何をするかというと、
まず駒の下についている、フェルトやり、スポンジを外します。
そして駒を少し下げます。
下げるというのは、台の方へそのまま下ろしていくのです。
そうですね大体1センチくらい。
それから、弦をギュッと手のひらで握りこんで、
普通ならDの音くらいなのが、1音くらい上がるようにギュッと握りこむのです。
そして弾いてみて下さい。
それも思い切り!
この時期、まだまだ梅雨の真っ最中の関東辺りではそう乙湿度が高いです。
かなり楽器の雑音が出ている楽器もあると思います。
それも購入してから、12、年の楽器、
あまりひかな人なら2,3年の楽器に多いです。
雑音、あるいは裏返り音に悩まされている方は多いです。
雑音の原因はいくつかありますが、
第二ポジションの、E,F当たりの裏返り音は、胴そのものに原因があるというのがほとんどですが、
皮の歪みがそれをさらに悪化させることも多いのです。
何故皮がゆがむか、?
本来なら、皮は均一に張っていなければいけません。
楽器によって、あるいはメーカーによってそれぞれ違いは少しはありますが、
いくら、かの国といえども、せめて楽器造りの良心として、均一に張ってくれていると期待しましょう。
ところがその均一に張っていた皮のバランスが崩れます。
幾つか理由があります。
大きな理由は、胴を構成する6枚の木のそれぞれの収縮率、このように湿度の高い時期で言うと反対に、
拡張率、要するに気が湿気を吸って、膨らむのです。
驚かれるかもしれませんが、私の実験では、二胡の棹が、冬場と今の梅雨の時期とでは、
重さが、1,5グラムくらい変わるのです。
それだけ水分を含んで梅雨時には重くなります。
当然胴の木も湿気を吸って、重くなりますという事は、それだけ膨らむのです。
更に言うと皮も湿気を吸い、伸びます。
ところがその伸び率というのが場所によって変化します。
そして当然、フェルトやスポンジも湿気を吸います。
ということは、そのフェルトの下の皮は他のところより乾いていますね。
そこだけ他のところより乾いて硬くなることが多いです。
たったそれだけでと思うでしょうが。
かなり均一にぴんと張ってあったものですから多少とも皮それぞれの場所で湿度が変わると、
均一では無くなるのです。
こんな時期でなくとも、皮の張り方で、あるいは
その後の木の動き方で皮は場所によって硬さが変わってきています。
その硬い所を揉んでほぐしてやると皮による雑音はかなり消えるのです。
その揉み解すのはやはりなかなか、怖いでしょうから、
せめて、フェルトを外し、全体が同じように空気にさらされるようにして(均一に湿気を当てる事になる)
そして強めに振動させることによってより、全体の皮を振動させるようにしていくと、
皮による雑音というのがかなりなくなることが分りました。
怖いでしょうが皮が破れるようなことはありません。
勇気を出して、やってみましょう。
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まず駒の下についている、フェルトやり、スポンジを外します。
そして駒を少し下げます。
下げるというのは、台の方へそのまま下ろしていくのです。
そうですね大体1センチくらい。
それから、弦をギュッと手のひらで握りこんで、
普通ならDの音くらいなのが、1音くらい上がるようにギュッと握りこむのです。
そして弾いてみて下さい。
それも思い切り!
この時期、まだまだ梅雨の真っ最中の関東辺りではそう乙湿度が高いです。
かなり楽器の雑音が出ている楽器もあると思います。
それも購入してから、12、年の楽器、
あまりひかな人なら2,3年の楽器に多いです。
雑音、あるいは裏返り音に悩まされている方は多いです。
雑音の原因はいくつかありますが、
第二ポジションの、E,F当たりの裏返り音は、胴そのものに原因があるというのがほとんどですが、
皮の歪みがそれをさらに悪化させることも多いのです。
何故皮がゆがむか、?
本来なら、皮は均一に張っていなければいけません。
楽器によって、あるいはメーカーによってそれぞれ違いは少しはありますが、
いくら、かの国といえども、せめて楽器造りの良心として、均一に張ってくれていると期待しましょう。
ところがその均一に張っていた皮のバランスが崩れます。
幾つか理由があります。
大きな理由は、胴を構成する6枚の木のそれぞれの収縮率、このように湿度の高い時期で言うと反対に、
拡張率、要するに気が湿気を吸って、膨らむのです。
驚かれるかもしれませんが、私の実験では、二胡の棹が、冬場と今の梅雨の時期とでは、
重さが、1,5グラムくらい変わるのです。
それだけ水分を含んで梅雨時には重くなります。
当然胴の木も湿気を吸って、重くなりますという事は、それだけ膨らむのです。
更に言うと皮も湿気を吸い、伸びます。
ところがその伸び率というのが場所によって変化します。
そして当然、フェルトやスポンジも湿気を吸います。
ということは、そのフェルトの下の皮は他のところより乾いていますね。
そこだけ他のところより乾いて硬くなることが多いです。
たったそれだけでと思うでしょうが。
かなり均一にぴんと張ってあったものですから多少とも皮それぞれの場所で湿度が変わると、
均一では無くなるのです。
こんな時期でなくとも、皮の張り方で、あるいは
その後の木の動き方で皮は場所によって硬さが変わってきています。
その硬い所を揉んでほぐしてやると皮による雑音はかなり消えるのです。
その揉み解すのはやはりなかなか、怖いでしょうから、
せめて、フェルトを外し、全体が同じように空気にさらされるようにして(均一に湿気を当てる事になる)
そして強めに振動させることによってより、全体の皮を振動させるようにしていくと、
皮による雑音というのがかなりなくなることが分りました。
怖いでしょうが皮が破れるようなことはありません。
勇気を出して、やってみましょう。
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