二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

楽器のレベル。

2012-07-21 00:13:53 | ■工房便り 総合 
皆さんご自分のお持ちの二胡に完全に満足されてる方が少ないようです。

プロでも同じです。

バイオリンなどでも、折角のストラデバリウスをお持ちでもさらによいもの、更に相性の良い物と探しているプロの方も多いようです。

これは楽器の演奏にハマった人はどんな楽器であろうと同じことが言えます。

私の友人の弟さんは、なんと100台を越えるギターを残して、いかれたそうです。

演奏が上手いとか下手だということではないのですね。

道具というのはそのような運命を持っているのではないかとしか思えません。

かく言う私も楽器を購入しこそしませんが自分の納得する音を目指して作っています。

皆さんより達の悪いのは、どこをどういじるとどのような鳴りになるというのが判っているだけに、

作る時間の無い時は、かなり良くなっている楽器でも更に改良?をして、結局駄目にしてしまうのがとても多いのです。

その度に、ほぉさんを嘆かせます。

楽器にはいろいろなレベルがあります。

初級品や、普及品、プロ用まで、楽器によっては随分値段の違う物も多いようです。

バイオリンなどはその最たるものでしょう。

中国製の3万円大の楽器からストラデバリウスの、数億円まで。

二胡はそこまでいかないですね。

中国で買えば日本円で、数千円のものもありますが、日本では、三万円ぐらいが最低かもしれません。

一時9千円という二胡も発売されてはいましたが。

私の聞いている限り、二胡の最高額というのは、日本では120万円のものが最高額ですね。

また高級な二胡というのも人によって随分その金額に差があります。

或いは教室によっても、高級なものという物に相当な差があります。

バイオリンにしろ、他の楽器にしろその楽器によっては、金額とその質というのがかなり一定なのですが、二胡の場合は金額に応じて質が変わるというのがはっきりしていませんね。
Comment    この記事についてブログを書く
« 『蛇道-JADOH- 1st』CD、本... | TOP | 楽器のレベル。その2 »
最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Recent Entries | ■工房便り 総合