二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

何故ゼノカルテットなのか??

2015-09-15 09:25:05 | ■工房便り 総合 
未来へつなぐ手助けをするというのが、今現在の私のテーマです。

そう言いながら、いま日本の中に吹き荒れている自然災害のその被害にあった人たちに私自身は何の手出しもできないことを悔やまれます。

しかし、出来ることだけさせてもらおうと思っています。

明日は必ず来るということを、何かの形で皆さんにお伝えし、その未来で皆さんが少しでも楽しめる生活のお手伝いが出来ればと思っています。

あくまでも手助けです、お手伝い。

私自身が何か出来るわけではありません、出来る人たちの、そしてその出来る技を享受する人たちのためのお手伝いです。

それが私の一番の得意技でしょう。

二胡の世界で言えば、

出来る人たち、音楽家や、あるいは良き教師に一番足りない(出来る人もいるでしょうが)システムを構築すること、

企画を立ち上げ、イベントを組み、事務システムをくみ上げ、宣伝あるいは広報をいかに有効に活用するかを、

手助けして少しでもそれぞれの技能が有効に働くように、作り上げていく実際を手助けすることです。

プロとしての二胡奏者というのは今日本人の中にはとても少ないです。

また二胡の音楽を日本の中に定着させるような音楽家も少ないです。

まだまだ、中国が本場、中国の音楽に少しでも近付ければというレベルでしょう。

それは二胡の曲がいまだ珍しい中国の音楽というマニアックな世界で閉じこもっているからかもしれません。

そのなかで、今の日本の私たちの生活の中の音楽にしたいと、ウェイウェイウーさんなどは、日本各地を細かに飛び回り、二胡の音色を広げる努力をしています。

ゼノカルテットも、動き始めました。

今年は北海道を近畿地方、そして今回は東京です。

そのお手伝いをさせていただきます。

二胡は一台で演奏している限り、歌で言えば、アカペラと変わりありません。

ゼノ(変わり種)という名前に反してむしろ二胡カルテットというのは二胡本来の音色の美しさを表現できる形なのかもしれません。

ふくらみがあり、二胡の音色が十分に活きていくのはこの形がかなり理想に近いのかもしれません。

皆さんも、お友達と合奏をして綺麗にハモった時の二胡の音色の美しさというのは、ほれぼれすることがあると思います。

Xenoという名前に惑わされずむしろ、その音色の美しさ、十分に味わって下さい。

ゼノカルテット、東京公演です。





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