二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

ブログ賞なんて変なものですよね!

2016-12-12 13:12:12 | ■工房便り 総合 
そうです。

とても変なものです。

お会いした事も無い方に、私の作った木のお花なんて、

でも、光舜堂は、このブログで支えられてきたと思うのです。

皆さんが想像するより。

東京での風当たりというのはとても強いのです。

これも当然でしょう。

楽器を健全に鳴らすという事を標榜して、今までの演奏家が、何となく、

思いこみでやっていた、千斤の巻き方や駒の種類や装着の仕方等々、

たかが10年も二胡を作ってきていない、それも本場の人間ではない、日本人に

あれこれ言われたくないのは、これは致し方ないと思います。

光舜堂が言いだすまで二胡の調整など、意識もしていなかったでしょうから。

修理にしても、先生に預けて、しゅうりしてもらったら、

自分のではないものが帰ってきたり、

ちゃんと治ってなかったり。

自社で販売した物以外は見なかったり、

最近やっと、少しは、他社の楽器も診る所が出てきたようでもあります。

私が全国の、二胡の調整や修理をできるわけでもないので良い事だとは思います。

でもこういう事も、しつこいほど、このブログに書いてきた良い影響かも知れないと思っています。

他の楽器屋さんも少しずつは、調整という事を、出来るかどうかは別にして、言い始めてはいますし。

少しは変化の手伝いが出来たのかなと思います。

そんな、光舜堂には行くなという先生方が多い中で、

支えて来てくれたのが、やはり、このブログを読んで、

半信半疑ながらも、ご来店いただいてきたか方々のお蔭です。

未だに、かなりの遠方から、ブログ読んで、ここなら信頼できるかなと、

感じられてご来店のお客様が絶えません。

まあ、それだけ二胡と言う楽器で困っている方が多いというのも事実です。

そんなわけも分からない光舜堂を信じていただいている日々500名を超える、

ブログの読者の方に、ささやかながら、

日本製の二胡なんかと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、

この木の花は、私の自信作でもあります。

あと何年続けられるかはわかりませんが、

細やかながらこれはブログの読者の方への、感謝のしるしです。

このブログを読んでいる方、私の意見に反対の人でも、光舜堂嫌い、の方でも、

是非ご応募くださいませ。

光舜堂店主 西野和宏

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