ここから、真犯人探しです。
まず、ヴァイオリンやヴィオラにはウルフ音と言うのが出にくく、
二胡の場合はウルフ音の出にくい楽器と言うのもあります。
そして、良くウルフ音が出る二胡と言うのは、かなり良い木を使った皮もしっかりと良い皮張った物が多いです。
それから、低音二胡と言われる二泉二胡や中古と言うのは殆どこのウルフ音が出ますし、高音部全体がウルフ音状態になります。
ですから中国製の中古で高音部まで弾くというような事はあまりできないのですね。
二胡とヴァイオリン族のウルフ音の出る楽器の共通点が何か見えてきませんか?
共通点は、低音楽器という事ですね。
何故、低音楽器にウルフ音が良く出るのでしょう?
低音楽器は、弦の振動が強いです。
ですから弦の振動を少し止めるウルフ音キラーと付けると、ウルフ音は止まります。
そして鳴りも悪くなります。
それでは良い楽器がもったいないですね。
弦の振動が強いと楽器は大きくなります。
普通の二胡でも良く鳴る楽器には、ウルフ音が出るというのは、弦の振動も強く皮の振動が強いからでもあります。
ですから楽器は良く鳴ります。
共通点は良く鳴る、振動が強いということでもあります。
そしてもう一つの共通点は、原型があってそれを拡大した形だという事です。
中胡は二胡を拡大した形です。
チェロもヴァイオリンを拡大した形です。
内部構造的にもほとんど変わりません、
木の厚みなども拡大したなりに一応、倍率は合っています。
本当なら何の問題も無いのでしょうし問題の無いのもあります。
しかし、今、中胡のほぼ90%は、中高音域は殆ど音にならないようなものです。
皮の面積が二胡の2倍くらい中胡はあります。
チェロはヴァイオリンの4倍くらいになります。
表板もサイドの板もそれなりの比率では拡大されています。
問題は強度としては、拡大されていないということなのです。
材料の厚みは拡大されていたとしても、強度が拡大されているわけではありません。
同じ厚みんきでも長さが長くなれば強度は落ちます。
そして振動は大きくなります。
そこで、ある一定の音い反応する部分と言うのが出てきてしまうのでしょう。
二胡の場合は、第二ポジションのFの音が多いですね、状態によっては第一ポジションでもかすかにFの音は裏返る物はあります。
二胡にはFの音が出るところがあります。
かなり良い楽器は、限りなくFに近い音になるように、皮が張られます。
出来上がったばかりの良い楽器と言うのは、皮をたたくとFが多いと言われます。
弾き込まれて時間がたつと、皮は緩くもなり、音は下がってきます。
本当に良い音がするようになった時、Dの音になっている楽器もあります。
そうなった時に二は、ウルフ音も出なくなるものも多いのです。
チェロの場合Cの音にウルフ音が出る物が多いです、まれにGに近い所に出る物も有ります。
これは、たぶんチェロの℃と言うキー音に反応するのかとも思いましたが、どうもやはり、表板が℃音になるように削られてるためかもしれません。
チェロも最初はDの音になるように削られていたりもするようですが弾き込むと、音は下がってきます。
それがCなのかもしれません。
チェロの場合は、出来上がったばかりより弾き込むとウルフ音の出る楽器が多いです、さらに弾き込んでいくと無くなるという事もあります。
いずれにせよ、低音は振動が強くなった時に木の厚みが足りないのでしょうね。
これは二胡屋チェロを自分で治してみてある一定のところの木の厚みを厚くすると、ウルフ音が消えるという事では実証できています。
しかし理論的には、もっと科学的な測定値尚取り入れないと分かりにくい部分もありますが、それより実質です。
(色々な人が色々な事を考えて、ましてやこういうことも考えられるなどと言う細かい反論まで考えて書くのは疲れて来てしまったので、本当にザックリ書きました、少し疲れた。)
二胡の場合も同じことが言えます。
二胡にも実は原型があって今の二胡はその拡大版なのです。
今の二胡はこの20年くらいとても大きくなっているのです。
昔の二胡と言うのは殆ど胴の大きは直径で88ミリくらいでした。
ところが、もっと音を大きくという事で胴の厚みはそのままに、今の二胡の直径と言うのは92ミリさらに大きなものは95ミリくらいまで大きくされてきています。
大きくなれば木の厚みも厚くしなければいけないのですが、それがされていません。
そこに、今の二胡の問題というおのはあります。
昔の二胡のほとんどは、実は今の二胡より高音は出るのです。ウルフ音も出にくいです。
アービンの二泉映月の録音を聴いたことがありますか、たいした録音技術の無い時代でしたのに、ちゃんと高音まで出ていますね、それも、絹弦です。
当時の楽器はかなり小さかったのです。
まあ、二胡の場合は、ちゃんと弾き込んでやりさえすれば、ウルフ音の出る楽器でも皮が緩くなってきて良い音になったくらいの時期には、ウルフ音の出なくなるものも多いのです。
弾き込みこそ良い楽器を作る方法だという事も言えます。
尚、細かいデータなどここには書きません学術論文ではないので、知りたい人はご自分で研究して下さい。
私は教えたくありません、教えることそのものが下手のので、
もし反論があったとしても是非それはご自分のブログなり研究書なりにお書きください。
このブログでは大まかにこのような問題ですよ、と皆さんにお知らせしただけですから。
後はg自分で楽しみに考えてください。
まず、ヴァイオリンやヴィオラにはウルフ音と言うのが出にくく、
二胡の場合はウルフ音の出にくい楽器と言うのもあります。
そして、良くウルフ音が出る二胡と言うのは、かなり良い木を使った皮もしっかりと良い皮張った物が多いです。
それから、低音二胡と言われる二泉二胡や中古と言うのは殆どこのウルフ音が出ますし、高音部全体がウルフ音状態になります。
ですから中国製の中古で高音部まで弾くというような事はあまりできないのですね。
二胡とヴァイオリン族のウルフ音の出る楽器の共通点が何か見えてきませんか?
共通点は、低音楽器という事ですね。
何故、低音楽器にウルフ音が良く出るのでしょう?
低音楽器は、弦の振動が強いです。
ですから弦の振動を少し止めるウルフ音キラーと付けると、ウルフ音は止まります。
そして鳴りも悪くなります。
それでは良い楽器がもったいないですね。
弦の振動が強いと楽器は大きくなります。
普通の二胡でも良く鳴る楽器には、ウルフ音が出るというのは、弦の振動も強く皮の振動が強いからでもあります。
ですから楽器は良く鳴ります。
共通点は良く鳴る、振動が強いということでもあります。
そしてもう一つの共通点は、原型があってそれを拡大した形だという事です。
中胡は二胡を拡大した形です。
チェロもヴァイオリンを拡大した形です。
内部構造的にもほとんど変わりません、
木の厚みなども拡大したなりに一応、倍率は合っています。
本当なら何の問題も無いのでしょうし問題の無いのもあります。
しかし、今、中胡のほぼ90%は、中高音域は殆ど音にならないようなものです。
皮の面積が二胡の2倍くらい中胡はあります。
チェロはヴァイオリンの4倍くらいになります。
表板もサイドの板もそれなりの比率では拡大されています。
問題は強度としては、拡大されていないということなのです。
材料の厚みは拡大されていたとしても、強度が拡大されているわけではありません。
同じ厚みんきでも長さが長くなれば強度は落ちます。
そして振動は大きくなります。
そこで、ある一定の音い反応する部分と言うのが出てきてしまうのでしょう。
二胡の場合は、第二ポジションのFの音が多いですね、状態によっては第一ポジションでもかすかにFの音は裏返る物はあります。
二胡にはFの音が出るところがあります。
かなり良い楽器は、限りなくFに近い音になるように、皮が張られます。
出来上がったばかりの良い楽器と言うのは、皮をたたくとFが多いと言われます。
弾き込まれて時間がたつと、皮は緩くもなり、音は下がってきます。
本当に良い音がするようになった時、Dの音になっている楽器もあります。
そうなった時に二は、ウルフ音も出なくなるものも多いのです。
チェロの場合Cの音にウルフ音が出る物が多いです、まれにGに近い所に出る物も有ります。
これは、たぶんチェロの℃と言うキー音に反応するのかとも思いましたが、どうもやはり、表板が℃音になるように削られてるためかもしれません。
チェロも最初はDの音になるように削られていたりもするようですが弾き込むと、音は下がってきます。
それがCなのかもしれません。
チェロの場合は、出来上がったばかりより弾き込むとウルフ音の出る楽器が多いです、さらに弾き込んでいくと無くなるという事もあります。
いずれにせよ、低音は振動が強くなった時に木の厚みが足りないのでしょうね。
これは二胡屋チェロを自分で治してみてある一定のところの木の厚みを厚くすると、ウルフ音が消えるという事では実証できています。
しかし理論的には、もっと科学的な測定値尚取り入れないと分かりにくい部分もありますが、それより実質です。
(色々な人が色々な事を考えて、ましてやこういうことも考えられるなどと言う細かい反論まで考えて書くのは疲れて来てしまったので、本当にザックリ書きました、少し疲れた。)
二胡の場合も同じことが言えます。
二胡にも実は原型があって今の二胡はその拡大版なのです。
今の二胡はこの20年くらいとても大きくなっているのです。
昔の二胡と言うのは殆ど胴の大きは直径で88ミリくらいでした。
ところが、もっと音を大きくという事で胴の厚みはそのままに、今の二胡の直径と言うのは92ミリさらに大きなものは95ミリくらいまで大きくされてきています。
大きくなれば木の厚みも厚くしなければいけないのですが、それがされていません。
そこに、今の二胡の問題というおのはあります。
昔の二胡のほとんどは、実は今の二胡より高音は出るのです。ウルフ音も出にくいです。
アービンの二泉映月の録音を聴いたことがありますか、たいした録音技術の無い時代でしたのに、ちゃんと高音まで出ていますね、それも、絹弦です。
当時の楽器はかなり小さかったのです。
まあ、二胡の場合は、ちゃんと弾き込んでやりさえすれば、ウルフ音の出る楽器でも皮が緩くなってきて良い音になったくらいの時期には、ウルフ音の出なくなるものも多いのです。
弾き込みこそ良い楽器を作る方法だという事も言えます。
尚、細かいデータなどここには書きません学術論文ではないので、知りたい人はご自分で研究して下さい。
私は教えたくありません、教えることそのものが下手のので、
もし反論があったとしても是非それはご自分のブログなり研究書なりにお書きください。
このブログでは大まかにこのような問題ですよ、と皆さんにお知らせしただけですから。
後はg自分で楽しみに考えてください。
幸いにも二胡は、弾きながら削りながら、音が確かめられますから。