二泉二胡という物があるのでしょうか?
もちろん。かのアービンの作曲した、二泉映月から取られた名前ですね。
その曲を弾く為に作られたように思われていらっしゃる方も多いと思います。
中胡というものはあります。
楽器としては、胴の直径が、12センチほどもある大きなものです。
中胡弦という、GDに調弦する楽器です。
二泉二胡は、AEに調弦します。
二泉二胡という形態は殆どありません。
通常の二胡に、多少太い弦を張って、AEに調弦して演奏する感じです。
その時に中胡で使われる、弦を使う場合や、二泉弦として販売されている、AE弦をつかう方法などがあるのです。
楽器としては、多少大きく作って二泉二胡として販売している物も有りますが、AEに調弦する位なら殆ど通常の二胡でも問題はありません。
二胡の大きさというのは各社それぞれに大きさが少しづつ違います。
ですから少し大きめの二胡をお持ちの方もいらっしゃいます。
ジョージガオさんは普通の二胡をそのまま弦もそのまま変えずに、単に思い切り、千斤を上げて演奏します。当然音は下がりますね。
彼の楽器には移動できる千斤が付いています、移動千位斤と言い、これは以前から木でできた物があったのを彼がプラスティックで、大変使い良く開発したものです。
それはさて置き、
低音楽器というのは日本人に大変好まれますね、バイオリンの音が好き?チェロの音が好き?と聞かれて日本人の8割ぐらいまでは、チェロと答えるのではないでしょうか。
その意味でも低音の二胡である二泉二胡は日本人に好まれますが、
問題は弦の太い分、余程良く出来た楽器以外には、ちゃんと高音部まで出ません。
そうでなくとも、高音が出にくい楽器ですから、弦が太くなると振動を拾いきれなくなるのです。
これには、それこそジョージガオさんの、プラスティックの振動板で出来たが木か、西野板胡(ちょっとこっそり自慢)の様な硬さをもあわせもつ素材が振動板になる以外はありません。
あるいは相当厚い皮の二胡(たぶん7,80万で販売されているような)以外にはちゃんとは出てこないのではないでしょうか。
もう一つ方法はあります。
普通の二胡でも、黒檀や紫檀などの重い木を使ったものでしたら、皮を張る部分を削り込んで皮を張り直せば、二泉二胡としても十分役立ちます。
複数台二胡をお持ちの方は是非お試しください。
それから、前に書きました、「良い二胡」を見分ける方法の一つに、中胡弦を張って鳴らしてみる方法があります。
こうして普通の二胡に中古弦や二泉弦を張ってみて、全音に渡って鳴る楽器は、おススメです。
ご自分の二胡でもこの方法をやってみると、楽器としての性能が解るのと、皮の傷み具合などの難点も解り、直すべきところも分かりやすくなりますし、調整の方法もつかめるということはありますので、お試しください。
もちろん。かのアービンの作曲した、二泉映月から取られた名前ですね。
その曲を弾く為に作られたように思われていらっしゃる方も多いと思います。
中胡というものはあります。
楽器としては、胴の直径が、12センチほどもある大きなものです。
中胡弦という、GDに調弦する楽器です。
二泉二胡は、AEに調弦します。
二泉二胡という形態は殆どありません。
通常の二胡に、多少太い弦を張って、AEに調弦して演奏する感じです。
その時に中胡で使われる、弦を使う場合や、二泉弦として販売されている、AE弦をつかう方法などがあるのです。
楽器としては、多少大きく作って二泉二胡として販売している物も有りますが、AEに調弦する位なら殆ど通常の二胡でも問題はありません。
二胡の大きさというのは各社それぞれに大きさが少しづつ違います。
ですから少し大きめの二胡をお持ちの方もいらっしゃいます。
ジョージガオさんは普通の二胡をそのまま弦もそのまま変えずに、単に思い切り、千斤を上げて演奏します。当然音は下がりますね。
彼の楽器には移動できる千斤が付いています、移動千位斤と言い、これは以前から木でできた物があったのを彼がプラスティックで、大変使い良く開発したものです。
それはさて置き、
低音楽器というのは日本人に大変好まれますね、バイオリンの音が好き?チェロの音が好き?と聞かれて日本人の8割ぐらいまでは、チェロと答えるのではないでしょうか。
その意味でも低音の二胡である二泉二胡は日本人に好まれますが、
問題は弦の太い分、余程良く出来た楽器以外には、ちゃんと高音部まで出ません。
そうでなくとも、高音が出にくい楽器ですから、弦が太くなると振動を拾いきれなくなるのです。
これには、それこそジョージガオさんの、プラスティックの振動板で出来たが木か、西野板胡(ちょっとこっそり自慢)の様な硬さをもあわせもつ素材が振動板になる以外はありません。
あるいは相当厚い皮の二胡(たぶん7,80万で販売されているような)以外にはちゃんとは出てこないのではないでしょうか。
もう一つ方法はあります。
普通の二胡でも、黒檀や紫檀などの重い木を使ったものでしたら、皮を張る部分を削り込んで皮を張り直せば、二泉二胡としても十分役立ちます。
複数台二胡をお持ちの方は是非お試しください。
それから、前に書きました、「良い二胡」を見分ける方法の一つに、中胡弦を張って鳴らしてみる方法があります。
こうして普通の二胡に中古弦や二泉弦を張ってみて、全音に渡って鳴る楽器は、おススメです。
ご自分の二胡でもこの方法をやってみると、楽器としての性能が解るのと、皮の傷み具合などの難点も解り、直すべきところも分かりやすくなりますし、調整の方法もつかめるということはありますので、お試しください。
水牛が良いなぁ…なんて憧れてましたが、どれが良いのでしょうか…
悩みます。
あの移動千斤は、二泉を基本にした時には、上部の糸千斤を使い、移動千斤にした時には、プラスティックの支えで弦を下から支えています。
糸千斤の良さは、皮などの変化に対応できて、締め直せるという事と、弦に対して辺りが柔らかいので指で押さえたりするというのに近い感じが有るからかも知れません。
固定千斤の難点は、皮の変化について行けないという事と、弦を支えるところが、金属のリングになっていて、割と金属音が出やすいところです。それをカバーする為に革や、ゴムを付けていますよね。
でも古くなったのをそのまま付けている人も多いので問題なのです、皮もゴムも疲労しますから。時々は取り換えてあげて下さい。
糸千斤でも、固定千斤のように、しっかりと支えるという方法はあります。書きたり無かったので今度書きます