さてさて国際色豊かで上手な方も来ていただける光舜堂???
次なるご報告は、ぬわんとっ!
台湾からいらした男性でした。
言葉がわからなかったのであまりお話し出来ませんでしたが、
店主のFBを見てCDMを試してみたくて来て下さったそう。
感想はいかがだったのでしょうか、混み合った時間にお友達と3人で来て下さったので
入口付近でのお試し&お相手がロクにできなかったのですが、
少しお話ししていた店主が言うには、二胡の腕前は相当お上手だったとのこと。
「下手な英語で二胡の説明したら、日本語で返事してくれたよ♪」 だそうですが、
お名前も伺えませんでした。
また良かったらいらして下さいね、って、、、ブログは読んでいらっしゃらないかな?
先日は韓国、先ほどは中国、で台湾といらして、
来週はシンガポールから! どんな店でしょ!
こんな小さな店に海外の方々も興味を持って下さってありがとうございます。
店に、というより店主 西野と西野の創り出すモノ、が面白いから光舜堂はオモシロイのですが、
まぁ、爺ですから会いに来るならお早めに。
先日、西野番はどれほど厄介かを話した或る方に
「西野さんって私達には温厚なのに、実はほぉさんは大変なんですね!」と言われました。
ハイ、今は対ワタクシにだけ、の面倒くささですからお客様には非常に人当たりが良い状態です。
更に歳とって偏屈ジジイになる前のご来店をおススメします(笑)
さて、日本人のお客様のお話しもせねば(笑)
この日は、ブログにも画像付きでご紹介した『 金属軸→木軸への改造 』の
ご依頼者Kさんの二胡退院の日。
皆様に画像しかご紹介出来なかったのが残念です。
とても良い音色の二胡に仕上がり、Kさんにも喜んでいただけました。
しかし この改造、大変でした!
修理の施工過程で、この、従来の軸とは異質の軸への改造がどれほど音色に影響し、
デリケートな作業だったかは、ワタクシの拙い文章では上手くお伝え出来そうもありません。
もちろん見た目としての修理技術も相当高度ですが、店主にかかれば朝飯前です。
問題は、金属部品を外して木を埋め穴を開けなおして木軸を作って入れる、の作業が終わった後からなのです。
もし この穴埋め技術を出来そうな職人さん(腕の良い仏壇職人とか???)が綺麗に出来たとしても、
その職人さんに楽器作りの知識と技術が無ければ、この異質物への楽器改造は難しく、
楽器としてご依頼主さんを満足させられる音の仕上がりは無理でしょう。
“木軸の二胡の形”に作り変えてから、“木軸の楽器”に出来てはじめて完了なのです。
作業の最終的な音色の仕上げで店主がどれほど微妙な違いを聴き極めて細工をしていたかは、
側で音色がみるみる整っていく過程を実感していたワタクシにも謎です。
「いやー、なんかわからないけど聴こえるんだよね、こうすると良くなるってポイントが」
「なんだそりゃ!? 二胡神さまでも降りて来るんですか?」
「うーん、そんな感じだよね」
だ、そうです。
さてご予約も飛び入りも多い、賑わった一日ですが、
ギリギリ最終の時間帯までも、お二人組の調整ご予約が入っていました!
同じお教室のお友達同士でいらしたお二人。
そのうちのSさんの調整が済み、福音弓を試した時のことです。
中国曲はそんなに弾かないとのことで、ならば『西風』を、と試すと確かに良かったです。
しかし、店主が試しに『東風』でも弾いてみると、
調整を終えたばかりのSさんの二胡には『東風』の音色が『西風』より明らかに合うのです!
二胡歴のそんなに長くない方には上級者向きの『東風』をあまり勧めていないのですが、
Sさんご自身が弾いてもお友達が聴いても『東風』の音色がイイ!
「じゃぁ、二胡歴からすると『阿炳礼賛』かも?」と試すと、
午前中に試した会員Iさんが
「この弓、麻薬!!(←この場合、阿片ですかね)」
と叫んだ『阿炳礼賛』ですから合わないはずが無く、バッチリ!
しかし、そこでSさん迷ってしまいました。
と言うのは、「東風の音色が一番好き!」と店主が公言しているものですから、
とても稀な事例として『東風』が自分の二胡に合っているのなら
「西野さんの一番好きな音色を出す弓の方がいいのかしら、、、」 と、
強烈な影響力のある店主の言葉に惑わされてしまったようで。。。
でもその決め方はキケンですから、本当にSさんに合う物を探さないと!と、
「弾き心地はどちらがお好きですか? 弾き易いと感じたのは?」と伺うと、
それは『阿炳礼賛』??? うーーーん。。。
「困ったわ、ほぉさんならどうします?」
「わ、私は、、、迷ったら2つとも買うタイプなので、ご参考にならないかと。。。」
「嗚呼、私もそう出来たらねぇ。。。」
困りました、どちらも気に入って下さるのは有難いのですが良いアドバイスが出来ない浪費家のワタクシ。
弾くほどにどんどんフォームが矯正されていくSさんを見ていたら
今は『阿炳礼賛』が良いのかなぁ。。。けれど、
果たして高い方をおススメするのがSさんにとって良いことなのか。。。。
ですが、値上げ目前のこの時期だけの有力な“背中の一押し”がありまして。
もし片方買って後日また買おうと思う時、『東風』なら消費税分だけのアップですが、
『阿炳礼賛』は定価そのものがガクッと上がるのですね。
「―― というわけですが、どうされます?」
ちなみに、ひねくれ者のワタクシの場合は、こういうのにあまり影響されません。
その後Sさんがどうされたかは、ヒ・ミ・ツ☆
この日は沢山来て下さって本当にまたまだ書き足りないのです。
遠方にお住まいなのにワタクシと店主の漫才が聞きたくなると(?)現われるYさんとか、
KさんちのAちゃんの話とか、
西野二胡の木肌の触り心地が大好きなOさんの話とか、
久しぶりに現われた会員Iさんの話とか、
最後のお客様Kさんのお話とか、、、etc.etc.
しかし一つだけ書き足すとすれば、日本人のUさん、
かなりのレベルなのに先生じゃないそうで!
「私なんて、そんな、、そんな、そんな!」 と、もの凄く謙虚なUさんですが、
一緒に合奏したMちゃん先生も「先生になれる!」と太鼓判の上手さでした。
日本人達の中にもまだまだハイレベルの先生候補の二胡弾きさんが隠れていますねぇ。
Uさん、日本の二胡教室界にとって希望の星のお一人です☆
4月の営業日はあっという間でしたね!
いらして下さった日本各地、また様々な国からの皆様、ありがとうございました!!
いよいよ来週から5年目の5月。
5周年プレゼントの抽選会ご応募の権利、
10日当日ご来店のお客様だけにする予定でしたが、権利枠を2週分にすることにします!ので、3日に
ご来店の方もOKですよ☆
次なるご報告は、ぬわんとっ!
台湾からいらした男性でした。
言葉がわからなかったのであまりお話し出来ませんでしたが、
店主のFBを見てCDMを試してみたくて来て下さったそう。
感想はいかがだったのでしょうか、混み合った時間にお友達と3人で来て下さったので
入口付近でのお試し&お相手がロクにできなかったのですが、
少しお話ししていた店主が言うには、二胡の腕前は相当お上手だったとのこと。
「下手な英語で二胡の説明したら、日本語で返事してくれたよ♪」 だそうですが、
お名前も伺えませんでした。
また良かったらいらして下さいね、って、、、ブログは読んでいらっしゃらないかな?
先日は韓国、先ほどは中国、で台湾といらして、
来週はシンガポールから! どんな店でしょ!
こんな小さな店に海外の方々も興味を持って下さってありがとうございます。
店に、というより店主 西野と西野の創り出すモノ、が面白いから光舜堂はオモシロイのですが、
まぁ、爺ですから会いに来るならお早めに。
先日、西野番はどれほど厄介かを話した或る方に
「西野さんって私達には温厚なのに、実はほぉさんは大変なんですね!」と言われました。
ハイ、今は対ワタクシにだけ、の面倒くささですからお客様には非常に人当たりが良い状態です。
更に歳とって偏屈ジジイになる前のご来店をおススメします(笑)
さて、日本人のお客様のお話しもせねば(笑)
この日は、ブログにも画像付きでご紹介した『 金属軸→木軸への改造 』の
ご依頼者Kさんの二胡退院の日。
皆様に画像しかご紹介出来なかったのが残念です。
とても良い音色の二胡に仕上がり、Kさんにも喜んでいただけました。
しかし この改造、大変でした!
修理の施工過程で、この、従来の軸とは異質の軸への改造がどれほど音色に影響し、
デリケートな作業だったかは、ワタクシの拙い文章では上手くお伝え出来そうもありません。
もちろん見た目としての修理技術も相当高度ですが、店主にかかれば朝飯前です。
問題は、金属部品を外して木を埋め穴を開けなおして木軸を作って入れる、の作業が終わった後からなのです。
もし この穴埋め技術を出来そうな職人さん(腕の良い仏壇職人とか???)が綺麗に出来たとしても、
その職人さんに楽器作りの知識と技術が無ければ、この異質物への楽器改造は難しく、
楽器としてご依頼主さんを満足させられる音の仕上がりは無理でしょう。
“木軸の二胡の形”に作り変えてから、“木軸の楽器”に出来てはじめて完了なのです。
作業の最終的な音色の仕上げで店主がどれほど微妙な違いを聴き極めて細工をしていたかは、
側で音色がみるみる整っていく過程を実感していたワタクシにも謎です。
「いやー、なんかわからないけど聴こえるんだよね、こうすると良くなるってポイントが」
「なんだそりゃ!? 二胡神さまでも降りて来るんですか?」
「うーん、そんな感じだよね」
だ、そうです。
さてご予約も飛び入りも多い、賑わった一日ですが、
ギリギリ最終の時間帯までも、お二人組の調整ご予約が入っていました!
同じお教室のお友達同士でいらしたお二人。
そのうちのSさんの調整が済み、福音弓を試した時のことです。
中国曲はそんなに弾かないとのことで、ならば『西風』を、と試すと確かに良かったです。
しかし、店主が試しに『東風』でも弾いてみると、
調整を終えたばかりのSさんの二胡には『東風』の音色が『西風』より明らかに合うのです!
二胡歴のそんなに長くない方には上級者向きの『東風』をあまり勧めていないのですが、
Sさんご自身が弾いてもお友達が聴いても『東風』の音色がイイ!
「じゃぁ、二胡歴からすると『阿炳礼賛』かも?」と試すと、
午前中に試した会員Iさんが
「この弓、麻薬!!(←この場合、阿片ですかね)」
と叫んだ『阿炳礼賛』ですから合わないはずが無く、バッチリ!
しかし、そこでSさん迷ってしまいました。
と言うのは、「東風の音色が一番好き!」と店主が公言しているものですから、
とても稀な事例として『東風』が自分の二胡に合っているのなら
「西野さんの一番好きな音色を出す弓の方がいいのかしら、、、」 と、
強烈な影響力のある店主の言葉に惑わされてしまったようで。。。
でもその決め方はキケンですから、本当にSさんに合う物を探さないと!と、
「弾き心地はどちらがお好きですか? 弾き易いと感じたのは?」と伺うと、
それは『阿炳礼賛』??? うーーーん。。。
「困ったわ、ほぉさんならどうします?」
「わ、私は、、、迷ったら2つとも買うタイプなので、ご参考にならないかと。。。」
「嗚呼、私もそう出来たらねぇ。。。」
困りました、どちらも気に入って下さるのは有難いのですが良いアドバイスが出来ない浪費家のワタクシ。
弾くほどにどんどんフォームが矯正されていくSさんを見ていたら
今は『阿炳礼賛』が良いのかなぁ。。。けれど、
果たして高い方をおススメするのがSさんにとって良いことなのか。。。。
ですが、値上げ目前のこの時期だけの有力な“背中の一押し”がありまして。
もし片方買って後日また買おうと思う時、『東風』なら消費税分だけのアップですが、
『阿炳礼賛』は定価そのものがガクッと上がるのですね。
「―― というわけですが、どうされます?」
ちなみに、ひねくれ者のワタクシの場合は、こういうのにあまり影響されません。
その後Sさんがどうされたかは、ヒ・ミ・ツ☆
この日は沢山来て下さって本当にまたまだ書き足りないのです。
遠方にお住まいなのにワタクシと店主の漫才が聞きたくなると(?)現われるYさんとか、
KさんちのAちゃんの話とか、
西野二胡の木肌の触り心地が大好きなOさんの話とか、
久しぶりに現われた会員Iさんの話とか、
最後のお客様Kさんのお話とか、、、etc.etc.
しかし一つだけ書き足すとすれば、日本人のUさん、
かなりのレベルなのに先生じゃないそうで!
「私なんて、そんな、、そんな、そんな!」 と、もの凄く謙虚なUさんですが、
一緒に合奏したMちゃん先生も「先生になれる!」と太鼓判の上手さでした。
日本人達の中にもまだまだハイレベルの先生候補の二胡弾きさんが隠れていますねぇ。
Uさん、日本の二胡教室界にとって希望の星のお一人です☆
4月の営業日はあっという間でしたね!
いらして下さった日本各地、また様々な国からの皆様、ありがとうございました!!
いよいよ来週から5年目の5月。
5周年プレゼントの抽選会ご応募の権利、
10日当日ご来店のお客様だけにする予定でしたが、権利枠を2週分にすることにします!ので、3日に
ご来店の方もOKですよ☆