二胡工房 光舜堂

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新ワックイの使い方追加事項!

2022-08-19 09:18:16 | 二胡の救急箱に書かなかったこと

新ワックイご希望の方にはすでに発送してあります。
封筒の中には使い方を書いた紙が入っているのですが、一つ言い忘れたことがありました。
新ワックイを施す前に、今まで木軸についていたチョークや旧ワックイ、あるいは、棹の穴の中に残っているチョークや旧ワックイは取り除いた方がこの新ワックイの効果がはっきりと分かりやすいです。
すみません、暑さにやられていてそのことを書き忘れました。
エアコンの入った涼しい仕事場に入ったら、ふと気が付いたというより、関東の二胡の演奏家の秋山さくらさんから、新ワックイを付ける時には、以前の物は??という問い合わせで気が付いた次第です。
すみません。こういう時にほぉさんのいないことが実感されます。
以前の木軸についていたチョークや旧ワックイは、軽くカッターなどで刃を立ててこそげとればとれます。あるいは布地で擦っても。
棹の穴の中に残っているチョークも、細いへら、あるいは太目の楊枝などあるいは割りばしなどでこそげとります。
多少残っていても、問題なく新ワックイは効きます。
もう一つ、新ワックイは粘土状の物です、少し指先につけて木軸に、ゆっくり、(このゆっくりが大切です)擦りつけてください。
一見かなり硬く感じますが、ゆっくりとしごくと、動いてくるのです。
それは、ここに使っているオイルが動かさない時には半固体になり、動かすと流体になるからです。
ですから止まりやすく動かしやすいということが実現します。
以前の旧ワックイのころから、とてもこのワックイを褒めてくれて、ご自身の生徒さんの楽器にはすべて施していた演奏家がいらっしゃいます。
多分、このかたのHPで販売始めようかなどという話も起きています。
広がると良いのですが、なかなか弦も交換するのが難しいという方には木軸を棹の穴から抜くのは、難しいかもしれませんが、一度施せば、数年はそのまま使えますから、お友達やご家族に手伝ってもらってやるのもよいかもしれません。
千斤を外さず、一本ずつ外せば千斤の巻きなおしもしなくて済みますから。

工房光舜堂西野和宏&ほぉ
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