二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

三味線を日本で作ることになったらしい

2018-04-13 13:36:29 | ■工房便り 総合 
これ冗談みたいでしょ。

当たり前のようですが、

量産ものは、中国で作られていたのですよ。

もちろん人件費もその他もいろいろ安かったですから(今はそうでもないようですが)

三線なんかも以前は、中国で作られていたようです。

どうやら今は、ベトナムに移りつつあるようです。

良く思うのですが、安く作ればそれでよいのでしょうかね?

確かに楽器などは初心者用は安いほうが良いですよね。

続けるかどうかわかりもしないという事もありますから、

でもですよ、三味線って、日本の伝統品といわれていませんかね。

大本は中国から来たにしてもですよ。

私の頭はとんでもなく古いのか、昨日アップしたように、

ある商品が人気があり、なおかつとても品薄で、人様がそれでも欲しがるからといって、

数年で、何の理由もなく倍くらいの値段にするというのが、解らないのですよ。

また、売れるからといって、粗製乱造というのも、売ってしまえばそれで終わりというのも。

ましてや自分の国の伝統品だからと、とっても大切にしているようでいて、

海外に、売ったらあとは知らないというような製品を出すというのが、解らないのです。

ましてやそれで、教室など開いていたら、ですよ。

以前は、かなりの住宅メーカーが門扉やフェンスなど、中国製を使っていました。

そのころ工房のほうも住宅メーカーの門扉フェンス作っていたのですが、

かなり仕事が落ち込んだのです。

ほとんどが中国製の鉄せいひんになりましたから、

工房は、デザイン性の高い技術の必要なものだけに絞られてきていたのですが、

これは先行き全部中国製になるのかな???と心配していたのは2年くらいでしたかね。

その後、どっと押し寄せるように、住宅メーカーから、仕事が回り始めてきています。

理由は、もうお分かりですよね。

三味線も同じでしょうね。

おかげで私の知り合いの、木工やさんから、

「西野さん三味線の材料手に入りますか?」

ですと!

言うまでもなく、、、、

まあ、彼らがやるかどうかは分かりませんが、そんな話が出る時代になったのです。

そんな依頼が来るようになったのです。

日本の木工技術というのは、世界に冠たるものがあります。

その上、後々のフォロがとても良いですから。

まあ、そのうち、二胡も中国のメーカの下請けで日本の木工やさんが使われるようになるのかも。

そして、販売のおすすめの売り文句で「これは本場の日本製ですから!!」

という事に、なるのかも、

そうなると、もう光舜堂は必要ないですかね。






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