単に興味を持たれているのか?
これは想像ですが、もしかしたら数名の方が、二胡作ろうとなさっているような気がします。
と言いますのは、検索のキーワードに、最近、「二胡の作り方」「或いは木の角度の出し方」「木軸の作り方」などなど二胡を作る為に必要な、事を検索しておられる方が居るようです。
検索のキーワードの書き方がそれぞれに違いますので、多分複数名の方とお見受けいたします。
私も昔は、(6年ほど前ですが)よくネット上で、二胡の知識を仕入れようとしたものです。
私の場合は、そこそこに木工の知識というのが有りましたから、これを作る為に必要な道具、機械はこれが良いと分かっていましたからそれほど問題はありませんでしたが、
もし普通の木工技術だけの方が、二胡を作ろうとすると、新たな木工の技術を取り入れなければなりません。
たとえば木軸の話です。
この木軸は、中国ではどうも旋盤を使っていないようなのです。
手で削っているようです。
中国の二胡の木部の工場の状態というのは、殆どマニファクチャーの域を出ていません。
量産と言っても、かなり単純な、機械をずらりと人が並んで、あくまでも手の技術で、部分部分を担当して作ったものを最後にアッセンブルしているようです。
回転している刃物に木を当てて削っているというだけです。
多少力のある機械を使っているだけでしょう。
殆ど私の方法と変わり有りません。
違いは、多人数でそれぞれの専門分野を担当しているという事でしょう。
木工の技術などは、よほど大きな工場で、定型の物を作っている所では、NCルーターというコンピューターと連動した機械で、きったり削ったりというのをやりますが、量を作らない所はほとんどが手作業です。
工場などと言うと、良く思い浮かべるのは、車の工場の、溶接ロボットや、組み立てロボットなどがラインで流れて行くようなところを想像しがちですが、
そこまで機械化した工場というのは日本にも中国にも有りません。
所詮は手作業なのです。
独りでやれば、棹を作るのも木軸も、胴もすべて作りますが工場はそれを専門に分けているだけと考えて良いと思います。
去年スカイツリーが出来ましたね、そのほか大きな建築物というのは沢山有ります。
あれは現場ではすべて手作業なのです。
鉄骨をひとつづつ、手作業で、ボルトを使って締め上げて行きます。
もちろん締め上げるのは、機械ですがそれも全て手作業には違いないのです。
ですからたまにボルトの締め忘れや、締め方が甘かったりで、建築中の鉄骨が倒れたりもする事件も起きるのです。
木工もそれほど大きな違いはありません。
木造建築のような大きなものでさえ、殆どが現場で、職方が手で組み立てて行くのです。
万を超える数を同じように作るのでなければ、全ての世の中の製品というのは、殆ど手作用の組み合わせなのです。
未だにです。
家電や、車など、年間数百万という数を作らない限り、完全な機械化は効率的ではないのです。
自動機械を作るのに相当費用がかかりますから。
木工などは幾ら数が有っても所詮は手作業の積み上げです。
イギリスにモーガンという車が有ります。
大変美しい形をしている車ですがこの車のシャーシーは未だにきで作られていました。
それも、量が有りませんから、手作業です。(多分現在では鉄に代わっているという話は聴きましたが、私の工房に居た若い人が20年ほど前に、その木工技術を活かすべく、モーガン社に入ったことが有ります、今はどうしているのでしょうね、内装は未だに木の部分が多い車ですからそちらを作っているかもしれません)
ですから二胡を作ると言っても、それほど皆さんの生活から遠い話ではないのです。
明さんが何時か若い頃にやった工作の延長です、単に専門的な道具が必要なのと、その扱い方が判れば出来上がるものです。
工場で働いている人々にしても、それぞれの専門ということでは、パートのおば様方がやっている場合も多いのです。
中国の二胡の工場でもそれは変わり有りません。
なにもそれほど、名人的な木工技術者だけで作られている訳ではありません。
ですから皆さんでも、二胡は作れます。
後はやる気とそして、道具でしょう。
そして木の扱い方だけです。
現実に光舜堂のお客様でも二胡を作ろうとしておられる方がいらっしゃいます。
お持ちの道具はホームセンターで購入できるような機械だけのようです。
それで十分出来上がります。
もしその方法などが判らなければ、直接、私にメールして下さい。
info@ko-shun-do.jp へ。
これは想像ですが、もしかしたら数名の方が、二胡作ろうとなさっているような気がします。
と言いますのは、検索のキーワードに、最近、「二胡の作り方」「或いは木の角度の出し方」「木軸の作り方」などなど二胡を作る為に必要な、事を検索しておられる方が居るようです。
検索のキーワードの書き方がそれぞれに違いますので、多分複数名の方とお見受けいたします。
私も昔は、(6年ほど前ですが)よくネット上で、二胡の知識を仕入れようとしたものです。
私の場合は、そこそこに木工の知識というのが有りましたから、これを作る為に必要な道具、機械はこれが良いと分かっていましたからそれほど問題はありませんでしたが、
もし普通の木工技術だけの方が、二胡を作ろうとすると、新たな木工の技術を取り入れなければなりません。
たとえば木軸の話です。
この木軸は、中国ではどうも旋盤を使っていないようなのです。
手で削っているようです。
中国の二胡の木部の工場の状態というのは、殆どマニファクチャーの域を出ていません。
量産と言っても、かなり単純な、機械をずらりと人が並んで、あくまでも手の技術で、部分部分を担当して作ったものを最後にアッセンブルしているようです。
回転している刃物に木を当てて削っているというだけです。
多少力のある機械を使っているだけでしょう。
殆ど私の方法と変わり有りません。
違いは、多人数でそれぞれの専門分野を担当しているという事でしょう。
木工の技術などは、よほど大きな工場で、定型の物を作っている所では、NCルーターというコンピューターと連動した機械で、きったり削ったりというのをやりますが、量を作らない所はほとんどが手作業です。
工場などと言うと、良く思い浮かべるのは、車の工場の、溶接ロボットや、組み立てロボットなどがラインで流れて行くようなところを想像しがちですが、
そこまで機械化した工場というのは日本にも中国にも有りません。
所詮は手作業なのです。
独りでやれば、棹を作るのも木軸も、胴もすべて作りますが工場はそれを専門に分けているだけと考えて良いと思います。
去年スカイツリーが出来ましたね、そのほか大きな建築物というのは沢山有ります。
あれは現場ではすべて手作業なのです。
鉄骨をひとつづつ、手作業で、ボルトを使って締め上げて行きます。
もちろん締め上げるのは、機械ですがそれも全て手作業には違いないのです。
ですからたまにボルトの締め忘れや、締め方が甘かったりで、建築中の鉄骨が倒れたりもする事件も起きるのです。
木工もそれほど大きな違いはありません。
木造建築のような大きなものでさえ、殆どが現場で、職方が手で組み立てて行くのです。
万を超える数を同じように作るのでなければ、全ての世の中の製品というのは、殆ど手作用の組み合わせなのです。
未だにです。
家電や、車など、年間数百万という数を作らない限り、完全な機械化は効率的ではないのです。
自動機械を作るのに相当費用がかかりますから。
木工などは幾ら数が有っても所詮は手作業の積み上げです。
イギリスにモーガンという車が有ります。
大変美しい形をしている車ですがこの車のシャーシーは未だにきで作られていました。
それも、量が有りませんから、手作業です。(多分現在では鉄に代わっているという話は聴きましたが、私の工房に居た若い人が20年ほど前に、その木工技術を活かすべく、モーガン社に入ったことが有ります、今はどうしているのでしょうね、内装は未だに木の部分が多い車ですからそちらを作っているかもしれません)
ですから二胡を作ると言っても、それほど皆さんの生活から遠い話ではないのです。
明さんが何時か若い頃にやった工作の延長です、単に専門的な道具が必要なのと、その扱い方が判れば出来上がるものです。
工場で働いている人々にしても、それぞれの専門ということでは、パートのおば様方がやっている場合も多いのです。
中国の二胡の工場でもそれは変わり有りません。
なにもそれほど、名人的な木工技術者だけで作られている訳ではありません。
ですから皆さんでも、二胡は作れます。
後はやる気とそして、道具でしょう。
そして木の扱い方だけです。
現実に光舜堂のお客様でも二胡を作ろうとしておられる方がいらっしゃいます。
お持ちの道具はホームセンターで購入できるような機械だけのようです。
それで十分出来上がります。
もしその方法などが判らなければ、直接、私にメールして下さい。
info@ko-shun-do.jp へ。