り上げました、そしてもう一つは、且つて使われていた優秀な松脂(天然熟成の複合体)があることを知りまして、再度その松脂の再現を試みています。
それらは、天然熟成としては純度も落ちますし完熟もしていません。
しかしその完熟していないという事そして、その松脂の熟成された環境の違いが複雑な音色と適度なグリップ感を作り上げることを見つけました。
そして、その環境による違いが、楽器を替えたかのような音色の違いを実現します。
まだまだ完全ではありませんが、また数名の演奏者にご協力いただいて完成度を上げて、いずれはは発売しようと考えています。
今のところ、お客様のOさんにお借りした「缶ベル」には限りなく近づいているようです。
松脂工房光舜堂西野和宏&ほぉ・ネオ