大葉紫檀の二胡があります。多分この十年以内に日本に現れたものです。
それ以前には、二胡を作る材料の内には入っていなかったと思いますが、もしかしたら私が知らないだけであったのかもしれません、悪しからず。
血檀、鶏血紫檀、大葉紫檀、これらは二胡としてはかなり新しい材料のはずです。
古くとも15年ぐらいでしょう。
これらの二胡、今年に入って光舜堂にお持ちいただいた物たちの内、4台も胴がわれていることがありました。
木が割れるのではなく、胴の6枚の木の接ぎ目、要するにニカワで付けているところが剥がれてしまっているのが多いのです。
4台ともそうでした。
4台とも、使っている板が、柾目と板目との組み合わせになっていました。
柾目だけで綺麗な直線の縞模様になっている物は、全体にきれいに縮んでくれますからそれほど問題はないのですが、板目と組み合わさると木の動き方が違いますから、胴の割れることも有ります。
それとこれらの血檀鶏血紫檀、大葉紫檀は、最近、楽器を作るにしてはこの20年ぐらいの乾燥の物が多いようです、下手をすると、10年ぐらいかもしれません。
今まで書きましたように、これらの硬い木は油分が多く、乾くのが普通の木の4,5倍かかりますから、木がまだまだ力を残しているうちに使われると このように胴割れをもおこします。
これは動いた時に縮むことも含まれ、花窓が邪魔をして縮み切れずに胴が割れると考えられます。
これは気をつけて下さい、と言っても気をつけようのない事です。
むしろ割れてしまえば、状況によって皮を張り替えたり、或いは胴をもう一度接ぎ直せば済みます。
これらの木はとても良い木です。
インド系のコウキ紫檀(小葉紫檀)やインド紫檀が伐採禁止や取り過ぎで手に入らなくなった今、かなり良い紫檀ということが出来ますが、
問題は、最近二胡に作られるようになって、乾燥時間が短い事です。
勿論木は、数百年も動きます、ですから私の作った二胡にもこのようなことが何時表れるのか分かりません。
木の事を知ったつもりでも、完全ではありませんから。
木はそれほど、狂うのです。
ですから木の楽器に、メンテナンスは必要なことなのだと覚えていて下さい。
そして、単に直すというより、楽器として完全になるような修理、というのをお勧めいたします。
また今日は嬉しいというかビックリなことがあったので、以下。
ブログに関して良く、光舜堂のブログは二胡弾き皆の為の物だから、自分の言いたいことだけを書いては駄目だよ、と言われます。
最初の頃はよく理解せず、皆さんのブログを読むと、
楽しかったこと、悔しかったこと、かなしかったこと等、
或いは二胡に関しても、私はこれが良いのだとかなり自己主張しているのも見受けられますし。
またまたかなり個人的な突っ込みを受けているようなのも見受けられます。
その点私のブログには、たまに、、、、ご配慮を乞うなどというコメントが来ることも有りますが、面白みが無いのか、皆さんそれほどの突っ込みという感じではありませんね。
根がとんでもなくまじめですので、何でもまともに聞いてしまい、まともに答えてしまうからでしょうか。
しかし私にしても、昨日はシャム柿が売れた、お礼のメールまでいただいた、こんな嬉しいのは、こんなに良い事まだまだ人生最後に来て、捨てたものでは無いね、二胡作って良かったとか、
今日作った湯豆腐は、頂いた牡蠣を入れてブロッコリーも入れてみたがなど、、、
まあ、、似合わないですね。
そんなこんなでブログ書きつづけてきました。
今日、100万PVを超えました、23万人の方々に見にいらしていただいています。
凄い数ですね。
自分でも驚いています。
見に来ていただいた方皆さんが好意的だなどとは思っていません。
単に、冷やかしの方もいらっしゃるでしょうし、真剣に読んで下さる方もいらっしゃるでしょう。
でもそれは私には判りません。
ひたすら二胡のこと書いて行くだけです。
もしお時間がありましたら、また見にいらして下さい。
ありがとうございました。見に来ていただいた方達に感謝です。
9122
それ以前には、二胡を作る材料の内には入っていなかったと思いますが、もしかしたら私が知らないだけであったのかもしれません、悪しからず。
血檀、鶏血紫檀、大葉紫檀、これらは二胡としてはかなり新しい材料のはずです。
古くとも15年ぐらいでしょう。
これらの二胡、今年に入って光舜堂にお持ちいただいた物たちの内、4台も胴がわれていることがありました。
木が割れるのではなく、胴の6枚の木の接ぎ目、要するにニカワで付けているところが剥がれてしまっているのが多いのです。
4台ともそうでした。
4台とも、使っている板が、柾目と板目との組み合わせになっていました。
柾目だけで綺麗な直線の縞模様になっている物は、全体にきれいに縮んでくれますからそれほど問題はないのですが、板目と組み合わさると木の動き方が違いますから、胴の割れることも有ります。
それとこれらの血檀鶏血紫檀、大葉紫檀は、最近、楽器を作るにしてはこの20年ぐらいの乾燥の物が多いようです、下手をすると、10年ぐらいかもしれません。
今まで書きましたように、これらの硬い木は油分が多く、乾くのが普通の木の4,5倍かかりますから、木がまだまだ力を残しているうちに使われると このように胴割れをもおこします。
これは動いた時に縮むことも含まれ、花窓が邪魔をして縮み切れずに胴が割れると考えられます。
これは気をつけて下さい、と言っても気をつけようのない事です。
むしろ割れてしまえば、状況によって皮を張り替えたり、或いは胴をもう一度接ぎ直せば済みます。
これらの木はとても良い木です。
インド系のコウキ紫檀(小葉紫檀)やインド紫檀が伐採禁止や取り過ぎで手に入らなくなった今、かなり良い紫檀ということが出来ますが、
問題は、最近二胡に作られるようになって、乾燥時間が短い事です。
勿論木は、数百年も動きます、ですから私の作った二胡にもこのようなことが何時表れるのか分かりません。
木の事を知ったつもりでも、完全ではありませんから。
木はそれほど、狂うのです。
ですから木の楽器に、メンテナンスは必要なことなのだと覚えていて下さい。
そして、単に直すというより、楽器として完全になるような修理、というのをお勧めいたします。
また今日は嬉しいというかビックリなことがあったので、以下。
ブログに関して良く、光舜堂のブログは二胡弾き皆の為の物だから、自分の言いたいことだけを書いては駄目だよ、と言われます。
最初の頃はよく理解せず、皆さんのブログを読むと、
楽しかったこと、悔しかったこと、かなしかったこと等、
或いは二胡に関しても、私はこれが良いのだとかなり自己主張しているのも見受けられますし。
またまたかなり個人的な突っ込みを受けているようなのも見受けられます。
その点私のブログには、たまに、、、、ご配慮を乞うなどというコメントが来ることも有りますが、面白みが無いのか、皆さんそれほどの突っ込みという感じではありませんね。
根がとんでもなくまじめですので、何でもまともに聞いてしまい、まともに答えてしまうからでしょうか。
しかし私にしても、昨日はシャム柿が売れた、お礼のメールまでいただいた、こんな嬉しいのは、こんなに良い事まだまだ人生最後に来て、捨てたものでは無いね、二胡作って良かったとか、
今日作った湯豆腐は、頂いた牡蠣を入れてブロッコリーも入れてみたがなど、、、
まあ、、似合わないですね。
そんなこんなでブログ書きつづけてきました。
今日、100万PVを超えました、23万人の方々に見にいらしていただいています。
凄い数ですね。
自分でも驚いています。
見に来ていただいた方皆さんが好意的だなどとは思っていません。
単に、冷やかしの方もいらっしゃるでしょうし、真剣に読んで下さる方もいらっしゃるでしょう。
でもそれは私には判りません。
ひたすら二胡のこと書いて行くだけです。
もしお時間がありましたら、また見にいらして下さい。
ありがとうございました。見に来ていただいた方達に感謝です。
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詳しいわけじゃないので、もしかしたら見当違いかもしれないのですが、ブログで23万UUに対して100万PVって、相当すごいんじゃないですか?それだけみんなにじっくり読まれてるということですよね。
これからも楽しみにしてます!
皆さんがほとんどはへーーーと思うことも有るでしょうし、こんな事言いやがってと腹を立てている人もいるでしょう。きれいごとばかり言ってと思う人もいるとは思います。それこそ人の関係やら、世間の状況やら、仕事の関係やら思うようにはいかず、頭に何か溜めこまずに生きている人って少ないと思うのです。皆さんそれぞれにストレス抱えています。だからこそ、せめて、二胡の世界だけでもそれらに煩わされないようにしたいのです。そうでなくとも人を癒す音色と言われる二胡の世界、綺麗に行きたいです。
私だってそれは色々有りますよ、この現場監督どうしようもないなとか、このお―なーの我儘なんとかしてよとか、
二胡の世界でもそれは少しはあります、皆さんが気がつかないかもしれませんが、色々なブログで結構酷評されています。或いは他の楽器屋さんからは余計な事言いやがってという風にも思われています。二胡は鳴れば良いものではないという風に言う人もいます。そんなに安くやって自分だけお客を集めたいのかという風にもいわれます。だったら堂々とコメントに書いてくれればよいのですよ。批判も有りというのがこのブログですから。だからこそ堂々ときれいにここだけでも行きたいです。間違えていたら謝りますよ。教えてもらえるだけありがたい事です。ほぉさんみたいに私は文章上手くないですから、間違えも誤字も脱字も沢山有ります、そのままにしてあります。楽にやりましょうよ楽しくやりましょうよ、せめて二胡の世界だけでも、許しましょうよ皆小さな間違いしながら生きているんですから、威風堂々と行きましょう、上手くたって下手だって、たっぷり想いを込めて演奏し、たっぷり想いを込めてこのブログ書きます。いつまで続くか分かりませんが、応援ありがとうございました。
わたしは、通勤途中にこのブログをチェックするのが日課です。
二胡の専門的なおはなしや、営業日の様子のことなど、毎日楽しみにしております。
北海道だから、なかなかそちらには遊びに行けませんが、また伺いたいです。
そして紫檀の二胡を弾かせていただきたいです。
毎日忙しい中でのブログ更新、大変だと思います。
季節の変わり目、おからだに気をつけてがんばって下さいね。
北海道より、応援しております!
それでは、わたしは今から二胡レッスン。楽しんで弾いてきます~
でも寒い北海道の二胡のケースって必要かもしれませんね。皆さんどうしているのでしょうか。北海道の楽器の扱いとかなにかとくべつなことなどあれば今度このコメントにでも書いて下さ
また遊びに来て下さい。
わたしは、軽い二胡ケースの時は、だっこして傘さします。
吹雪の日は辛いです(笑)
グラスファイバーの二胡ケースも持ってますが、雪には強いですが、なにせ重くて!長時間移動すると具合悪くなるのが難点です。
うちの教室には、スキー袋に二胡ケースごと入れたり、お手製のバッグに二胡ケースごと入れたりと工夫している方もいますが、普通に背負って傘、が主流でしょうか。基本、雨と同じです。
気温が低ければ、二胡ケースに雪が積もっても溶けないので、はらえば良いので意外と大丈夫ですが、ベタ雪の時は最悪です。水分たっぷりの雪が、二胡ケースにはりつくので。。
軽くて水気を弾くケースがあればすごく欲しいです。
ちなみに、北国独特の二胡の扱いについては、他と比べたことがあまりないのでよくわかりませんが、こんなことはあります。
気温の低い外から、二胡を室内に持ち込むと、二胡が冷たくて音が鳴りません。室内がかなりあたたかいと、軽く結露?みたくなりますし。。音も狂います。気温差はげしいの良くなさそうなので、室内に持ち込んだら、ケースごと少し時間おいて室温に慣れさせ、それからケースあけてまた少しおいてみたりします。
自分の指もかじかんで動かないので、二胡を室温に慣れさせる時間の間、自分も回復につとめます(笑)
コメントを読んでいる人は意外と少ないので、
良いですかね。
大丈夫です!